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ANAプロペラ機材 搭乗記 機上の景色はちょっと違う

ANA プロペラ機

何度も搭乗していますが、ANAプロペラ機に搭乗しましたので、改めてポイントなど整理してみましたので、お伝えします。

KOJ

鹿児島空港バス停

KOJと言えば、鹿児島空港であります。鹿児島市内から遠いこともありますが、40分切り絶対なのか、バスとしてはかなり飛ばして行きます。しかも、空港から市内に行くよりは登り車線が多く、バスのエンジンの唸り具合はけたたましく、時間厳守で着きます。バストライバーの方は多忙な中、テクニックを駆使しているのは感謝であります。

バス停はJAL系とオールニッポン系で分かれており、バス停は別となっています。羽田でターミナルを間違えるほどのロスはありませんが、300mくらいは間違えると歩かさせられます。

手荷物検査通過後は軽食等の食べるところしかありません(羽田も冷静に考えるとレストランはないですが)。そんな中でも屋久杉の株というか年輪は結構撮影している人がいました。田舎に行くと年輪をテーブルや座卓にしたものが多いのですが、それを凌駕する年輪でした。ライフタイムマイルの積み重ねを感じます。

鹿児島空港 ANAラウンジ

エアサイドでは特にやることもないので早々にANA LOUNGEに行きます。ANAラウンジは新千歳、仙台、成田、羽田、小松、伊丹、岡山、広島、松山、福岡、沖縄、そして、鹿児島と11拠点のうちの一つとなっています。仙台、小松、岡山、広島よりは利用規模が大きいので、プライムなラウンジとも言えます。

ただ、スイートラウンジではないのでワインはなく、生ビールサーバーかウィスキーロックとなるところでもあります。昼だったので、ビールを水代わりにします。

鹿児島空港搭乗口

プロペラ機材だと日本の主要空港(羽田は大人の事情で乗り入れないことになっている)では沖留め最高であります。成田や伊丹や福岡は沖留めがほとんどと言えます。一方で、新千歳やセントレア、鹿児島や松島はそうした印象がありません。沖縄は遠いのでジェット必達もあるのかANAプロペラ機材の印象はありません。

フライト

霧島連山とANA

ANAの駐機スポットの背後には必ず、霧島連山が見える構図でもあります。鹿児島は比較的天気が良いので撮影にも良い空港といえます。昔のように大型機が飛来しないのは残念な令和ではあります。

多くのプロトコルが船便に似ている航空機でありますが、実際に搭乗するタラップも少し船チックであります。船はもっと幅広で傾斜も少ないですが、これでドラ音が聞こえたリ、紙テープがあると船のようであります。船長とパイロットは全責任を担うこともあり、いつまでも憧れの仕事であります。

狭い機材でありますが、エコノミークラスと遜色のないシートピッチであります。ただ、天井高は低く、絶対と言える程に頭をぶつけます。今回も一発やらかしてしまいました。機内アナウンスでも頭をぶつけない旨のアナウンスがありました。

ANA セーフティボード
ANAシートの厚さ

シートの柄からすると結構古い時代からのシートですが、シートの厚さは結構ペラペラいであります。座り心地はあまり良くありませんが、フライト時間が短いのであまり不満はないとも言えます。

ANA プロペラ機 車窓

プロペラ機あるあるですが、最前列席でなければ、窓側でもプロペラか翼が見えてしまいます。ある意味にメカニカル感と離陸まで動静がよくわかるので個人的には好きであります。

霧島連山

鹿児島空港から離陸は南に飛びます。従って、桜島方向に進み、錦江湾から左にターンをしていきます。霧島市や都城市、宮崎市の上空を通過しながら、北に向かいます。

ANA 国内線 普通席 機内サービス

飛行時間も短いのでベルトサインが消えるとすぐにドリンクサービスであります。ANA Wingsであれども5スター品質であります。プロペラ機材はWi-Fiはありませんが、ビデオサービスは見られるという不思議な設備であります。やはり、機外と通信するのはコストがかかりそうです。スターリンクのCMをする代わりに安く設備投資が済むようなことができないかと思ってしまいます。スターリンクのトップがかなり濃い人なので無理とは思いますが。

ANA プロペラ機の景色

そして、プロペラ機はジェット機と異なり、かなり高度は低い位置を飛びます。ジェット機では安定飛行中は雲の上のフライトが定番ですが、プロペラ機では雲が上に見えるフライトが安定飛行でも見えます。

霜降りのような雲景色を見ながらの水平飛行であります。しゃぶしゃぶが食べたくなります。

伊丹到着

ANA 伊丹空港 着陸の景色

東京から伊丹へ着陸の場合はフライト経験も多いのでおおよそ、どこを飛んでいるのか分かりますが、西日本から伊丹となると結構どこかわからなくなります。和歌山から本州に入るのか、関空あたりから本州に入るのか、はたまた兵庫から本州に入り、伊丹には北側から侵入するか迷うところでもあります。インターネット接続もないので検討がつかないのがミステリーでもあります。

と思うと定番の奈良側からの大阪都心上空と無難でした。伊丹着陸パターンは意外と少ないのですね。

ANA 伊丹空港 着陸間際

着陸5秒前であります。経験的にはB787での着陸が多い伊丹ですが、同じような着陸であります。着陸後はターミナルまで歩いていくのかと思うとバスでのお迎えと時間がかかるパターンであります。ターミナル到着後の歩数は少ないですが、時間がかかるルートでもあります。

神戸 三宮駅

同便は予定より10分遅れ、さらに伊丹空港では沖留め最高とバスでありました。とどのつまりがバス到着からリムジンバス出発までは3分でした。オワコンのローカル路線バスZのハダッシュ並みに走り、三宮行きのバスが目視できた頃には扉が閉まりっており、これまで実施したことはなく初経験ですが、バス案内人に50mくらい前から大手を振ると閉じた扉をドライバーに開けてくれる指示を出してくれたではありませんか。

それにより、なんとか間に合い、三宮までもドライバーの爆走ぶりで定刻よりも早く到着しました。到着した場所は六甲アイランド行きのローカル路線のバス停の目の鼻と先であり、乗り継ぎも順調であり、カクテルタイム前の到着となりました。

乗り過ごしていると30分は空港待ちでしたので、今年最後の運を使い果たした感じでもあります。

最後に

マイル修行をしていると国際線長距離路線でも、国内線短距離路線でも女神と悪魔が生息していると言えます。女神は長距離ロングフライトで奇跡的な短時間乗り継ぎができたりしますが、悪魔は目の前のバスが行ってしまったり、桁違いの運転停止で車内に半日ぐらい待たされたりします。

今回のフライトはそれほど遅れはしませんでしたが、三宮行きのバスに接続は結果的に3分しかない状態でダッシュとなりました。結果的に間に合い、つくづく、運と縁が織りなすマイル修行でした。2023年のフライトは残り二つであり、無難にパッピーエンドとしたいところであります。

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