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世界は再び動き出している【海外発券】

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海外発券については、すでに平時に戻りだすような感じになってきているので、まとめてみました。

世界は動き出している

ワクチンを少なくとも1回接種した人が4割前後に達している国はイギリス、アメリカ、チリ、カナダとなっており、日本は3%未満となっています。こうした国では日本の人口比で換算するとまだ多いところもありますが、ワクチンの種別による違いはあるものの、日別の推移を見ると感染の勢いにワクチンが上からのしかかるようにも見られ、やはり、ワクチンが今のところは強い武器と言えそうです。

海外発券の現状

海外発券の現状を確認してみました。

アメリカ発券

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アメリカ発券では南部のマイアミからデンマーク・コペンハーゲンまでのTAPポルトガル航空のビジネスクラス往復運賃(予約クラスJクラス)です。

旅程としては3か月先の8月となります。リスボンを経由してコペンハーゲンと往復するルートであり、乗り継ぎ時間は90分となっています。

運賃は1,000.10USD(約108,896円)となります。プレミアムポイントは15,838PPとなり、PP単価は6.86円/PPとビジネスクラスとしては破格の単価となっています。

チリ発券

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チリではワクチンの精度のためか、2回目のワクチンの接種にシフトしており、さらに欧米製のワクチンの購入を続けており、年の半ばには改善をして行きたいようです。

そこで、今回は8月のサンチャゴからアメリカ・マイアミまでのビジネスクラス運賃を調べてみました。途中、コロンビアのボゴタを経由するスターアライアンスのアビアンカ航空です。

乗り継ぎ時間は往復ともに2時間45分、計4回のフライトは4時間弱から6時間弱のフライトと時間もそれほどヘビーではないため、苦行ではなさそうです。

運賃は86,060円であり、予約クラスはAクラス(AMCでは125%加算)となります。プレミアムポイントは11,938PPとなり、PP単価は7.21円/PPとこちらもビジネスクラスとしては破格の単価と言えます。

ビジネスクラスは今後、値下げされる?

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今回のパンデミックの後に訪れる世界で大きく変わるのは仕事の仕方かもしれません。肉体労働や遠隔では対応できないエンジニアリング、技を身につける研修などは引き続き、世界中を移動することとなりそうですが、会合や商談などはかなりオンライン化されていくこととなりそうです。

それにより、参加するまでの移動時間の大幅な短縮が可能となり、時差はあるものの自宅で参加できるメリットもあり、同じ時差解消のためにビジネスクラスに搭乗して世界を飛び回ると言うことは確実に減ると言えます。

一方で、これまでしいたげられていた海外旅行の需要が一気にさく裂しそうでもあり、プチ富裕層がビジネスクラスを利用したいと考える割合が高くなる可能性もあります。

これまで法人契約で大量に座席を確保し、ディスカウントしていたところをプチ富裕層に置き換えてくる可能性もあり、急速な収益力回復をするかもしれません。

長期的に見ると、海外旅行需要が一巡するとビジネスクラスの座席は少なくして、エコノミークラスが再び拡大する可能性もありますし、格差世界もあってか個人需要も多様化し、ビジネスクラスは法人から個人にそのまま需要がスイッチする可能性もあります。

いずれにしても、長期的には需要があると再び、運賃は高くなっていくかもしれません。

最後に

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ワクチン接種が進んでいるエリア程、航空需要と競争の激化が急速に上がっているようであり、ビジネスクラスは需要元が法人から個人に変化しているようであり、値下げが激しくなってきているような感じもします。

ワクチン接種が進まない、日本を含むアジアは1年くらい先になるかもしれませんが、海外発券のビジネスクラスの運賃には期待が持てるかもしれません。 

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