世界最長ルートと言えばシンガポール航空のシンガポール=ニューアーク間が有名ですが、そのルートが少し変更となっているため、記事にしてみました。
世界最長ルートが
ニューヨークにワクチン接種ツアーなるものがあり、ニューヨークに行くとしたらどんなルートが改めてとニューヨーク発券を久方ぶりに検索していたところ、上記なような運賃が出てきました。
JFK空港発券のシンガポールプレミアムエコノミー往復であります。以前からJFK発券のシンガポール往復あったものの、フランクフルト経由の便であり、これかなと見ていました。
しかし、直行便のフラグとなっており、飛行時間は18時間50分前後となっており、これを飛べる飛行機はA350-900URであり、この機材はビジネスクラスとプレミアムエコノミーのみで構成されおり、エコノミークラスの運賃がなければそうなることとなります。
エコノミーの運賃を検索してみると「ご利用不可」となっており、シンガポール=ニューヨークJFK間が世界最長路線となるようです。
ちなみにニューアーク=シンガポール間の運賃設定もありますが、アメリカ国内をJetblueで移動し、サンフランシスコからSQ便に接続するタイプとなっていました。
世界最長距離は伸びたのか
さて、一時的か恒久的かわかりませんが、ニューヨークJFKが最長ルートとなりますが、ニューアークと比較して距離が伸びたか調べてみました。下記のとおりです。
シンガポール=ニューアーク 9,535マイル
シンガポール=ニューヨークJFK 9,537マイル
計算上ではありますが、2マイル伸びたこととなります。世界記録単独更新と言ったところでしょうか。
ちなみに今回の運賃は約137,348円であり、予約クラスはRクラス(スターアライアンスアップグレード対象外、積算率100%)であり、プレミアムポイントは19,874PPとなります。
PP単価は6.91円/PPとなり、なかなかの単価であります。
JFK空港の効果あるか
マンハッタンからのアクセスを考えるとニューアーク空港の方がアクセスは良く、鉄道でダイレクトにアクセスできる一方で、JFK空港は地下鉄では行けるものの、遠いイメージがあります。バスについても市内のバス停が遠いイメージがあり、遠い印象があります。
シンガポール航空のターミナルは4であり、ターミナルは違うもののANA(ターミナル7)と同じ空港で乗り継げるのは良いかもしれません。
ANAの成田便が生き残っていた前提で言うと3時間ぐらいの乗り継ぎでシンガポール便と接続できるため、ニューヨーク経由シンガポールタッチ修行と言うものもできるかもしれません。
また、現在の世界になる前にシンガポール航空は成田経由ニューヨーク以遠便も計画していると発表しており、JFK便となるとこれもまた、使い道が出てくるかもしれません。
最後に
世界最長ルートをビジネスクラスで安く利用とした際、以前はアフマダーバード発券の片道が最安でしたが、現在はなく、代わって、エティハド航空やカタール航空が安くなっており、リベンジはないのかなと言う感じもあります。
と言っても、インド発券はなかなか使い難い状況なので、しばらくはアメリカ発券とかの組み合わせで妄想修行するのが良さそうです。
世界最長フライトに早く搭乗できる日を期待したいところです。