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【ブラ弾丸】新潟みなとトンネルを走ってみた

新潟市

信濃川の最河口に位置する新潟みなとトンネルを走ってみましたので、お伝えします。

新潟みなとトンネル

新潟みなとトンネルとは新潟県新潟市中央区から同市東区に至る、信濃川の最河口部の両岸を結ぶ水底道路トンネルであります。あらかじめトンネルの形をしたコンクリートを海底に沈めて建設される沈埋工法と言う方法でできたトンネルであります。

橋梁ではなくトンネルにしたのは新潟空港の離発着や新潟港との船舶の航行の影響したものと言えます。

西側である新潟島側はもともとある海岸道路に接続し、関屋あたりまで海岸をほぼまっすぐ進め、いったん信濃川の関屋分水路で左折するものの、その後も新潟砂丘のある海岸バイパスを直進でき、ずっと日本海が見えます。

一方で東側は新潟空港があるためかトンネルを出た後に右にカーブして国道113号線の空港通りに合流してしまいます。

もっとも、道なりではなく、海側の道を使うこともでき、空港近くまで行けますが、結局113号経由となってしまいます。

そうしたことから何となく、那覇59号バイパスである那覇うみそらトンネルに似ています。那覇空港を出て、一気にトンネルに潜り、トンネルを出るとカーブして交差点で停止してしまいます。その先には元燃料会社の会長が暴れん坊将軍となった歓楽街などがあったりします。

新潟は2002年、那覇は2011年に開通と言うことで既に20年が経過しています。

実際に走ってみた

朱鷺メッセ

今回、新潟に来たのは以前からやってみたいことがあり、そのためには日々の体調管理が必要であり、体脂肪燃焼を繰り返す必要がありました。

結果的に滞在したホテルから朝に新潟みなとトンネルを経由して、ホテルに戻る経路でランニングをすることとなりました。

ホテルからのスタート

ホテル日航新潟の滞在については先述のとおりでありますが、信濃川の真ん中にある同ホテルから新潟みなとトンネルを潜って、再び戻ってくるのは意外と長距離であります。

今回は東側からアプローチしてみます。ホテルのある朱鷺メッセ辺りはお洒落な公園であり、大きな街の真ん中とは思えないようなところであります。走ると意識しませんが、結構それぞれの距離があり、短時間で観光の場合は注意が必要かもしれません。

沼垂交差点

国道113号線と県道464号線が交わるT字路の万国橋交差点であります。万国というとBKKを思い出してしまいますが、別では万景峰号もこの辺りに着岸していたようです。このあたりには新潟名物のたれカツ丼の老舗もあります。N-1の建物はジャパニーズ・ビン・ボール・カジノであります。

万国橋交差点

振り返ると港らしい景色となります。朝ではありますが、船のエンジン音が結構聞こえるのも港町らしいところであります。

新日本海フェリー

暫く走ると新日本海フェリーのターミナルがあります。同フェリーの航路は興味深く、北端は苫小牧であり、南端は敦賀でありますが、新潟に立ち寄るものと新潟と秋田に立ち寄るものにがあります。

新潟と秋田を船で行くと言うのは珍しいですが、ドライバーにとっては7号線を運転するよりも市場に届けるタイミングとなるとフェリーも有りと言うのも何とも新鮮でした。

こうしたこともランニングしてみないと気づかなかった点でもあります。

新潟みなとトンネル展望台

フェリー埠頭から5分走ると山の下みなとタワーに到着します。同トンネルは立坑的な役割をしており、巨大な換気扇と言えます。

アクアラインでも羽田空港の着陸パターンに寄りますが、川崎人工島が見えますが、それと同じような機能をするタワーであります。

信濃川の両岸にあり、東側は山の下みなとタワーであり、西側は入船みなとタワーであり、どちらも40.2mの高さとなっています。

今回は営業時間前であったために、上に行くことができませんでした。さらに残念なことにショートカットであるトンネルへの入り口も閉鎖されており、結局遠回りとなりました。

新潟みなとトンネル歩道入り口 東側

ここから2kmぐらい遠回りしないといけないと思いましたが、300mぐらいで歩行者と自転車の入り口がありました。早速、階段を降りてみます。

新潟みなとトンネル地下道

地下道は一般的な地下道でありますが、21世紀に出来た地下道だけあり、きれいな線形であり、それほど深くないので不快なほどの湿度も有りません。

新潟みなとトンネル最深部

新潟みなとトンネルの最深部であります。ここからは緩やかに上昇していきます。沈埋工法だと川の底に設置されるため、深くないため、傾斜も少ないのかもしれません。

入船タワー入り口

途中には入船みなとタワー入り口がありますが、営業時間外であるため、スルーして出口を目指します。

この間にすれ違いの人は3人いましたが、すべてジョギングや徒歩で運動目的の人でした。信号や段差がなく、直線で走りやすいので皇居ランと同じく習慣化しやすいのかもしれません。さらに雨に濡れることもないのも良いかも知れません。

新潟みなとトンネル 入船側出口

約1.4kmのトンネル部分を走り、外に出ます。道路部分は上下線2車線で分割されており、歩道はその左右に位置しており、鼻穴と言うか円みたいな感じであります。トンネル内部は新しさを感じていましたが、入り口は20年の劣化感が感じます。

新潟市の海岸

トンネルアプローチの坂道を上がりつくすと海岸線の道路となり、道路北側の海岸に出てみます。防砂・防風林で深く覆われているため、街の喧騒が隔てられており、とても都心部とは思えない景色であります。

冬は荒波と吹雪でとても厳しい表情ですが、今回は秋の晴天でこの時期しか味わえない景色でもありました。

新潟歴史博物館みなとぴあ

トンネルの道を左折して、ホテルに戻るために南下します。1kmほど移動すると新潟歴史博物館みなとぴあが見えてきます。早朝なのでオープンしていませんが、外観だけでも観賞に値します。

旧新潟税関庁舎

さらに隣接して、旧新潟税関庁舎があります。堀との組み合わせが何とも言えない景色であります。

そして、柳都らしく柳の木のゆらゆらとした姿と相まって新潟らしい景色であります。

信濃川沿い

ようやく、ホテルが見えてきます。ここからは信濃川沿いをまっすぐに走ります。新潟にしてはとても好天であり、走るモチベーションが上がります。とは言え、朝からかなり暑くサウナ級に汗はでますが。。。

浚渫工事

川には大きなイカダにクレーンが載せられて、休日の朝から工事しています。おそらく、河口に堆積している土砂の浚渫でしょうが、こうしたことも必要なのでしょう。

柳都大橋

柳都大橋を渡るとホテルに到着であります。ここまで1時間以上の道中でした。30代であれば、1時間以内クリアできたことではありますが。

最後に

今回のルート

今回は9km超のルートであり、無理かなと思いましたが、見知らぬ場所なので達成できました。いつのも場所だと途中で挫折して、曲がってしまう妥協ですが、それがなかったのか良いのかもしれません。

この日は燃焼した脂肪を逆にする活動でしたが、とても気持ちよく経験できたので良かったです。その話はまた別の話しで伝えます。

 

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