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新潟横断・ラーメン紀行 毎食が麺でも飽きない

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新潟駅

新潟県を横断して、ラーメンを食べ比べてみましたので、お伝えします。

新潟ラーメンの特徴

新潟はラーメン王国であり、そのバリエーションが多い場所でもあります。北海道で言うと札幌の味噌、旭川の醤油、函館の塩のように大別できますが、もっと細分化されています。

新潟五大ラーメンと言われるの以下のとおりです。

長岡生姜醤油

燕背脂

新潟濃厚味噌

新潟あっさり醤油

三条カレー

以上にカテゴライズできますが、とんこつやゴマ、担々麺、焼肉ラーメンなど多岐にわたっています。北海道もそうですが、国土面積が広いと色々とバリエーションがあるようです。

今回は5大ラーメンを中心に地域別に歩いてみました。

新潟市

新潟市

新潟市は日本海沿岸では最大の都市であり、78万人程のの人口があります。市の面積も広く、国道7号線と8号線が市を東西に貫いています。

新潟濃厚味噌 東横

東横 紫竹山本店

仕事を終えた後、新幹線に飛び乗り、20時前に新潟駅に到着。ホテルにチェックインし、同店に向かいます。市内に数店舗あり、姉妹店は新潟駅からも近い場所にありますが、今回は元祖新潟濃厚味噌東横紫竹山本店に行ってみます。

新潟駅南口からは徒歩で15分程でたどり着きます。台風によるフェーン現象のせいか、歩くだけで汗が吹き出します。

店舗内

週末の21時前と言うこともあってか、飲みに行く人が多いのか空いていました。ラーメンの他にから揚げやギョウザもあります。また、子供や学生にはアイスキャンデーの無料サービスがあるのも特徴であります。写真右中央のミニ冷蔵庫がアイスです。

エアコンがキンキンに効いており、汗が冷えて寒い位となります。

元祖 濃厚味噌

元祖新潟濃厚味噌のポスターがあり、新潟県内の味噌としてはやはり元祖的な存在と言えます。今回は新潟濃厚味噌850円をオーダーします。

東横 新潟濃厚味噌

通常盛りなのでそれほど、量はありませんが、もやしときくらげとろけてしまうようなチャーシューが少し載っています。

早速、スープを口に入れてみます。脳天に塩を振りかけられたようなしょっぱさがまず来ます。

割スープ

濃い味なので、合わない人には割スープもあります。ただ、個人的には、お酒も既に入っていたので、塩辛い位が良く、一気に食べてしまいました。

最後の締めに余ったスープに割スープを入れて、飲み干すような感じでした。

本店は22時まで空いていたりします。駅からは少し遠いですが、愛宕店はモダンな造りだったりします。この日はこれでおしまいです。

元祖新潟濃厚味噌東横紫竹山本店

味噌 濃厚 豚など

新潟県新潟市中央区紫竹山1丁目8-20

営業時間 11:00~22:00

新潟あっさり醤油 三吉屋

新潟 三吉屋

次の日は朝、10km近く走り、ラーメンウェルカム体制とします。ホテルを10時過ぎにチェックアウトして、向かいます。

今回はあっさりラーメンの三吉屋((さんきちや)に向かいます。同店も複数店舗があり、古町などの繁華街のある新潟島に2店舗あり、新潟駅近くのけやき通りがあります。次も有るため、駅から近いけやき通り店に行きます。

三吉屋 けやき通り店

営業時間は朝11時からであり、15分前に到着しました。5分くらい前に開けてくれて、席に通してくれました。カウンター席とテーブル席が少しと広くはない店舗であり、早めに並んだ方がいいかも知れません。

