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【搭乗記】ライアンエアー9016便 バルセロナからフェズ(モロッコ)LCC搭乗で失敗しない方法とは

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LCCとしては世界的に有名なライアンエアーに搭乗しましたので、お伝えします。トラブルもあり、いい経験となりました。

東のエアアジア、西のライアンエアー

LCCと言えば日本で言えば、ジェットスターやバニラエアー、春秋航空、エアアジアなどが有名であり、アジア内でエアアジアが大手であることも、かなり飛行機に乗る方であれば、周知の事実であると言えます。

一方で欧米でのLCCと言うとアメリカではサウスウエストが有名であり、欧州ではイージージェットやライアンエアーが有名であります。そのなかで、ライアンエアーは旅客数では世界最大規模を誇り、メジャーと言え、西の横綱と言えます。東の横綱と言えるエアアジアは比較的、フルサービスキャリアに乗り慣れた人でもそれほど違和感なく搭乗できますが、東の横綱ともいえるライアンエアーはそうはいかないです。

たけのこ剥ぎ商法

ルートマップ

ライアンエアーは日程と時間帯によっては、驚異的な運賃を提供しており、手荷物を持たなく、自宅でプリントアウトして、セキュリティゲート、搭乗ゲートを通過すれば、追加料金フリーですが、手荷物が増えた、搭乗券を印刷してこない場合は、そのたびにどんどん課金されていきます。

あまり良い例えではありませんが、野球拳のように一枚一枚衣類を脱いでいく際に手数料が発生するたけのこ剥ぎ商法と言えます。

搭乗記

無駄なチェックインカウンター

ライアンエアー
今回搭乗するにあたり、バルセロナからフェズまでの片道運賃は2,000円程でしたが、手荷物や優先搭乗、座席指定などを考え、一つ上のプランを購入しました。南米からバルセロナへの到着は遅れたものの4時間弱の乗り継ぎ時間を設定していたため、T1からT2に移動し、ライアンエアーのカウンターに。搭乗券をもらうために、行列に並び長い行列でもないにも関わらず、30分以上かかり、カウンターに行くと、「紙の搭乗券発行には15ユーロかかる」と言われ、さらに、「代金はチケットオフィスで払ってください」と言われ、そのカウンターを見ると長蛇の列であり、「モバイル画面の搭乗券でも良いか」と聞くと、係員は職について間もないのか、スーパーバイザーに確認して「OK」と言われたため、モバイルチッエクイン画面を写真に保存し、セキュリティゲートに。事前に行列入口に説明があれば幸いですが。

紙の搭乗券が有償で必要なら、最初からカウンターレーンの入り口に有料と書き、代替の方法を明示するのが正しいと思いますが、情弱から少しでも収益を上げようとするのかわかりませんが、優しくない対応です。

搭乗2時間前であり、セルフチッェクインは有効であり、キャプチャー画面を保安検査場(優先レーン)でバーコードリーダーにかざすと問題なく、通過でき、結構便利と感じます。最初からこうした方がいいとさえ感じてしまいました。

そして、時間があるため、LCCターミナルともいえるT2にある有料ラウンジで過ごした後、非シェンゲンゲートでスタンプを押してもらい、ゲートに。 

ゲートに行くと遅延が。LCCはこんなものであり、30分程待つと、搭乗便が到着。到着から搭乗までの時間は予想外に短く搭乗に。きちんと清掃や整備をしているのか怪しいくらいでした。

購入したチケットは優先搭乗ができるため、優先レーンに構え、搭乗へと待機。いざ搭乗となると、「ビザは?」と言われ、日本人は3か月以内の滞在の場合は不要と答えると、「それを証明するものは?」と言われ、出国を許可したスペインの出国のスタンプを示すと搭乗することができました。これでいいのかと思いしまたが、無事に搭乗することができました。

搭乗

搭乗

機内

そんなこんなで搭乗ゲートを通過し、シートに。シートは事前に予約した1Aに。幸いにも隣席が空いており、長距離フライトではありませんが、ラッキーであります。足元は当然余裕があり、離陸時は客室乗務員が目の前にいて、気まずいですが、眠気もあり、あまり気になりません。

1A

なかなかドアが閉まらない状態が続き、何事か思うと、どうやら搭乗券を持たない輩が搭乗しており、防犯カメラで特定されたのか、セキュリティが乗り込んで引きずりおろしていました。単なる逃亡だとあまり影響はないのでが、危険と紙一重だったと言えるかもしれません。

セーフティボード

シートピッチ

離陸

滑走路

離陸

エル・プラット空港は夕方となると混雑しており、離陸まで時間がかかります。多くの飛行機の離陸音を聞き、自便の離陸となります。短距離のため、すぐ離陸し、バルセロナ臨界工業地帯を臨みに、アフリカに向かいます。アフリカまではそれ程遠くありませんが、大陸間フライトであり、国際線の感じは機内にも漂います。

エルプラット上空

機内サービス

機内

LCCは、基本的に機内サービスは有料であり、オーダーは有料となります。一方で、有料のため、購入するとキャビンアテンダントは喜んで用意してくれます。フルサービスキャリアにおいてエコノミーでは対応が悪いこともありますが、LCCでは売り上げがかかっているためか、注文が多いほど笑顔で対応してくれます。この点はLCCは良いと言えます。

機内注文

白ワインとプリングルス(ポテトチップス)の組み合わせの場合、セット割引での提供のため、注文してみました。フルサービスと比較すると暖かい食事でもなく、ボリュームも少ないですが、それを引いても余りあるほどの運賃であり、機内サービスは納得と言えます。

着陸

出発は遅れたものの、到着は待たされることなく、到着します。フェズ空港では、ボーディングゲートはなく、タラップを降り、地上を歩き、入国審査に向かいます。いつモロッコを出国するかなど聞かれずにスタンプを押され、70カ国目の訪問国となりました。税関審査もスルーであり、さらっと入国となります。ただし、撮影不可でありまか。

到着フロアにはキヨスクがあり、プリペイドSIMの販売を聞くとモロッコの国営のキャリアのSIMが2GBにて800円程で販売しており、即購入し、設定してもらいました。auの世界定額はモロッコでは対象外のため、重宝するSIMであります。

キオスクを後にして、外に出るとタクシーの売り込み攻撃に合うかと思うと、スルーされ、移動の確保に不安を感じつつも、フェズ空港のモニュメントを撮影、人だかりに戻り、タクシーと質問すると、ネットで書かれているレートよりも安くホテルまで行くことができました。

フェズ空港

最後に

ライアンエアーは安いですが、安いには安い理由があり、その理由をうまく活用して利用するのがベストと言えます。日本やアジアLCCの場合、フルサービスキャリアとの対抗もあるため、著しくサービスに格差を感じると中々利用してもらえないこともあるため、バランスをとっていると言えます。

しかし、欧州では、そうしたことはなく、容赦ない課金が待ち構えているため、事前の情報収集とスタッフが理不尽な対応の場合は、きちんと説明をすることが必要であり、そうしたハードルをクリアすれば格安で利用できると言えます。このようなLCCは、情報を集めて、一番安くなるような利用方法が最適と言えます。 

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