ANAダイヤモンド修行について、今年は5万プレミアムポイント+LSサービスとANAカード決済を考えていましたが、進路変更しましたので、お伝えします。
当初は5万プレミアムポイントだったが
2021年に続き、2022年も国内線かと思い、かなり低進捗でした。7月頭断面では下記の通りでした。全然進みませんでした。
プレミアムポイント+1000PP(~2022年7月)やプレミアムポイント2倍キャンペーン(2022年8月~12月末)により、少ないフライトでもダイヤモンド修行はしやすくなったわけですが、今一番早く到達したい、ANAピュアミリオンマイル(100万ライフタイムマイル・ANA運航便のみ)を貯めようとしても、国内線では砂漠に杓子で水を撒くようなものであります。それでも2020年4月以降から足元まででは7万ライフタイム程は積算しています。
しかし、国際線に乗らないと達成感とモチベーションは起きないものであり、今年は国内線に乗らず、新機軸で始まった地上サービスとの複合で初のダイヤモンド修行かなと思っていました。結論的には5万国内線フライトでのプレミアムポイントとANA LSサービス7つ利用と500万円のANAカード決済での到達を目論んでフライトはセーブしていました。(厳密にはトクたびマイルは活用していましたが)
国際線の機会がついに
しかし、2022年8月半ばから海外渡航への制限が緩和(渡航と言うよりは帰国ですが)されます。
まず、8/15以降は帰国便のフライト出発時間マイナス72時間以内に受けた検査の陰性証明書は日本国内で発行したものでも良くなっています。
日本でも海外でも厚労省の定めた条件の検査はいずれも高額ですが、それでも海外で受験後に、positiveになるとその国の指導を受けて、隔離などの足止めを食らい、滞在費や治療費が高額になったり、航空券が変更できず、失効して高い航空券を買わないといけないと言う最悪のケースもあります。
それが日本で受験すれば、positvieであれば致し方なくキャンセルはありますが、自宅に滞在でき、negativeであれば、精神的にも事務的にも安心して出国できます。
My SOSと言う帰国の際に速やかに入国できるファストトラック利用のため活用するアプリまたはwebサービスも申請してからかなり早く青くなる(日本行きに搭乗でき、到着した日本の空港でも検査なし、自宅待機無し)ので、安心できます。
さらに、2022年9月7日からは厚労省が認定しているワクチンを3回接種して、その証明書があると出国72時間前の陰性証明書も不要となります。
コスト的にも精神的にも海外に行って戻ってくるハードルは低くなります。
以上から、ライフタイムマイルが一気に加算される国際線に魅力を感じており、プレミアムポイントも付随して積算されるため、ダイヤモンド修行の進路を変更かなと感じています。
どんなルートが良いか
国際線でマイル修行をする場合、目下一番悩ますのが燃油サーチャージであります。次は入国制限であり、こちらもフライトが少なくなるため、座席数が限られ、航空券が高くなります。
しかし、やはり年々、原油産油国の影響を受けやすくなっている燃油サーチャージですが、上半身裸で渓流釣りを楽しむマッチョな人のせいもあって、インターコンチネンタル間の燃油サーチャージは日本を起点または最終目的地の場合、爆謄しています。
これだとプレミアムポイントを加算するには非効率であります。また、有事でも円安が進行しており、トルコやエジプトにでも行かない限りは、かなり滞在コストはかかります。
しかしながら、アメリカ発着とすると、燃油サーチャージはガクンと下がり、以前と同様な(それでも高いですが)コスト負担で済みます。際際乗り継ぎでは大セールのようです。
アメリカ発券のシンガポール行きやシドニー行きはライフタイムマイル積算が多く済む割にはアメリカ発券日本往復または日本発券アメリカ往復よりはかなり効率が良くなります。
海外発券にたどり着くまでの特典航空券はアメリカ行きは燃油サーチャージと手数料がかなり高額なので、最初の特典部分はシンガポールにすると言う手もあります。
