ANAプレミアムクラスの羽田=沖縄那覇線のボーイング787-9型機に新しい時代後に搭乗しましたのでお伝えします。
意外とプレミアムクラスのシートが多い789
ボーイング787-9型機というと国際線が花形の機材でありますが、国内線でも少ないものの運用されています。
特に需要減の現在では幹線の需要が多い日をカバーする機材として多用されています。最新の722があまり運用されていないのは温存しているようにも見え、機齢が高く、国際線で飛んでいた機材から順に使っているようにも見えますが、よくわかりません。
そんな中でデビュー時から、ボーイング787-9型機は意外とプレミアムクラスのシートが多い機材でもあります。
シート数は18席となり、兄弟機種の78Pは12席であり、THEプレミアムクラスの777シリーズでは21席と789は中型機ながら健闘しています。
機材変更で78Pから789となれば、人気のプレミアムクラスでも一瞬空席ができるため、直前でも座席を確保できたりします。
そんな789も国内線からいずれは姿を消し、新しいプレミアムクラスは777-200ER(722)と787-8(通称不明)となり、20席以上当たり前の自体となるでしょう。
Care Promise
Care Promiseとは同社が現在の状況下で示している利用の際のソーシャルディスタンスなど取り組みのことであります。
コンタクトレスなチェックインから、受付カウンター、ラウンジの利用、搭乗、機内サービス、機内清掃など多岐にわたりますが、搭乗として感じてみたことは下記のとおりです。
機内後方からの搭乗
これまでのステータス優先の搭乗ではなくなっているのが大きな特徴です。ただし、お手伝いの必要な利用者が最優先されるのは変化していません。
あとは機材別でグループ数が異なるのかもしれませんが、789ではグループ6まで分割され、搭乗することとなります。
プレミアムクラスはグループ5とグループ6に分かれ、5は窓側、6は通路側となっていました。6は当然最後あり、搭乗が開始してから約15分後の搭乗となりました。
ニューワールドでは、プレミアムクラス搭乗時はぎりぎりまでラウンジにいた方が良いという結論となるかもしれません。誰もいない機内を撮影と言うのは難しくなりそうです。
距離を守らいない人が多い
改札付近はメディアで取り上げられている通り、目立つように床にシールが張られ間隔を保つようになっています。ここは全員厳守しています。
しかし、そこ以外の後方にもテープでバミられていますが、整列はしているものの、間隔は保たれておらず、駅のプラットホームで馴れ親しんだ間隔となっています。この辺は定着するまで時間がかかるのかもしれません。
機内サービス
機内サービスでは新聞や機内誌は提供されませんが、ANA機内Wi-Fiサービスでは翼の王国(バックナンバーであり、フルページではありません)を見ることができます。過去分(4月と5月分)を見ることができます。
5月号の表紙については、マイラーにとっては見逃せないKLのシンボルが画となっています。なんとなく、当ブログのアイコンにも似ているのですが。
スリッパの提供はありますが、ブランケットの提供はありません。当たり前と言えば当たり前ですが。
搭乗記
プレミアムクラスのシートは相変わらずですが、何か新鮮です。
エンジンのスタートがするとここ数年で馴れ親しんだ787のエンジンに感動を覚えます。過去10年で787シリーズは全搭乗の5分の1であり、飛んだ距離は28万3千マイルもありました。
777-200ER、777-300の特徴的なエンジン音も好きですが、787の音に慣れてしまっているのも新しい時代なのかもしれません。
機内食
朝方と言うこともあり、シンプルでした。今日は浜松町までのタクシーが遠回りとなり、しかも信号にやたらとかかってしまい、予想外に時間がかかり、手荷物検査場では締め切りエラーが出る始末となりました。
カウンターで何とか事なきを得たものの、スイートラウンジに行く余裕はなく、本日お初のアルコールは機内となりました。
マスク越しに声が聞こえにくいのを解消するためか、ドリンクは手書きのボードのメニューで指差しすればOKでした。
羽田=那覇線はシャンパンなのですが、ボードにはスパークリングワインと記載されていました。色々な路線で仕事をするから多い方に合わせているのかもしれません。
カボチャスープはよくある裏ごししたタイプかと思うとスープ自体はすっきりとしており、クルトン的な粒がカボチャであり、苦手なく食すことが出来ました。
沖縄行きは2時間20分近いフライトであり時間を持て余すため、白ワインをもう一杯お願いすることに。
幹線は国際線のようにグラスでの提供がされていたのですが、やはりプラカップに戻っていました。
プラカップクラスとも言える伝統的に光景になにか落ち着きを感じてしまいました。
着陸
機内Wi-Fiについては、アプリ系では何とか使えるものの、ブラウザはほぼ利用できず、日テレNEWS24で時間を潰していると着陸態勢に。
今日は今年できた2,700mの第二滑走路に着陸。36L(北側、那覇港側)からの着陸となりました。機窓からは海に着水するような感覚。
ゲートまでの移動時間は36L着陸時は時間がかかるものの、第一滑走路36Rから離陸していく光景を間近に見えるのは新鮮であります。
意外と気になったのがスマホの電波であり、着陸後の利便性もさることながら、緊急時に無線だけではキャパオーバーとなりそうであり、瀬長島やMROの屋上やターミナルから電波を吹いた方が良いかもしれません。
最後に
降機して見慣れた光景に何か感動してしまいました。空席待ち受付カウンターに走る人を目撃するのも同空港の定番と言えますが、こうした光景を見えることに幸せを感じた日でもあります。
本日は徐々にということで、スイートラウンジに直行して乗り継ぎ手続きをしました。