個人的には羽田=クアラルンプール路線での初めてのビジネススタッガードシートに搭乗しましたので、お伝えします。
搭乗まで
夏休み本番なのか、スイートチェックインにも行列ができています。事前にチェックインは確定していたため、自動発券機でも良いのですが、いつもの癖で並んでしまいます。
本日は珍しくゲートは147番であり、ダイニングhのあるスイートラウンジからはかなり遠く、スタッフからも「ダイニングhはありませんが」と説明もありました。出来た当初は、ダイニングhは物珍しかったのですが、最近は団体で居酒屋のように佇む人々や、家族連れがいる中、シングルで2席を独占するのも悪いのもあり、あまり利用することはないため、もう一つのスイートラウンジに。行くと誰もいない状態でした。こうした時間が1時間程続きます。スタッフさんがドリンク・食べ物のオーダーをしてくれましたが、ドリンクのみ注文。スタッフの方の配慮か、シャンパン受けのおつまみを一通り用意してくれました。
ブログの作成をしながら、グラスが空く度に、シャンパンを飲んでいるとボトル1本程度は飲んでいました。搭乗時刻間際になるとラウンジもにぎやかになってきますが、センターにあるラウンジ程の混雑はなく、こちらの方が落ち着くと言えます。
ビジネスクラス搭乗記
搭乗
本日のシートは1A。ANA特有のTORAYのミネラルウォーターと機内食メニューと朝食のオーダーシート、マレーシア入国の際に優先レーンを利用するカードがサイドテーブルに整然と置かれています。優先レーンカードがなくてもビジネスクラスの搭乗券を提示すれば優先レーンは可能ですが、プレミアムエコノミーやエコノミーでは混雑しているときにはカードのパワーが発揮されます。
中距離便のアメニティは巾着袋に歯ブラシや耳栓などが入ったキットとベッドパッド、ブランケット、枕と他の航空会社から比較するとシンプルですが、トイレにもアメニティが充実しており、逆にアメニティを持ち帰る場合は荷物にならず良いと言えます。
翼の王国も新しくなり、セーフティーカードは787-8と共通です。機内食メニューでは、新しいソムリエがセレクトしたワインもあります。
寝落ちてしまった
ほぼ定刻通りにゲートを離れ、離陸。ラウンジで飲み過ぎたのと搭乗する前の1週間は結構寝不足もあり、離陸の記憶はあるのですが、その後は記憶なく寝落ちてしまいました。目が覚めるとフルフラット状態で、ベッドパッドもブランケットもかけず寝ており、ヘッドホンがサイドテーブル置いてある状態で、記憶はないもののおそらく離陸後、ドリンクのオーダーなどを待つ間フルフラットにして映画を観ていて寝落ちてしまったようです。
周囲からは食器とナイフ・フォークがすれる音が聞こえ、モニターのルートマップを確認するとベトナム上空であり、到着2時間前を切っていました。離陸前にワインメニューを見て、色々と試してみようと画策していたのですが、朝になってしまい寝落ちてしまったと後悔の念が。
朝食
朝食をオーダー。せめてと思い、朝食の前のドリンクは寝覚めのシャンパンにしてみました。CAさんも搭乗後何もリクエストがなかったためか、なみなみと注いでくれました。それでも、喉が渇いていたのか、すぐにお代わりをしてしまいました。
朝食は洋食に。東南アジア路線では定番のオムレツとソーセージとパンとヨーグルトとエコノミーとビジネスでは差がつきにくいメニューであります。まあ、朝からステーキとかでもそれは選択しないため、結局は満足感があるメニューであります。
着陸
定刻よりも早く到着。NH885便は結構、早着があり、定刻より早く到着するのは良いことであり、乗り継ぎなど考えると余計な心配はしなくてよいのですが、朝早くクアラルンプールについてもやることがない場合も多く、時間を持て余すこともあります。最近、クアラルンプール国際空港では空港設備のグレードアップを進めており、トイレなどはリニューアルされ、以前とは比較にならないくらい快適となっています。
最後に
深夜便を夜遅くまで堪能しようと思っていたものの、寝落ちてしまい、到着2時間前まで熟睡してしまい、ミッドナイトフライトを堪能できませんでしたが、その分ぐっすり睡眠が確保され、二日酔いがほとんどなく、結果的には良いフライトと言えます。やはりフルフラットのシートの効果は抜群であり、クアラルンプール路線にスタッガードシートが設定されたのは良かったと感じました。