アメリカ発でエコノミー最低のLクラス(マイル積算率30%)で往復コミコミで15万円、ビジネスクラスにアップグレードな最安Hクラス(マイル積算率70%)で約33万円(いずれも東京でストップオーバー可能)となっています。
北米路線のビジネスクラスには個室シートのTHE Roomが複数路線で設定されており、今後も拡大しそうであり、快適さと言う点ではやはりアメリカは良さそうであります。
ただ、シンガポール入国は事前に登録する書類が多く、滞在するホテルなどの入力が必要だったりします。厳罰が多いシンガポールですので、虚偽の申告の罰金も大きいので、ホテル滞在コストも考えないといけません。まあ、現地を楽しむと言う点ではホテル滞在はありで問題はありませんが。
また、ANAのチャンギ空港でのアーリーチェックインは現在閉鎖されているため、21時頃に空港に行き、翌朝6時過ぎのフライトに搭乗と言うのもMySOSの確認などカウンターであることを考えると厳しそうであります。
とは言え、9月7日以降の72時間ルールがなくなるとかなり時間的な縛りがなくなるので、シンガポールかシドニーがベストと言えます。
クアラルンプール発券は羽田線が今後、週数便復活する見込みであり、その辺りから検討であります。シンガポールは空港内ホテルで、4畳半の広さでも2万円以上とか高いので、入国への制限が少なくホテル代が安いマレーシアの方がベストとなっていきそうです。
ANAのホームページがリニューアル
8月31日よりANAのホームページがリニューアルしています。10年ぶりぐらいではないでしょうか。ハッシュタグが表示され、福井県や京都府がでるのは個人的嗜好なのか不明であります。
と言っても国内線の予約画面や国際線の予約画面は以前のままであります。これは海外発券利用では結構、重要であったりします。
また、マイレージ画面も以前と変わらず、導線と言うか改札口のようなトップページや交差点的なメニューページがリニューアルされています。
ログイン後のトップページは以前だとダイヤモンドカラーでしたが、それが薄れた印象です。やはり、スマホセントリックが強化されています。
ただ、JALとは違いと国内線と国際線を一緒にしておらず、海外発券等の検索も以前と同じくできるのは良いところです。
JALの海外発券を検索の場合、発券元の国のサイトに移行する必要があったり、検索結果から予約クラスコードを確認するには右カラムの旅程をクリックしたりと結構操作が多いのですが、そうしたことがないので、ついついANAの方を検索してみます。
しかしながら、大きなリニューアル時につきものなのはトラブルやエラーであります。トップページが新しくなった後は再度、ログインが必要なのですが、何度実行してもログインできず、パスワード忘れたかなとパスワードを変えてみても不可能であり、暫くするとお知らせとして、ログインエラー対策が出ていました。
cookieとキャッシュデータを削除するとログインできると言うことで、全削除の方法が出ていました。しかし、ブログなど作成している自分にとっては全削除はかなり手間であります。
そこで、chromeの設定のすべてのookieとサイトデータを表示させ、そこにanaと打ち込んで絞り込み、ANAのロゴマークの付いたドメインのものだけを消すと無事にログインできました。
最後に
足元ではプレミアムポイントは4万弱ですが、8月搭乗分のキャンペーン分が約2万PPほどあり、次月以降積算となる見込みです。
また、確定している来月に入ってからのフライトまで含めると7万PPは行くこととなりそうです。
ここまで来ると8万PP+7つのLSサービス、400万円決済に進路変更となりそうです。
8万PPとなるとアップグレードポイントがぐんと上がるので国際線では貴重なアップグレードであり、確保したいところです。
決済にはついては国際線はそれなりに費用がかかるので結果的に500万円は行ってしまいそうですが、逆に国際線に乗るモチベーションに普段の生活を切り詰めていきたいぐらいです。
今回、アメリカ渡航は万全を期して、ANAの保険も使ってみたので、LSサービス7つもクリアできそうです。
国際線修行は、かなりコストもかかるので大人な遊びでありますが、旨味や新たな発見が多く、限られた人生ではいい経験となるかもしれません。