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ワンワールドとスターアライアンスどちらが良いのか

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スターアライアンス

世界のフルサービスキャリアでのアライアンスはスターアライアンス、スカイチーム、ワンワールドとありますが、その中でANAが加盟するスターアライアンスとJALが加盟するワンワールドのどちらが良いか考えてみました。

各アライアンスの状況

フルサービスキャリアは3極化しており、各アライアンスのスペックは下記のとおりです。

スターアライアンス 加盟キャリア 26社/就航都市192か国/保有機材約4,600機

スカイチーム    加盟キャリア 19社/就航都市 187か国/保有機材約2,800機

ワンワールド    加盟キャリア 13社/ 就航都市 158か国/保有機材約3,500機

スターアライアンスに次いでいで登場した世界連合・ワンワールドですが、規模的には後発のスカイチームに後塵を拝していると言えます。2020年4月にはモロッコの航空会社・ロイヤルエアモロッコが加盟し、14社となりますがまだまだのようです。

スターアライアンスはアライアンスとしては盤石とも言える加盟キャリア数、保有機材であり、同加盟のメガキャリアは共同事業を積極的に展開しており、スターアライアンスが最も安心と言う感覚があります。

一方で、3アライアンスの中で最も後発ですが、就航都市を増やしているスカイチームはコアな結束力が高く、今後、浮動的なキャリアをワンワールドから囲い込めば、かなり世界中で利用できるアライアンスとなります。

スカイチームは日本ではANAはスターアライアンス、JALはワンワールドと二極化しているため、存在感は薄いですが、積極的に海外に行き、南米や東南アジアなど頻繁に行くようであれば、ワンワールドよりも良いかもしれません。

LATAM脱退の余波

LATAM

LATAMは2019年9月末でにスカイチームの盟主とも言えるデルタが同社株式の20%を保有したことにより、ワンワールド脱退する予定です。

通常、アライアンスを離れる場合には1年程の猶予期間を設定し、実際に今回の離脱も2020年9月末を予定していました。

しかし、デルタのプレッシャーなのか、LATAMの忖度なのか、当初の予定よりも半年前倒して、2020年4月末にワンワールドを離脱します。

www.jal.co.jp

問題としては、わずか3か月前の告知でマイル加算に不利益が生じており、LATAM側の強引なシャットダウンが感じられます。JALマイル修行2020を計画している場合には打撃と言えます。

JALマイレージバンクの特性として、コートシェア便に基づき、FOPが積算されるため、JAL便名としてLATAM運行でも積算はされますがそ影響は大きそうです。

LATAMはもともとLANチリとTAMが一緒になった企業で、TAMはもともとスターアライアンスでしたが、ずっと昔からワンワールドにいたLANに合わせて、LATAMに合わせてスターアライアンスに移行しています。

さらに資本の異動の影響からか、わずか5年でまた、アライアンスを脱退します。 

個人的にはTAMは航空券の払い戻しに3か月かかるなど過去ではありますが、あまり良い印象はなく、スターアライアンスから外れて良かったと感じています。

逆に考えると、LATAMのスカイチーム加盟の確認ができれば、スカイチームでスカイプライオリティを目指すと言うのもスペックとしては貧弱なワンワールドよりはパワーアップするスカイチームでの上級会員を目指すのも良いかもしれません。

まとめ

JAL

航空連合としては初の航空連合として、ずっと一番のスターアライアンスがもっとも安定していると言えます。日本の航空会社としてANAも加盟しており、利用のしやすさも一番と言えます。

一方で、ワンワールドはアライアンスの数が少なく、アジア・オセアニアではJALやキャセイパシフィック航空、カンタス航空が加盟しているため、不便は感じませんが、加盟しているアライアンスが少なく、不安定かもしれません。

LATAMの脱退表明から提携の解消までのプロセスを見ても安定感はなく、マイル修行をする場合は少し考えた方が良いかもしれません。

しかし、JAL一択であれば、JALマイレージバンクの特性(JAL便名がついていれば、アライアンスを超えてもステータスポイントが付与されるなど)やJALがアライアンスを超えて、共同事業を構想しているなど、JAL中心のフライトであれば問題はありません。 

世界中を旅する場合には、スターアライアンスの方が良く、もう一つ利用するとすればスカイチームを候補にするのが良いかもしれません。

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