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ANAプレミアムクラス搭乗記 長崎から空港散歩

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長崎空港から東京羽田空港までプレミアムクラスにて搭乗してみましたので、お伝えします。

長崎空港

スクラッチではないものの、90万㎡であった箕島を60万㎡埋め立てて、世界初の海上空港となった長崎空港はリニューアルは繰り返されているものの、ターミナルは古さを感じますが、変わらぬ安心感も有ります。

空港はどこでもそうですが、いかに搭乗客にお金を落としてもらうために色々なサービスを提供しています。マッサージチェアはかなりの数があります。また、割とスペース広くとられており、密にならないとは言え、都内であれば、この広さでもっと稼ぐことを考えてしまいそうです。

カードラウンジとは別にコワーキングスペースも有ります。受付がおり、利用している人がいるかは不明ですが、なかなかお金がかかる事業もやっていたりします。空港に来た飛行機の写真が飾られていましたが、今日はその機材に乗ります。

搭乗口近くには、諫早にあるソニーのグループの工場があるためか、イメージセンサーの紹介がありました。今ではなかなか珍しい日本が世界トップシェアを持つ分野であり、考えてみれば、街中に、車に、スマートフォンと、至るところにカメラと言うかセンサーがあるので、今後も需要は続きそうです。

このブログの写真もiPhoneとミラーレスカメラで撮影したものがほとんどであり、カラスミや皿うどん、ちゃんぽんと言ったご当地グルメよりは認知がないものの、長崎産となりそうです。

搭乗

最近、国内線を乗っていて何となく感じるのですが、突発的な理由は除外したとしても朝からおやつ時間ぐらいまでは遅延が少なく、搭乗時間はオンタイムなのですが、夕方から最終便にかけては搭乗時間から遅延が発生し、特に、最終便の搭乗ではかなり遅れたりします。

到着したら、次はここ、その次はあそことかなり機材繰りをタイトにしているからかもしれません。経営上は資本の有効活用として、OKかもしれませんが、効率を追求しすぎると質が落ちるのかもしれません。

朝から少しずつ、遅延が蓄積され、夜にはそれが大きくなっているのかもしれません。それに、遅延したことで到着空港での対応に時間がかかったり、新幹線と違い、上空の天候の影響も受けやすいので遅延の回復と言うのが難しいのかもしれませんが。

今回は11:10発という事でぴったりでした。

機材は最近では珍しい76Pでした。76Eは最近見なくなりましたが、長崎線では結構、設定された記憶があります。

冒頭の写真のように鬼滅ジェットであり、ヘッドレストカバーが鬼滅仕様であります。プレミアムクラスのシートはかなりくたびれています。

THE Roomに交換の際に発生する、77Wのプレミアムエコノミーのシートのお古に取り換えて欲しいくらいです。

本日は南側に向かって離陸であります。連絡橋とも言える箕島大橋が見えます。写真では小さいですが、新大村駅も見えます。この橋は歩いて渡ると結構、風が強いので、帽子は注意かも知れません。

写真右に見えるのは諫早湾の干拓事業であり、当初は漁業への影響があり、連続で杭が打たれる映像と泥から顔を出すムツゴロウをあわせて報道するところも有りましたが、昨今の豪雨では水害を防いだ効果もあり、難しいですね。

ああ、そう言えば、本日搭乗の機材は鬼滅の刃 じぇっと-弐-でした。鬼滅の刃 じぇっとについての記事は書いたことがありますが、それほどウケは有りませんでした。鬼滅の刃ファンがアクティブな旅行者かというと不明であり、話題性で子連れを取り込むための施策かなと言うところであります。

機内食

久々にプレミアムクラスでお昼に食事であります。

基本的に和食でありますが、洋食の要素も有ります。そして、肉か野菜かと言えば、野菜が多く、ヘルシーと言えます。あとは魚介類が多めなので魚が苦手なの人はちょっとかもしれません。

全体感はこんな感じです。味噌汁は既に口をつけたわけではありませんが、少なめでした。揺れ対策なのか、高血圧と察知して少なめにしたのか不明です。味噌汁一杯だけでワイン一杯は行けてしまいますが。

他のキャリアの機内食(比較はほぼ国際線となりますが)すると彩は意識しているのかもしれません。自分を含めて写真に撮ってシェアする人が多いと味よりも見た目が重視かもしれません。まあ、味は記憶に残るほどという事は少ないかもしれませんが。