今回はチャーシュメン(普通)800円をオーダー。ホノルルで食べる1/3の値段であります。

三吉屋チャーシュメン普通盛り

一番乗りであり、オーダーしてから4分くらいで到着です。ちょうどAM11時です。シンプルにスープに麺とチャーシューであります。ナルトがアクセントです。

すっきりしていますが、あとを引く旨味であり、箸は休まることなく、一気に食べ干します。

三吉屋 チャーシューメン

5分程でスープまで飲み干してしまいました。会計をすました時点で11:06でした。

新潟駅 上越新幹線

と言うことで、予定を前倒しして、11:20の新幹線で長岡に向かいます。新幹線で県内をワープできるのも新潟らしいところであります。

新潟平野

今回は小麦の旅ですが、新潟平野では黄色くなった田んぼが見えます。この後は新米に新酒と続くことでしょう。

長岡駅には昼前に到着し、荷物をコインロッカーに預けて、長岡市内某所に向かいます。

三吉屋けやき通り店

醤油 すっきり 煮干し、豚、野菜

 新潟県新潟市中央区米山1丁目6−10

11時00分~13時45分 17時30分~20時30分

長岡市

長岡市

続いては新潟第二の都市の長岡市であります。何となく、田中角栄の印象が強い都市であり、現柏崎市の生まれでありますが、越後交通などが長岡にあるため、その印象が強いようです。

平成の大合併までは海のない市でしたが、角上魚類の本部がある寺泊と合併して海のある都市となっています。

いち井

いち井 長岡

新潟5大ラーメンからからは外れますが、ネットでの評価が高いラーメン店に行ってみます。

宮内駅

最寄り駅は信越線と上越線が分岐する宮内駅から歩いて15分程であります。

青島ラーメン

宮内はラーメン店が多く、長岡生姜ラーメンの筆頭格である青島食堂は複数店舗があります。青島食堂は秋葉原にも店舗があり、今回はスルーします。

いち井 店舗

結構小さな店舗ですが、お昼ど真ん中に着いたので行列ができています。

いち井 行列

行列1m進むのに3-5分かかります。夏場は日傘も用意されていたりします。近くに上越新幹線の高架がありますが、新幹線の走行音は35分くらいの待ちの間に一度しか聞けませんでした。

いち井 メニュー

新潟では異端な塩のみであります。トッピングは海老わんたん、岩海苔、焼き海苔と味玉、そして、味玉であります。岩海苔が旨味のマリアージュで良さそうですが、胃の中で膨らむため、今回は海老わんたんと味玉をアドオンしました。トータル1250円です。

外で35分待ち、オーダーしてから10分待ち、ようやく対面であります。

いち井 塩 味玉

味玉やワンタンなど椀の中は贅沢であります。新潟のラーメン全般でありますが、丁寧と言うか真面目と言うか、荒っぽさがなく、とても研ぎ澄まされていると言うのが特徴であり、その代表かも知れません。

こちらも繊細で且つ、ボリュームはそれほどてないために、一気に食べてしまいました。待ち時間は45分、食べるる時間は5分であります。

これまでの3食、いずれもハイレベルであります。

四季島 宮内駅

ご満悦で宮内駅に戻り、長岡行の普通列車を待っていると四季島が通過していきます。150万円かけて、青函トンネルの在来線と新幹線の分岐は見てみたいところでありますがね、150万円も有れば世界3周ぐらいはできそうであり、悩みどころであります。

いち井

塩 焼きあご すっきり

 新潟県長岡市曙1丁目1−5

11:30~14:00頃

長岡生姜醤油 たいち

ラーメン たいち 長岡

長岡駅に戻り、手荷物をロッカーから回収してホテルにチェックインします。前日、飲み残していたお酒を新潟のホテルでランニング後に飲み干して、ラーメンを2食したこともあり、昼寝をしてしまいます。

目覚めて、シャワーを浴びて再起動して、長岡本場の生姜醤油を堪能しに行きます。長岡醤油でローカルでは評判がある、たいちに行ってみます。

長岡駅からは離れており、むしろ北陸自動車道の長岡インターの方が近い位であります。長岡駅から同店に行こうとすると頻繁にバスが運行されている2番乗り場の江陽団地行きのイオン前で降りて、1kmほど歩くこととなります。

たいち ギョウザ 自動販売機

営業自粛時代の功績なのかギョウザの自動販売機がありました。

チャーシュー別売り

カウンター席に通されましたが、目の前にはチャーシューの塊のレプリカがありました。チャーシューの塊は別売り持ち帰りが可能であり、こうしたところでも緊急事態宣言の営業自粛で来店者数が減る中での経営安定策が展開されていました。

今日は3杯目のラーメンであり、シンプルに醤油並盛800円としてみました。

たいち 生姜醤油

新潟のラーメンで生姜醤油は割と食べたことがあり、青島食堂と比較しても濃く、美味しいです。特にチャーシューのたまり醤油感が堪りませんでした。こちらも5分程で完食となりました。

