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台北発券に活路はないのか、ソウル一択なのか

台北桃園空港(TPE)発券について、活路はないのか考えてみました。

空路では一番近い外国である韓国であるが

日本から直行便があり、近い国(地域と一応付け加えますが)となると韓国か台湾かRであります。Rは目下除外として、韓国と台湾を考えてみます。

韓国から最も近いゲートウェイは福岡空港(FUK)であり、ソウル仁川か釜山が定期便がある路線となります。前者は350マイル、後者は140マイルとなります。

一方で、台北への最短路線は那覇空港から台北桃園空港までは407マイルと意外と有ります。台湾有事の際とかは意外と輸送コストとかかかりそうであります。

このように最も身近な外国は韓国でありますが、プレミアムポイントというフィルタをかけると少し変わってきます。

韓国まで最寄りの福岡空港は羽田から567マイル、台北桃園までの最寄りの沖縄那覇空港までは984マイルであります。984÷567=1.7344倍であります。ここに、2倍やらが介入してくると3.5倍近くとなります。

そして、赤道方面を目指すとなると沖縄と台北は経路途上になり、時短と言う効果も有ります。そんな中で台北発券は魅力的とも言えますが、現在はレアな存在とも言えます。

台北発のキャリア

台北発で南に行く航空会社を考えてみると下記が代表的なエアラインであります。

チャイナエアライン

エバー航空

スターラックス航空

シンガポール航空

フィリピン航空

キャセイパシフィック航空

タイ国際航空

セブパシフィック航空

エアアジア

香港エクスプレス航空

タイ・ライオン・エア

香港航空

スクート

マリンドエア

ベトナム航空

チェジュ航空

中国東方航空

などと世界に名だたるフルサービスキャリアやアジアを代表するキャリアが乗り入れているTPEでもあります。羽田や成田よりも多いくらいであります。まあ、中国に真正面で乗り入れない効果も有ってか、世界各地からの特需なのかもしれませんが。

どこのキャリアが良いのか

おそらく、費用と快適さとダイレクトさを考えると上記のスクートがベストと言えます。風邪薬を飲んだ後のトイレみたく、かなりの黄色でありますが、日本円で約29,146円であります。エコノミーではなく、座席の広いプレミアムエコノミーであります。台北発が16時前であり、羽田から那覇を介して、同日中にアクセスできそうであり、チャンギ空港には21時前到着であります。チャンギ野宿がベストであり、空港内で徹夜をして、朝にクアラルンプールに行くのが良いでしょう。

そして、フライトとしては経由地がなく、直線で飛ぶので、急ぐ人には良いと言えます。エバー航空とかの台湾発券のプレミアムエコノミーとかはありますが、バンコク一択であり、チャンギ方面は厳しいと言えます。なにより、スクートが安いのは時間のせいでしょう。その分安いのはある意味、乗り得かもしれませんが。

那覇空港の充実度

日本国内のプレミアムポイント倍率・2倍を考えると少しでも国内線の距離を稼ぎたいところであり、沖縄那覇がベストと言えます。福岡空港と比較した場合、空港からのアクセスでは那覇市内、福岡市内(博多・天神)ともにどらちもアクセスはよく、片道15分ぐらいでアクセスできます。

また、アウトレットモールで言うと那覇空港はバスでダイレクトに行けるあしびなーがあり、福岡では空港からバスでダイレクトで行けるイオンがあります。この辺りでは政令都市の福岡と沖縄連合は互角とも言えます。

しかしながら、いざ、国際線のフライトで福岡空港と那覇空港の国際線ターミナルを比較するとターミナルが新しいだけあり、那覇空港の方が有利と言えます。搭乗手続きをして、エアサイドに行く手前の店舗は那覇空港の方が充実しており、飲み食いは那覇空港の方が良いと言えます。

一方でエアサイドに入ると免税店が多い福岡空港の方が充実しているようにも感じますが、マイル修行でアウトバンドは身を軽くしたい点ではあまりアドバンテージにもならないかもしれません。逆に言うと沖縄に来た外国人から最後にチャリンチャリンするポイントかもしれませんが。

以上、このあたりは意見は分かれますが、那覇空港から出国の方が、メリットはありそうです。

最後に

台北発券については、以前はKLMなど安かったりしましたが、今はGDP2位の国の影響も有り、大陸間フライトでは安い印象はありません。

一方で、ここ数年で勃興したLCCが充実しており、そうしたLCCのアッパークラスが余剰なのか不明ですが、お得であるようです。こうした路線を活用して、赤道近くまで渡って、プレミアムポイント修行を開始するのも選択肢と言えます。

ANA便に乗ったことがないなかで、赤道までいきなり、LCCとか利用するのは酷かもしれませんが、今の時代、それが酷なのかどうかも随分変化しているようであります。

アサナマタロウ閣下は台北までシルクハットをかぶって行き、それなりの発言をしており、台湾にはまだ行けそうなので、経由地TPEはあり得そうです。しかし、台湾、実は一番ゆっくりしたい場所ではあれますが。台湾の駅弁食べてみたいです。

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