ANAマイル修行となるとクアラルンプール発券と言うのは以前から言われていますが、2020年は混迷からのスタートであり、やはりクアラルンプール発券の強さをまとめてみました。
ANAマイル修行ルートは色々
国内線の早期割引を利用した国内線門のマイル修行では、沖縄を核として羽田や神戸などのルートが主力となります。
海外では、シドニー発券やオーストラリア発券のクアラルンプール発券でも日本を飛び越えてアメリカに行くルートも主力となっています。
マイル修行と言っても、以前と比較するとバラエティーに富んでいます。
個人的には、ANAが2020年に大量に就航する欧州路線をどのように調理しようか考えていました。
新型コロナの先行き不透明
新型コロナウィルスがあれよあれよと言う間に拡大している一方で、その対策が隔離しかない現状に、不安心理がその増殖よりも速く、拡大しているようです。
ワクチンの開発など根本的な解決がはっきりしない現状では、震源地でかつ感染者がもっとも多い、中国から遠ざかると言う心理になってしまいます。
そうしたことから、下記のようなことも起きています。
中国の移民管理局によると、1月30日時点で北朝鮮やフィリピン、マレーシア、カザフスタン、シンガポール、モンゴル、サイパンで中国からの入国やビザ発給などを制限している。日本や韓国、英国、フランスなどでは、中国からの入国時に健康状態についての申告書の提出を求めている。
海外発券の際に、その往路にエアチャイナを利用の場合、上記国では入国が制限されてしまう可能性があります。
また、欧米では中国経由の場合、入国に時間がかかると言うこともあるようです。また、アジア人と言うだけで、色々なアクセス制限も出てきているようです。
実際のリスクは低いとしても、中国系のキャリアを利用して欧米やアジアに行くことにより、マイル修行を貫徹できないリスクも出てきています。
また、欧米、地理的に世界各地から離れたオーストラリアとかもいずれ、アジアからのアクセスに対して、手間と時間がかかるようになるかもしれません。
前回のパンデミックの収束までには半年以上かかっており、今年で言うとゴールデンウィーク以降になってしまうかもしれません。
やっぱりクアラルンプール発券
こうしたなかでも、クアラルンプール発券は日本から直行便でアクセスでき、ANAの場合は7月までは毎日ダブルデイリー運航のため、入国しなくとも往復も可能です。
飛行機に乗ることはリスクでありますが、それ以外のリスクはもっとも軽減できて、もっとも良いプレミアムポイント単価を獲得できるルートと言えます。
ただし、クアラルンプール発券のアメリカ行きは単価もよく、プレミアムポイントを大量に獲得できますが、当面は東京で折り返すか、国内線を追加して、稼ぐのがベストかもしれません。その分、回数をこなすこととなり、悩ましいところです。
最後に
新型コロナはマイル修行にとっては大打撃であり、その収束方法が不透明と言うこともあり、風評被害に拍車がかかり、本来のリスク以上にマイル修行に打撃を与えていると言えます。
しかし、クアラルンプールルートのマイル修行はリスクが比較的低く、クアラルンプールマイル修行を早期に色々と固めておくのが良いかもしれません。結果的に殺到し、修行単価での予約が取れなくなる可能性もあります。