らーめん たいち

しょうゆ、塩、特盛がインパクト

新潟県長岡市堺東町50

11:00〜20:30(土日祝日10:00時から)

大手大橋 長岡

帰りはバスに頼らず長岡駅前まで歩いてみました。この日は朝ランも含めて30kmも歩いていました。次の次の日に腰が若干痛くなりました。この日はこれでおしまいです。

加茂市

加茂市

加茂市は新幹線の燕三条駅からでは、三条市の北にある街であります。北越の小京都とと言うことであります。

北越の小京都

燕や三条の方がラーメン店では有名でありますが、今回は加茂に行ってみます。

長岡駅快速

長岡駅から快速で行けるため、比較的楽です。

北雪 大吟醸

朝から少量ではありますが、地場の大吟醸をいただきます。食前酒です。

成龍

成龍 加茂市

今回は加茂市にある新潟を代表する背油ラーメンで有名な成龍に行ってみました。同店は新潟以外の人でも認知度がある杭州飯店(燕市)から暖簾分けして生まれたお店であります。

杭州飯店の骨格がありつつも、オリジナリティに期待ができます。

加茂駅西口

加茂駅の西口から歩くと15分ほどかかります。やはり、フェーン現象で汗だくとなってしまいます。前に並んでいた人も汗だくであり、駅から歩いてきたようです。

成龍 店舗

開店前から行列であり、今回の食べたお店では一番時間のかかった店でもあります。前に8人しかいませんでしたが、店舗の大きさと製法の問題からか座ってからも10分以上待ちました。

成龍 メニュー

今回は折角なので、またまた肉肉しくチャシューメン1000円にしてみます。

成龍 チャシューメン 1000円

結構待たされましたが、THE 新潟とも言うべき背脂たっぷりのラーメンであります。残念ながら、チャーシャーが多すぎて、背脂や玉ねぎが目立たないのは残念ですが、杭州飯店踏襲の正統派の背脂ラーメンであります。

チャーシューの肉厚は気になりますが、杭州飯店とかもそうであります。また、麺も極太でありますが、なぜか、喉通過は早いのもマジックであります。

容器は金物の街、燕市にちなんでかわかりませんが、ステンレス製であり、保温性を高めているようです。

上部は背脂で保温、サイドはステンレスで保温と言うことで、冬場は身に染みるあったかいラーメンとなりそうです。

肝心の味については、杭州飯店や昨年ぐらいに閉店した新潟駅から歩いて行けるぐらいのところにあった背脂ラーメンのお店と比較しても、上品と言えます。杭州飯店とどちらが良いかと言えば、どちらも行きたいと言う感想です。

成龍 

醤油、背脂、煮干し

新潟県加茂市柳町2-4-20

11時00分~14時30分, 17時00分~19時30分

東三条駅

加茂から東三条に行きます。本当はカレーラーメンを堪能しようと思ったのですが、時間と胃袋の調整不足と言う計画ミスでスルーとなってしまいました。残念。

カレーラーメン

東三条駅から近い華園と言う店を狙っていたのですが、時間足らずで断念しました。今回の企画の第2段があれば、絶対食べに行くところであります。

特急しらゆき

東三条からはJR東日本では珍しい県内特急のしらゆきで上越妙高を目指します。県内特急は北海道は数多ありますが、それ以外は京都など限定されています。新潟県は国土面積が広く、運行区間が長いので満足感のある特急でもあります。

日本かい

柏崎を過ぎると日本海沿岸を走ります。昔も今も変わらない景色であります

信越線

旧信越線のトキ鉄の山側を走ります。大毛無山でしょうか。上越らしい景色になります。

黄金の景色

米の産地らしく、この時期は黄金な田んぼを走るのはやはり旬なのかもしれません。今回は米とは関係ない小麦な旅ですが、それでも水が重要と言うのは何となく想像がつきます。

上越(上越市、妙高市)

上越

最後は5大ラーメンとは外れますが、新潟の西側に位置する上越地域であります。上越は上杉謙信という名前にゆかりのある都市でもあります。

現在では、半世紀前に海側の上越市(半世紀前に直江津市と高田市が合併)してできた市が平成の大合併で近隣の町村を巻き込んで現在に至っています。

一方で、長野県に近い新井市、妙高村、妙高高原町が合併して妙高市となっており、新潟の大きさを感じるところでもあります。

麺屋・しょうじ

麺屋・しょうじ

上越妙高駅近くのホテルにチェックインして、春日山公園辺りアクセスするジョギングをして、整えて次のターゲットに行きます。

高田市内の麺屋・しょうじであります。新潟五大とは別な豚骨であります。豚骨と言うと渋谷で朝食べたり、宇部ラーメンのようにかなりのクセが強いものもありますが、上越ではトロトロさの方が強調され、味は意外とすっきりしているようです。