空港散歩なルート

今回は、天候にも恵まれ、離陸から着陸までかなり地上が見えるルートでありました。そのため、どこを飛んでいるか、ナビゲーションがなくても大体把握できるようなルートでありました。そして、その中で眼下に見える空港がいたるところで見えたため、空港散歩として各空港を見てみます。

佐賀空港

まずは佐賀空港であります。長崎空港から佐賀空港まで地上移動すると1時間30分くらいで移動できる近い空港でありますが、佐賀駅からは遠い、沿岸にある空港でもあります。貨物空港としての顔も有ったりします。先日、近くのスーパーで万能ねぎを買ったら、ANA Cargoのロゴが入っており、確認したら佐賀産でした。

空港コード HGS/RJFS

開港年月日 1998年7月28日

滑走路  2,000m×45m 1本

運用時間 06:30 - 22:00, 00:30 - 04:30

北九州空港

今回の飛行ルートではかなり遠いのですが、北九州空港が見えます。長崎空港とは違い、スクラッチで埋め立てられた空港であり、神戸空港と同期の2006年の開港であります。同空港以降に日本では海上空港は開業していません。

空港コード KKJ/RJFR

開港年月日 2006年3月16日

滑走路  2,500m×60m 1本

運用時間 24時間

大分空港

続いては大分空港であります。見た目は海上空港にも見えますが、橋などは存在しないため、羽田空港に近い存在と言えます。

大分空港までは県庁所在地の大分市までは結構離れており、その昔はホバークラフト(ホーバークラフトとも言う)という設置/設海部分に巨大なゴム浮き輪のようなものを設けて、摩擦を避け、浮力を最大限活用した乗り物があり、2009年まで運航されていましたがディスコンしてしまいました。

しかし、2024年春ごろをめどに復活することとなっています。既に一部機材は大分県に納入されており、これから頻繁にみられることでしょう。

空港コード OIT/RJFO

開港年月日 1957年3月10日(民間利用)

滑走路  3,000m×45m 1本

運用時間 7:30 - 22:30

松山空港

四国最大の都市である松山市にある松山空港であります。日本の空港の場合、臨海にあるか、山間部にあるか、海上空港かの三択であり、臨海の場合は市街地に割と近い立地であることが多く、便利であります。

松山空港も都心部ではないもののJR松山駅からは近く、以前、宇和島方面に行く特急に乗り継ぐために空港からタクシーで移動した際に20分程で移動出来て、成立したことがあります。利用者はANAラウンジのある空港でもあります。

空港コード MYJ/RJOM

開港年月日1956年3月(民間利用)

滑走路  2,500m×45m 1本

運用時間 7:00 - 22:00

徳島空港

写真では結構、真上に近いところを飛んでいたため、撮影はなかなか厳しかったですが、徳島市と淡路島を結ぶ鳴門大橋の中間地点みたいにあるのが、徳島空港であります。あまり、意識しなかったのですが、防衛省所有で、海上自衛隊運営の軍民共用であります。ターミナルは2018年に増設され、かなり綺麗な空港となっています。

空港コード TKS/RJOS

開港年月日1962年10月19日 -(民間利用)

滑走路  2,500m×45m 1本

運用時間 7:00 - 21:30

関西空港・神戸空港

写真手前 関西空港、写真奥 神戸空港

徳島空港の後の航路で予想されるのは日本No.2とも言える関西空港であります。昭和末期から平成初期に竣工した国家プロジェクトの建築物は無駄と言われつつも、そのスペックや今なお、持続して運営されていることを考えると経済にもいろいろと効果とダメージがあったインフルエンサーとも言えます。

そんな時代に生まれたのは関西空港であります。人流では、東京(羽田・成田)に誕生以来、なかなか勝てないですが、物流としては結構善戦しているようであり、欧州からKIXへの定期便が多いのは結構理由があると言えます。

関東が震災や攻撃でダメになった主要空港でもありますが、1,000年に一度3.11後空港は直後から回復しており、暫くは、メイン食う事なりそうであり、関空はむしろ東南海地震の震源地が気になるところであります。空から見ると、人類の叡智が感じられるスタイルであります。

