ターキッシュエアラインズの最新型のボーイング787-9型機のビジネスクラスが利用できるパリ(デンパサール)=パリが安いため、まとめてみました。
ターキッシュエアラインズのボーイング787
就航はいつから?
ターキッシュエアラインズでは、ボーイング787-9型機を2019年7月から国内線イスタンブール=アンタルヤ間で、国際線ではイスタンブール=デンパサール間(6,424マイル)で就航させています。
同社の動画でB787型機の概要をまとめています。
今後の予定としては同年8月までに合計6機が運用されます。就航都市は下記のとおりです。
ロンドン・ヒースロー(1,575マイル)
ドバイ(1,870マイル)
ワシントン・ダレス(5,241マイル)
ニューヨークJFK(5,016マイル)
アトランタ(5,774マイル)
メキシコシティ(7,104マイル)
カンクン(6,507マイル)
バリ(6,424マイル)
アムステルダム(1,376マイル)
デリー(2,837マイル)
パナマシティ(6,740マイル)
ボゴタ(6,681マイル)
中米路線は距離が長く、ドリームライナーの実力を発揮しそうです。スターアライアンス特典では意外と中米から大西洋を渡る路線が空いていることもあるため、マイル利用でもいいかもしれません。
アジアではバリが6,000マイル超とビジネスクラスを堪能できそうです。
ビジネスクラスはどんなシート?
同社ツィッターアカウントより
ビジネスクラスのシートは1-2-1配列のスタッガードタイプであります。ベッドにした時の長さは193㎝、シート時のレッグルームは111cmと余裕の広さであります。シートモニターは18インチとUSBポートも設置されています。
窓側シートが鉄板でありますが、中央列にはダブルシートがあり、カップルなどに最適なシートもあります。
同社ツィッターアカウントより
ビシネスクラス デンパサール=パリ往復
今回は同機材をアジアから長距離搭乗できるデンパサールからのスタートとなります。年末に赤道近くの南半球のデンパサールからパリに移動と少しエクストリームでありますが、プレミアムポイント総仕上げと翌年のスタートダッシュと考えると良いでしょう。年越しをパリで過ごせるのもなかなかであります。
旅程
往路はちょっと早めの冬休みである12月26日木曜日の夜9時過ぎにデンパサールを出発します。イスタンブールには翌朝5:55に到着します。13時間50分とビジネスクラスの快適さを堪能できるフライト時間です。
イスタンブールでは市内までは遠くなりましたが、何とか市内にも行ける9時間25分の乗り継ぎ時間です。
そして、15:20にイスタンブールを出発し、パリ・シャルル・ド・ゴール空港には17:10に到着します。イスタンブールではもっと早い乗り継ぎがありますが、機材は小型機であり、15:20発はエアバスA330-300であり、すべての区間をゆったり過ごせます。
復路は1月3日最終便でイスタンブールに向かいます。18:40に出発し、19:35に到着します。機材はワイドボディのA330-300であります。復路は乗り継ぎ時間が短めの90分であり、デンパサールに向かいます。
アジア行き特有の深夜1:45発であります。到着は夜7:35と一日損をした気分になる旅程です。こちらも機材はドリームライナーとなります。
ちなみにパリとイスタンブール間は結構フライトがあり、フライトの選択は結構できそうです。一部は新イスタンブール空港ではないので注意が必要ですが。
運賃・予約クラス・プレミアムポイント
マイル修行関連の数値は下記のとおりです。
運賃 約259,882円
予約クラス Jクラス(100%積算+400PP)
プレミアムポイント 17,234PP
プレミアムポイント単価 15.08円/PP
単価は決して良くありませんが、年末日本からパリに行こうとするとこの1.5倍はかかり、それを考えると最新型のビジネスを体感できる点では良いと言えます。
東南アジアの他の都市からの移動を考えても安いため、そうした地域の人には向いているかもしれません。
ANAマイル利用ではどうか
検索してみると年末年始は出てきませんでしたが、ゴールデンウィークではデンパサール路線は出てきました。工夫してマイル数を節約してターキッシュエアラインズのドリームライナーのビジネスに搭乗するのも良いかもしれません。
しかし、中米からの大西洋路線にも多く就航するため、世界一周特典を節約して利用する方が醍醐味はあるかもしれません。
最後に
ターキッシュエアラインズはサービスに定評はあるのですが、ビジネスクラスの一新に時間が要していたため、ちょっとと考えていましたが、いよいよ最新機材と刷新されたシートが利用できるようになると同じく一新された新イスターブール空港とそのラウンジの利用も併せてかなり満足が得られるのではないでしょうか。
そして、世界一多くの国へ就航している同社だけあり、行きたいところにスムースに快適に行ける同社の魅力が増すかもしれません。