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【勝手に妄想】ANA プレミアム旅割28の予約・販売期間拡大はメリットなのか

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プレミアムクラス

プレミアム旅割28はクラス最安級でプレミアムクラスに搭乗できる運賃といえますが、その反面、上級クラスでありながら、28日前に購入が必要、購入後の予約変更不可、直前の旅行取りやめに伴う取り消し手数料が高額といった面もあります。

このようなプレミアム旅割28が今回、予約購入できる期間が拡大されたるため、メリットとデメリットを妄想してみました。

2017年10月29日以降のご搭乗分からの変更点について

「プレミアム旅割28」・「プレミアム特割」の予約・販売期間が拡大します!

これまでは、搭乗日2カ月前から購入可能でしたが、「旅割」や「特割」と同じく2カ月以上先の分まで予約・購入いただけるようになります。

プレミアム旅割28

ANAホームページより

今回、2017年10月29日以降のご搭乗分(一般の予約購入は2017年8月29日9:30から、ダイヤモンド・プラチナ会員は2017年8月27日11:00から)より現状の2カ月(裏技なし)前から2カ月以上に変更となり、スタートする8月29日(ダイヤモンド・プラチナ会員は8月27日)においては、2018年3月24日までの搭乗分(最大約7カ月先)のプレミアムクラス旅割28またはプレミアム特割で予約購入できるようになります。

これまでは、プレミアム旅割28は実質約1カ月しか予約・販売期間はありませんでしたが、今後はそれが大幅に拡大します。

プレミアム旅割28の割り当て数

シートマップ

ブレアムクラスは普通席と比較して座席数は少なく、大型機であるボーイング777シリーズ(国内線仕様)で21席、ボーイング787-9で18席、ボーイング787-8で12席、ボーイング767で10席、ナローボディ機では8席と限定されています。

この中で、プレミアム旅割28の割り当て数は小型機では1-2席、大型機では最大10席程度割り当てられていると想定されます。

プレミアムクラスはビジネス需要も一定数あるので、販売期間は拡大しても、割り当て数に大きな変更はないと思われますが、販売期間拡大で色々な調整は可能になると想定されるため、割り当てが場合によっては増えるかもしれません。

予約・販売期間拡大によるメリット

利用者側にとっては、搭乗する日が確定している場合は、これまでは搭乗する2カ月前を待って購入しないといけませんでしたが、ほとんどの場合、それが解消されるでしょう。人気日以外では、予約忘れや思いついた日にはプレミアム旅割28で購入できなかったということがなくなるメリットがありそうです。

提供者側にとっては、連休や土日は人気があるかもしれませんが、閑散期の平日などは1か月間で座席が埋まらないと残りは高い運賃で空席を埋めていく必要があったものが、期間の拡大により、埋めやすくなり、確実な搭乗が期待できるため収益的にもメリットがありそうです。また、早期に繁忙期と閑散期のプレミアムクラスの販売状況が把握できるため空席・満席対策がしやすくなるのではないかと思います。

予約・販売期間拡大によるデメリット

利用者側にとっては、いままでは2カ月前に人気日1日だけを狙いに行くことができましたが、これからは複数の人気日が一気に予約開始となるため、予約が分散される可能性もありますが、どの人気日も予約できないことも想定できます。

提供者側にとっては、人気日はプレミアム旅割が完売であれば、高い運賃で搭乗してもらうのでデメリットは少なそうです。

アップグレード

さらに、提供者側がプレミアムクラスの空席を確実に埋めてくると搭乗日当日には搭乗確定の予約が多くなり、当日いきなり空席が発生する可能性が低くなります。そうすると、当日のアップグレード機会が少なくなるのではないかと思います。

プレミアムクラス誕生10年

プレミアムクラスシート

プレミアムクラスは2008年4月にサービスを開始しており、2018年4月で10年となります。開始当初はそれまでのスーパーシートプレミアムの焼き直しと言った感もありましたが、現在となっては独自のサービスへと変化しています。シートに関しては大型機を中心に設置されているレザー張りのタイプのものがリリースされたのが2013年くらいですので、5年経過し、そろそろ新しいシートが出てもおかしくはないと妄想してしまいます。(いまだにファブリックタイプも健在ですが)10年の節目なので何か新しいことを期待してしまいます。

最後に

プレミアムクラスからの景色

妄想してみると提供者側にメリットが多そうであり、一部のプレミアムメンバー継続マイラーにとっては先の予想まで計画しやすくなるのでメリットはあると思いますが、プレミアム旅割28で予約できる確率が改善されるわけでもなさそうなので、そんなに改善も改悪もないのではないかと思います。

上級会員には一般の予約者より早期に購入できる特典はこれまで以上にメリットがパワーアップすると言えます。しかしながら、早期特典につられて空席のあるうちに超早期購入をさせられ、他社への鞍替えをしようとした時には取消手数料が発生し、他社に鞍替えできないといった「携帯の二年縛り」のような現象が起きてしまうかもしれません。提供する側にとっては、優良顧客を束縛できるわけですが、本来は優良顧客にはもっと自由に利用できるようにするべきでないかと妄想してしまいます。

個人的なことを言うと、最近は国際線でのプレミアムポイント獲得が中心となっており、プレミアムクラスを利用する際はプレミアム旅割にはかなわないものの、変更可能で搭乗日当日でも購入可能なプレミアム株主優待割引運賃が主体なので、プレミアム株主優待割引運賃に対して、昨年改定された繁忙期の座席制限に加えてさらなる改定があるとそっちの方が驚くかもしれません。
 

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