クアラルンプール発券のビジネスクラスで他の地域と比較してかなり安い運賃がありましたので、お伝えします。
クアラルンプール発券ビジネスクラス往復
全便ANA利用のクアラルンプール発券のニューヨーク(JFK)往復の運賃は以下の通りです。
日本でのストップオーバーはありませんが、ニューヨークでは3泊滞在となります。往路は成田→羽田の乗り継ぎが発生します。復路は羽田で6時間の乗り継ぎ、ニューヨークを出発したのが木曜日でクアラルンプールに到着するのは早朝6時となります。
運賃 357,450円
予約クラス Pクラス(70%+400PP)
プレミアムポイント 18,058PP
PP単価 19.79円/PP
ANAでは久々に見た70Pであります。ビジネスの割にプレミアムポイントが積算されないPクラスであります。ただ、PP単価はなんとか20円を下回っています。プレミアムポイント2倍キャンペーンが6月に来れば10円切りであります。
格下でも単価が良いプレミアムエコノミー
ビジネスクラスの格下となるプレミアムエコノミーで近い旅程の運賃を出してみました。以下の通りです。
こちらは6/2に移動し、復路は6/7発のクアラルンプール到着は日曜日となります。往路は成田→羽田移動が発生、復路は羽田で6時間超滞在となります。
運賃 347,870円
予約クラス Eクラス(100%+400PP)
プレミアムポイント 25,112PP
PP単価 13.85円/PP
ビジネスよりも単価はかなり良くなります。ほぼ同一の運賃でプレミアムポイントは7,054PPも多く積算します。
PP単価を考えると絶対こちらのプレミアムエコノミーEクラスではありますが、全区間ビジネスクラスにアップグレードとなるとアップグレードポイントでは8+10+10+8=36ポイント必要となります。マイルの場合は18,000+28,000+28,000+18,000=92,000マイルが必要となります。まあ、クアラルンプール↔︎東京間はプレミアムエコノミーで我慢をすれば、56,000マイルで済みますが。
ビジネスクラスへのアップグレードでハラハラすることのない最初からビジネスクラスのPクラスとプレミアムポイントはやはり大事だけどもマイルやアップグレードポイントの消化が激しいプレミアムエコノミーのEクラスであります。
ダイヤモンド会員ならファーストクラス・THE Suiteのチャンスも
ただ、ダイヤモンド会員の場合はダイヤモンド会員特典として2倍のアップグレードポイントを使用して、通常はアップグレードできない予約クラスからアップグレードができます。
通常、ビジネスクラスからファーストクラスへのアップグレードはPクラス以外が対象ですが、2倍のアップグレードを使用するとPクラスでもファーストクラスにアップグレードが可能であります。
ただ、ファーストクラスは8席であり、そもそもファースト購入や特典利用する人もありますし、ビジネスクラスでもJ〜Zのクラス購入乗客もアップグレード狙いの人はいるでしょう。
ダイヤモンド会員であることが唯一の強みではあり、そこを望みに夢のファーストクラスへのアップグレード実現すべく、Pクラス運賃購入もありかもしれません。
そして、羽田↔︎ニューヨーク間のファーストクラスはB777-300ERで運航されており、ファーストクラスのシートはTHE Suiteであり、快適性は抜群と言えます。
ベースがビジネスクラスなので片道のみファーストで20ポイント消費しても、プレミアムエコノミーからビジネス往復アップグレードのために10✖️2ポイント消費しても同じ結果であります。
プレミアムポイントがたまらないのは悩ましいところであります。
最後に
プレミアムポイント2倍キャンペーンが6月くらいから来てもプレミアムエコノミーEは優勢でありますが、ロマンというもので、ファーストクラスにアップグレードするつもりでPP単価では劣るビジネスクラスPクラスというのも悩ましい存在であります。
2倍でPP単価10円切りと納得させるのも有りかもしれません。