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ANA国際線プレミアムポイント2倍キャンペーンがキター!

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ANA国際線2倍キャンペーンが発表されましたので、お伝えします。

プレミアムポイント2倍キャンペーン概要

概要は以下のとおりです。

対象路線 ANAグループ運航の国際線全路線

対象運賃 マイル積算可能な国際線全運賃

対象期間 2023年7月1日~12月31日

対象者  ANAマイレージクラブ会員

積算時期 月次で搭乗したプレミアムポイントを集計し、翌月末に積算

明細名  国際線 プレミアムポイント2倍キャンペーン

注意点  2024年1月13日以降にフライトマイルを事後登録された場合は対象外

例 羽田⇒ニューヨークをエコノミークラスMで搭乗した場合

通常プレミアムポイント:
区間マイレージ6,739×積算率100%+搭乗ポイント400= 7,139 PP
キャンペーンプレミアムポイント:
通常分がそのまま積算  7,139 PP
合計:
14,278 PP

まさにキターーーーーーであります。しかも、運賃や路線に制限がなく、期間が半年間となっています。これは海外発券の活用しないわけには行かないものであり、プレミアムエコノミーやビジネスはまだ高額であり、積算率の高いエコノミー(70%のHや100%のM)を活用し、140%から200%で積算すると国内線を超えるケースも出てきそうであります。

国内線でマイル修行のため、チケットを仕込んでいた人にとってはリルートするのか、そのまま進むかと選択が迫られそうです。

個人的にはタイミング的に行くのがベストなところは既に国際線を利用していますが、まだ、これから計画をしていた最中なので、嬉しい誤算であります。

国際線でのキャンペーンの兆し

今回のキャンペーンですが、その兆しは少し感じていました。

6月27日開催のANAホールディングスの第78回定時株主総会において、株主から国際線において7,000円均一キャンペーンをしたらどうかと言う質問に対して、芝田社長は以下の通り回答しています。

黒字となったのは国際線が牽引し、マーケティング戦略が良好に推移した結果である。日本発の国際線は弱く、インバウンドとアウトバウンドの両面でバランスをとることの重要性や官民連携でアウトバンドの促進をしていく。

去年のマーケティング戦略と言うと北米路線を大幅に増便した点やハワイ路線以外はあまり、印象にありませんが、プレミアムポイント2倍キャンペーンもマーケティング戦略だったのかもしれません。

そして、インバウンドとアウトバウンドの両面でバランスよくという事なので、日本人の需要も重要と考えているようで7,000円均一キャンペーンはやらずとも何か気やるのかなと感じていました。

最近、キャリア運賃の改定が続いており、何かあるのかなと思っていたらいきなりの国際線プレミアムポイント2倍キャンペーンでした。

国内線ではなく、国際線プレミアムポイント2倍

国際線の場合、区間マイルは国内線と比較すると長いため、プレミアムポイントは積算しやすいようですが、マイル修行をするような人に手が届く運賃はエコノミークラス割引運賃であり、積算率は30-70%であります。まあ、海外発券を活用すれば、高い積算率を狙うこともできますが、日程の組み立てが結構大変であり、日帰りや安いビジネスホテル1泊のような国内線マイル修行と比較すると手を出す人は少ないかもしれません。加えて、国内線は路線倍率2倍が効き、セール運賃も多いので手が出しやすい点も有ります。

手が出しやすい、イコール、たくさんの人が上級会員になろうとして、結果的に上級会員が増えているのかもしれません。国際線のラウンジと国内線のラウンジにおいて、スイートラウンジを比較してもやはり、国内線の混雑度は2019年以前と比較しても混んでおり、ドメ専の上級会員を減らしにかかっているようにも見えます。

一方で、国際線はアウトバウンドが弱いことも有り、マイル修行でも良いので需要を喚起したいところなのかもしれません。上級会員となれば、また国際線を利用すると言うサイクルができるので、しばらくは岩盤層になりそうでもあります。

以上から、プレミアムポイント2倍により、コスト面、ロジ面、安全面のハードルが下がり、国際線にシフトして欲しいように見えます。

最後に

少し前にプレミアムポイント2倍キャンペーンはないと記事を書きましたが、天邪鬼のように逆のことをやってきました。嬉しい誤算と言うか、そう書くと反対になることが多いので予想通りとも言えます。

ただ、国際線のみで期間が半年間と長期なのはやはり、日本人の国際線需要が元に戻っていないようであり、そのカンフル剤としたいようでも有ります。

まずはソウルかシドニーに行くことを考えようかな。

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