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ANAはなぜ、桃園空港便を再開しないのか

台湾便の運行系統について考えてみました。

松山空港一択の復活

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松山空港(坊ちゃんの松山ではなく、台北のソンシャン空港)は台北市内にあり、東京ではのその位置感は表現できず、福岡空港か沖縄那覇空港が近いと言えます。ただソンシャン空港のターミナルから周辺の景色を見るとパイロットにとってはなかなか厳しいルートなのかもしれません。とは言え、台風以外は基本的に落ち着いている天候なので、それほど不安定さも限定的と言えます。

何よりも、松山空港は都心部であり、タクシーとでも1,000円くらい、時間にして15分以内にホテルから到着できたりします。

松山空港から歩いて行けるところに24時間のサウナがあり、安いので滞在したことがあり、そこはデパートの最上階にあり、へぇー台湾はこんな複合施設があり、大浴場も本格的な岩があったりとしており、東南アジアの公衆浴場と比較すると熱くて気持ちよく、綺麗であり、イオンの地方のモールよりも進んでいると思いました。

まあ、実際利用するとベストテンのようなミラーがあったりとこの世はミラクルワンダーランドではありましたが。

色々ありますが、松山空港は台北中心の旅行者やビジネスマンには便利であり、ANAでは最高のサービスで単価を上げてここに、集中することが最大の利益が上げられると言う事かもしれません。

以上から、松山に一択し、貨物はスターアライアンス便との提携で一定の利益を確保して台湾路線の利益を成長させていくというのが狙いかもしれません。

まあ、C言語というか国のリスクがあるので、深くは入らないと言う理論もあるようです。戦前を考えると戦前の人たちは凄かったともいえ、そうした事があるからこそ、現在に種が残っていると言う事かもしれませんが。

桃園・松山空港ともにアクセスは至便

台北桃園空港は台北中心部にある台北駅からMRTでダイレクトアクセスできます。そして、桃園空港からさらに先の台湾新幹線とも言える高鐵桃園駅までも接続されており、ターミナル1からでも20分程であります。

それ以前からあるダイレクトバスについてもあり、こちらも25分でアクセスできるので便利と言えます。

東京で考えると東京駅から羽田までダイレクトの鉄道があり、羽田から先に新横浜駅までダイレクトに鉄道があるのに近いかもしれません。

そして、高鐵桃園駅からは高速鉄道で台中、高雄方面にアクセスできるので、新横浜から静岡や名古屋にアクセスできるような感じてあります。

もちろん、松山空港から高鐵台北駅までも近いので、台中や高雄までも遠いと言う事はなく、羽田空港が二つあるような台北であります。

そういう意味では、台中や高雄に行く場合は羽田からでは松山、羽田以外の空港からは桃園空港でも良い(ANA便は利用できませんが)で良いのかなと感じてしまいます。

まあ、日本は羽田と成田の最大活用をもっと真剣に考えていれば両空港とも東京都心以外へのアクセスもかなり至便になっていたとも思えます。

ソウル仁川と同じ道

仁川空港ターミナル増床中

ANAでは以前はソウル仁川便は成田、ソウル金浦便は羽田と棲み分けていましたが、現在は金浦便一択であり、MAX往復しています。

仁川線、以前は、スターアライアンスのソウルアクセスとしての意味もありましたが、それももう四半世紀ぐらいには役目を終えており、貨物便のほうが成田=仁川としては大きいのかもしれませんが、それも成田に仁川から引き込むまたは成田から仁川にワンキャリア・ワンストップで送り込むのがベストかと言うと、それは政治というか経済の責任なのかもしれません。

そして、台北桃園空港便については2019年以前では2往復程度ANAの787または767が運行されていましたが、今はそれがなくなています。

先述のとおりの民間利用者が松山空港で満足となったのか、台北以外へのアクセスでは全国各地から桃園空港へのアクセスが多くなってしまい、わざわざ羽田に行くことが安近短の旅を狙う上ではマイナスになってしまったのかもしれません。

そう考えると、ソウルと同じで、ビジネス需要はソウルにいち早くアクセスできる金浦の便数拡大、それ以外は貨物は何とかスターアライアンス便でカバーしてそれほど需要がない、日本各地から観光需要はLCCにお任せしたほうがプロフィッタブルと言う事なのかもしれません。

株価が33年ぶりに最高値更新とか浮かれていますが、その33年間に成人となり、老人にあしを突っ込みそうな今となると恨み節を吹いてしまいそうであります。

まあ、それは置いておいても、さびしい熱帯魚な現実であります。もし、別の次元で世の中が進んでいれば、熊本や長崎から台北や高雄などへのフライトも日系キャリアから太く存在したかもしれません。

最後に

マイル利用でTPEジャンクションでマイル数少ないフライトを重ねたりするとなると難しいかもしれませんが、まあ、色々な道があります。猪木師匠も「迷わず行けよ、行けばわかるさ。」であり、マイル修業は実施後の満足感と反省はつきものであります。ただ、それを進めないと誰にも何ともならない事実であります。

どんな状況に事変しても、続けるかルート変更するが、時期的に撤退するかそんな判断をするのがマイル修業の最大の醍醐味と楽しみであります。直下では、大打撃となりますが、過去を振り返ると良い記憶となります。

まあ、結果的に、長く続けると大損とか大儲けなの世界かもしれませんが。

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