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ワン・ワールド展望台で摩天楼見納め

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ワンワールドタワー

摩天楼と言うと高層ビル群の景色でありますが、その代表であるニューヨークで一番新しく、一番高い展望台であるワンワールドオブザバトリー(展望台)に行ってみましたので、お伝えします。

ワン・ワールド・展望台とは

1wtower

ワン・ワールド・展望台はワン・ワールド・トレード・センタービルの上部にある展望台であり、ニューヨークではエンパイア・ステート・ビルディングで一番上に行ける展望台と並びニューヨークでは一番の高さの展望台となっています。

ビル自体はアンテナ部を含め541mであり、屋上は417m、最上階は415m、展望台は381mとなっています。

ちなみに、日本ではビルではありませんが、東京スカイツリーで行ける一番上の展望台は451.2mであり、スカイツリーの方が実は上であります。

ワン・ワールド・トレード・センタービルは言わずも知られている2001年9月11日(火)に無念の崩壊をした世界貿易センタービル(ツインタワー)の跡地に造られたビルであり、2014年に竣工しています。以前のWTCはアンテナ部527mであり、現在のビルは意外と高さは近いようです。

ビルの真下から撮影すると天辺が写らないくらいの高さです。スカイツリーもそうですが。

飛行機乗りからするとワンワールドと言うと、スターアライアンスゴールドからするといずらい場所でありますが、歴史を見るとワンワールドとスターアライアンス加盟キャリアにとっては忘れられない場所であります。

ワン・ワールド・展望台に行ってみた

チケット販売所

2001年前にもともとのWTCの展望台に行っておけばよかったと言うこともあり、今回は弾丸NYC旅程で最重視した場所でもあります。

とは言っても、ビジネスクラスで飲み過ぎ、ホテルがアーリーチェックイン可能だったこともあり、正午過ぎにチェックインすると、シャワーを浴びてベットに潜ってしまいました。日本時間であれば夜中1時くらいであり、当たり前なのですが、残念であります。

日本時間のとおり、熟睡してしまい、目覚めると現地時間18時くらいですが、そこからなかなか脱出できず結局19時くらいにようやく起床となりました。(ほぼ日本の睡眠サイクルを遵守)

何としても、ワン・ワールド・展望台だけは行きたいので、明日に持ち越さず行ってみました。到着した時間は20時過ぎと閉館が21時なのでコスパは悪いですが、背に腹は代えられないため、当日券で53ドル近く払って入場しました。

ワンワールドタワーオブジェ

入り口手前にはきれいなオブジェがあったりします。

コスパが悪い半面、一切並ばずに一気に展望台までアクセスできました。前売り券の場合に時間帯が縛られたりしますが、夜景が堪能でき並ばないのはとても合理的でした。

と言ってもあと2時間ぐらい早く起きていれば、トワイライトな時間を堪能できたのは残念でありますが。

展望台まで

ワンワールドタワー手荷物検査

一番の景色の展望台までは、いったん地下に降りて、荷物検査(撮影は展望台に行った後に撮影のため閉鎖されていました)を受けて、混雑時に飽きないようなギミックを通過して、エレベータに乗ります。ここも一人であります。

エントランスギミック

エレベータはギミックがあり、展望台に上がる時間を飽きさせないために1500年代から現代までのニューヨークの様子をCGで投影していました。

1500年代のニューヨーク
1930年代のニューヨーク

同時期に江戸も徳川家康が大規模な治水をしたりして今に至るので、大都市と言うのは然るべくしてできた歴史なのかもしれません。

世界一流の夜景

ワンワールドタワーショー

そして、エレベータを上がるとすぐに展望台にアクセスできるかと思うと、また、3分ぐらいの動画を見せられます。これも平時では混雑対策なのでしょう。

そして、ワンフロア降りるとようやく展望台です。

展望台全景

風の当たるオープンな場所はなく、すべてガラス張りであります。夜は反射抑制のためかかなり暗く、年寄りには結構足元が辛い感じでもありました。

ハドソン川

最初に見えるのはハドソン川というかニュージャージ側であります。この川にA321が着水したと考えるとすごいことだと実感します。

マンハッタン中心部

続いては一番人気のあるマンハッタン中心部が見える場所であります。ニューヨークのシンボルであるエンパイアステイトビルやクライスラービルが見えるところであります。

そんな代表を追い抜くような高層ビルも続々とできているのは驚きでもあります。この景色が見えるガラス窓はグループの滞在時間が長く、20時台でもなかなか空きません。

そして、タイムズスクエアにつながる道の交通量が半端ないのも印象的でした。

メダル販売機

途中には古今東西展望台にあるコイン販売機であります。不変の記念品とはなりますが、いまいち理解できません。青函連絡船にも会った記憶がありますが、その時も理解できませんでした。Apple Payに対応しているのがシュールでした。

マンハッタン

そして、ブルックリン側です。ウォールストリートの高層ビルとその先にブルックリン橋とマンハッタン橋が見えます。東京の夜が暗く見えます。

ワンワールドタワー展望台

一周すると何やら、動画の時に使うライトの巨大版のようなものがあります。

モニュメント

近くに行ってみると真ん中に立って撮影するみたいです。先には自由の女神があるのですが、同ビルから距離が遠いため、なかなか映えないため、アシストするかのような装置のようです。

自由の女神

自由の女神を70mmのレンズで撮影、さらにトリミングしても小さいのでやはりそうかもしれません。500mmくらいのレンズがあればいいのですが、背景に飛行機が写るとか圧縮効果であると良いのですが、そんな場所ではないので荷物の重さを優先してしまいそうです。

おしまい

ワンワールドタワーえれべーた

あっという間に時間がたち、21時近くとなり、降りることとなります。エンパイアステートビルの場合はオープン空間だったこともあり、長居した記憶がありますが、今回は蜜を避けたいのもあり、1時間で退散しました。それでも20時台は人が少ない印象であります。ただ、マスクレスで大声で話しているので日本とは違い、ある意味異国情緒を感じるところでもありました。

下りのエレベーターもギミックでした。

ウエストフィールド

付近はWTCの跡地を6つの高層ビルとメモリアル博物館で再開発しており、21世紀的な綺麗さがあります。

マンハッタンアート

昔から摩天楼のマンハッタンでも、とてもモダンな場所になっています。焼き野原から復活した日本橋に近いかもしれません。

最後に

1wt

弾丸旅で飛行機に搭乗して高高度にどっぷりつかっていても、束の間の地上にいる時も高いところを求めてしまうのはマイラーなのか、馬鹿なのかわかりませんが、都市部の景色を俯瞰すると人間が作り出した叡智なのか醜陋なのか考えてしまいます。

それでも、人工物が遠い海の先で昔から存在することを改めて自覚しました。これでニューヨークを見納めです。

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