空港コード KIX/ RJBB

開港年月日1994年9月4日

滑走路  3,500m×60m
             4,000m×60m

運用時間 24時間

神戸空港については、開業は2006年2月16日であり、Z世代よりも若い空港であります。開港当初から三宮から鉄道であるポートライナーが直結したり、ターミナル内での導線が短かったり、関西空港との併用を鑑みてね関空と神戸空港間に海路のジェットフォイルを設定したり、それに備えて、神戸空港内駐車場を完備していたりと兵庫県民を意識した空港と言えます。

その一方で、羽田一択の大手キャリア(JAL,ANA)とは一線を画す、スカイマークが独自に築いた牙城でもあり、神戸市民からすると国内では北にも南にも選択肢があると言えます。もちろん、国際線はKIXがHNDであります。

空港コード UKB/ RJBE

開港年月日 2006年2月16日

滑走路  2,500m×60m
運用時間     7:00 - 23:00

中部国際空港

お、そして何やら、また海上空港が見えてきます。中部国際空港(セントレア)であります。関空と同期かと思うと開港は2005年2月17日と関空の開港に近いかと思うと意外に遅く、神戸空港並みのZ世代以下であります。

たしかに、空港や空港近隣のホテルをみると、意外と設備はモダンであり、新しさがあります。

とは言え、2023年断面での就航は開業当初から見ると、厳しく、その原因は何かと問われると難しいですが、東京一択とLCC関西キャッチかなと言えます。

南海トラフ巨大地震が来た場合に、震源地によっては関西、神戸が×となり、セントレアが生き残る場合は重要空港になりそうです。(海外からの物資輸送など)

愛知県旧拳母市拳母町1の会社に支えられているように感じますが、それ意外でも日本にとってその存在感はあり、きっちり整備して損はないとも言えます。

空港コード NGO/ RJGG

開港年月日 2005年2月17日

滑走路  3,500m×60m
運用時間     24時間

静岡空港

羽田までだとラストに見える空港は静岡空港であります。静岡県では県との静岡から随分、西に位置しており、最寄り駅は島田駅であり、新幹線で言うと掛川駅や豊橋駅が近い空港でもあります。実際に利用した際は駐車場には豊橋ナンバーの車が多く、ターミナル内でお金を落とすのであれば、県外からの外貨獲得につながる空港でもあります。

変にね新幹線駅を造るよりも、県外(三河)からの自家用車需要で駐車場チャリンチャリンと搭乗率向上で実績が挙げた方がいいかも知れません。

空港コードをKWKに変えて、空港下に東海道新幹線駅を地下に造るよりは、三河需要を取り込めるような空港でマスタープランを作った方が、政権交代があっても、サスティナブルと言えます。

空港コード FSZ/ RJNS

開港年月日 2009年6月4日

滑走路  2,500m×60m
運用時間         7:30 - 22:00

大島空港

大島空港と言うと、個人的には既に時期尚早な世代かもしれませんが、大島ぐるぐるであります。最早、検索しても出て来ないレベルでありますが、以前はプレミアムポイントにおいては大きな影響があった都内路線でもあります。

一度は試しておけばと思いつつも、ANA便はないので、行き難いところでもあります。

空港コードOIM/ RJTO

開港年月日 1960年10月

滑走路  1,800m×45m
運用時間 8:30-17:30 季節により時短あり

着陸

空港散歩もそろそろ、終盤であり、もしかしたら、最後は旧新東京国際空港(成田国際空港)が見えれば、カードゲームでは制覇ですが、さすがに見えませんでした。房総半島先端を見つつ、D滑走路側の着陸でした。でも、今日は天気が良く、フライト全般で地上がリアルタイムで観れたのでいいです。

着陸直前、アクアラインの川崎方が見えます。使われていないアクセス線はどこにつなぐ予定だったのでしょう。太陽パネルが目立ちます。こんなリッチなら、太陽光よりも稼げるものに事業化した方が良いとも言えますが。

長崎線の意地なのか、沖止めは有りませんでしたが、ゲートは遠めでした。それよりも驚いたのがエプロン内を行き来する車が大集結していました。軽ワゴンだらけであり、ヨドバシエクストリームも真っ青なくらいの台数であります。

最後に

今回は西九州新幹線の旅が主体であり、長崎から羽田までのフライトは処理と言う言葉でしたが、景色が良く、羽田に着くまでの空港をじっと見てしまいました。

空旅はこうした点が面白く、疲れで寝るのも良いですが、国内でもかなり景色が楽しめ、ネット技術を利用するとその把握がリアルタイムで楽しめるので、最後まで楽しさ倍増であります。

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