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ANA国内線・対象者限定キャンペーンが来たけど、また、しょっぺぇ!

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ANA国内線において、対象者限定キャンペーンが来ましたので、まとめてみました。

ANA国内線 対象者限定キャンペーン

2023年11月1日から開始の対象者限定キャンペーンは以下の通りです。

キャンペーン概要

期間中、キャンペーン条件(6回以上)を満たしたANAマイレージクラブ会員に、3,000マイルをプレゼント

キャンペーン期間

2024年1月1日(月)から2024年3月31日(日)搭乗分まで

対象運賃

マイル積算率100%以上の国内線運賃

ただし、マイル積算率が100%未満の国内線運賃を利用で、プレミアムクラスへアップグレードした場合はキャンペーン対象外とのことです。

対象路線

国内線全路線

コードシェア便を含む

マイル積算時期

2024年4月上旬

※マイルの種類はグループ3:用途・期間限定マイルとなり、有効期限は2025年4月30日と1年間となります。

キャンペーン登録が必要

そして、今回のキャンペーンは参加登録が必要であり、中身はどうあれ、対象者となったら、早々に登録をしておくのが良いと言えます。

コメント

正直、今回のキャンペーンはバカにしているのか? 俺はダイヤモンドなんだぞ! と大きい声を上げたくなるところでありますが、近年のコンプライアンス重視により、景品表示法を最優先に設定している事なのかも知れません。取締り機関にヒヤヒヤして、顧客目線が内容にも見えます。その逆は昔の損失補填みたくなるので何とも言えませんが。

それであれば、プレミアムポイント還元でもいいので、もっと乗る気にさせてくれるキャンペーンを張った方が良いとも言えます。

2連続の塩味キャンペーン

そして、今回、記事にしたキャンペーン前に出たキャンペーンが対象者限定ANA国内線ボーナスコインキャンペーンであります。こちらは全区間対象は同じなものの、マイル積算運賃はマイル積算可能運賃全てであります。

また、階段は6回以上のみのフラットではなく、その上に8回、10回と階段構成となっており、スカイコインは1,000スカイコインずつ増えていく算段となっています。

こちらも塩味なのですが、今回、11月からスタートしたマイルのキャンペーンも塩味であります。塩味のラーメンは函館だけで良いというくらいであります。しかも、塩味が海水のようなどぎついものでなく、塩としても記憶に残らないくらいのものであり、こんなキャンペーンをやるのが意味があるのかと思ってしまいます。

11月の国内線は空いているのか

今回、面白いのが、同じ時期にスカイコインとマイルのキャンペーンの対象期間が重なっている点であります。

これを穿って考えると11月に一気に6区間搭乗すれば、スカイコインとマイルの両方獲りが実現すると言えます。

しかし、今回のキャンペーンの注意点として下記が記載されています。

景品表示法の定めにより、当キャンペーンの対象となった方は、当社で同時期に実施する他のキャンペーンに当選できない場合がありますので、あらかじめご了承ください。

これが、全方面に対してなのか、支払った運賃に対して、コンプライアンスを判定するのか不明でありますが、やはり大盤振る舞いはできないようです。

何となく、ビジネスきっぷ・八丈ぐるぐるや大阪伊丹のビジネスきっぷ往復ではダブル獲得は難しい感じもします。

ではなぜ、さらに塩味が効くようなキャンペーンをするのかと考えてみると11月の予約状況が芳しくないのかも知れません。11月はレギュラーシーズンであり、それなりの需要はありそうですが、トクたびマイルの11月の設定路線をみると、結構路線が多岐にわたっており、特典枠をディスカウントするに至るような空席があると言うということかも知れません。

対象者限定キャンペーンは過去の利用状況が激減したり会員に対して展開されたりするケースが多く、前年比で国内線利用が激減している会員向けに展開しているのかも知れません。国際線PP2倍キャンペーンが効きすぎて、ヘビーユーザーはすでに店終いしているので、少しでも振り向いて欲しいということかも知れません。

以上のような困窮説ではないとすると、あまりに盛況であり、利益が出過ぎてしまうと来年度の実績達成のハードルが厳しくなり、予算消化的に今期の利益にヒットしない程度で、経費を使う施策を展開して、経費を消化しているのかも知れません。サッカーの試合で大きな点差がついて勝ち越している状況で、勝ち越しているチームが後半戦の最後にパスしかしていない状態に近いかも知れません。

プレミアム株主優待運賃で勝負

今回、11月では11月末までのスカイコイン付与の限定のキャンペーンと11月スタートのマイルキャンペーンが重複しています。ただし、上限を満たした場合でも、法令上の観点から両方の積算しない場合があると言うことであります。

一方で、11月と言うと、株主優待券の有効期限が11月30日に迎える月でもあります。目下、緑色の株主優待券は有効期間が2週間ちょっととなっており、店頭でも1,000円以下で購入でき、ネットでは番号通知のみでさらに安く取引されていたりすることを考えるとある意味半額運賃を当日とかでも確保できるとも言えます。

プレミアムポイント修行が師走になりつつある中で、まだ目標をクリアできていない人はハシタガネ金とも言える程度ではありますが、戦利品を得るために一気に株主優待券+プレミアム株主優待運賃(125%)積算で一気に6区間クリアすると言うのも良いかも知れません。

路線によっては景品表示法の規定を免れて、スカイコインとマイルの両方獲得ができる可能性もあります。

かなり、邪道な方法ではありますが、ラストスパートをこうした方法でマイル修行2023を〆てみるのも、塩味キャンペーン展開の逆襲ができるかも知れません。

最後に

またまた、塩味のキャンペーンが来ました。今年はANAカードでANA航空券支払いANAカードマイルプラスで結構、マイルが積算されており、国内線・国際線も積算率の高いクラスに搭乗しているのですが、何とも自分が不甲斐ないのかと思ってしまいます。

それであれば、逆手にとって、キャンペーンで100%以上の積算運賃が一番手に届く、プレミアム株主優待運賃で11月中に6区間搭乗し、ラウンジと機内で飲み放題を堪能し、プレミアムポイントとキャンペーンのスカイコインとマイルをしゃぶり尽くそうと思ってしまいます。

仮に、両方獲りができない場合でも、どうして景品表示法のリミッターに触れたかは検証でき、今回の施策が愚策かも判断でき、今後の対象者限定の施策を吟味できるかも知れません。今回、挑戦して、あとでカラクリを解説してみたいと思います。

時代劇の終盤、悪徳代官が 逆ギレして、"やってやろうじゃねえか、お奉行様" みたいな口上を吐き捨てる心境であります。結果的には3分ぐらいで負かされて、全滅するのですが。

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