上越 栄町 バス停

上越妙高と直江津間は高田市内を経由して、頻繁に(1時間に1本ぐらいですが)、路線バスが運行されています。同店の近くには栄町入口と言うバス停があり、上越妙高駅からは一番近いアクセスとなります。

ただし、18時台で上越妙高駅に行くバスは終わるので、注意が必要です。

上越 しょうじ メニュー

またしても待たされた店舗でもあります。並びで40分、店内に入ってからも15分ぐらいは経過しており、食事時間帯にバッティングしたとは言え、ずらしでアクセスする方がが良いかもしれません。

上越 しょうじ メニュー

店内は連携店舗なのか修行店舗なのかわかりませんが、他店の制服のTシャツが飾られていました。

上越 しょうじ どんぶり

どんぶりがカウンターに重ねられており、なんかシンボリックでした。注文が入るとどんど減っていきました。

しょうじ 赤こってり

今回はあかこってり1,000円をオーダーしました。赤は辛口であり、豚骨のこってりであります。オーダー時に辛いのは大丈夫ですかと確認されましたが、問題ありませんでした。

行列には若い人が多く、見た目は若い人に人気のありそうなトッピングでありますが、味はしっかりとており、結構すっと体に入ります。癖になりそうです。違うものも食べてみたいところです。

麺屋 しょうじ

豚骨しょうゆ

新潟県上越市栄町7-11

11:30~14:30 18:00~21:00 月休

高田駅

上越は他にも行きたい店舗もありますが、今回は結構、厳選した結果でした。この日はこれでご満悦であり、バスもないため、高田駅まで歩くとギリギリで妙高高原行きのトキ鉄に間に合いました。トキ鉄は意外とローカルでは運行頻度は多いようです。

オーモリラーメン 

オーモリラーメン

最終日はヒカキンの故郷である妙高市のオーモリラーメンを訪れます。

北妙高駅

車がなくても、北新井駅から近いので、低コストでラーメン旅が楽しめます。

北新井駅 踏切

駅のホームからちょっと北上して踏切を渡るとトキ鉄の電車がまだ停車しています。この区間はディーゼルカーでの運行も多くなり、将来的には信越線も電気を使わなくなるのかもしれません。

同ラーメン店の近くにはショッピングセンターがあり、開店前に早めに来ても時間をつぶすことができます。

ラーメン自販機

こちらもラーメン自販機があります。冷凍は何でもカバーするのかわかりませんが、解凍時間はレンジの出力数が少しでも違うとまずくなるものもありますが、このあたりの塩梅はは不明です。

オーモリラーメン店舗

店舗は広く、座敷席も多数あり、大量に裁くことは可能であります。今回は20分前に並び、当日一番乗りでしたが、後ろには開店時には40名ほど並んでいました。

今回は豚骨しょうゆ味 チャーシュー1,000円をオーダーします。一番乗りにもかかわらず、出てきたのは3番目でした。チャーシューのオーダーが響いたのかわかりませんが、残念であります。

チャーシュー

しかしながら、前夜からの断食もあり、とろとろとした濃厚豚骨醤油のスープに分厚いチャーシューは一気に食べ干してしまう結果となりました。冬にスキーの後とかに食べると最高かもしれません。

オーモリラーメン 新井店

豚骨しょうゆ他

新潟県妙高市柳井田町2-12-20

11:00-16:00(木・休)

上越妙高駅

今回はこれでお終いであり、上越妙高駅に再び行き、駅前の日帰り温泉に浸かり、帰京となりました。食べ物はラーメンしかお腹に入れない3日間でした。飲み物は別ですが。。。

最後に

中華そば

新潟ではラーメンを中華や中華そばと言うところが多く、昔ながらのお店もおおく、昭和雰囲気を味わえたりします。

一方でモダンな創作的なラーメンもあったり、ラーメン食べ歩きはバリエーションがあり、楽しい場所であります。

ちなみに、今回訪れたお店は現金決済でした。

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