主要国の東京における耐震の位置から羽田空港と成田空港の位置づけを考えてみました。
主要国の大使館の所在地
国連常任理事国とG20の国々の東京における大使館の場所確認してみました。下記のとおりです。
アメリカ合衆国 東京都港区赤坂1-10-5
イギリス連邦 東京都千代田区一番町1
フランス共和国 東京都港区南麻布4丁目11−44
ロシア連邦 東京都港区麻布台2丁目1−1
中華人民共和国 東京都港区元麻布3丁目4−33
ドイツ連邦共和国 東京都港区南麻布4丁目5−10
イタリア共和国 東京都港区三田2丁目5−4
カナダ 東京都赤坂7丁目3−38
アルゼンチン共和国 東京都港区元麻布2丁目14−14
ブラジル連邦共和国 東京都港区北青山2丁目11−12
オーストラリア連邦 東京都港区三田2丁目1−14
インド 東京都千代田区九段南2丁目2−11
インドネシア共和国 東京都新宿区四谷4丁目-4-1
メキシコ合衆国 東京都千代田区永田町2丁目15−2
大韓民国 東京都港区南麻布1丁目2−5
サウジアラビア王国 東京都港区六本木1丁目8−4
南アフリカ共和国 東京都千代田区麹町1丁目4 半蔵門ファーストビル
トルコ共和国 東京都渋谷区神宮前2丁目33−6
という事で、港区に集中しています。港区は標高も高く、津波などの影響が少ないことを19世紀から意識していたのかもしれません。
アメリカ大使館は結構小高い丘みたいなところにあり、日本からの警備も厳重であり、やっぱり世界一の国と感じてしまいます。
イギリス大使館は人口稀少地域の千代田区に構え、憧れの番町のトップナンバーである一番町1であります。この場所は皇居と内堀通りを挟んでお隣であり、隣人であると言えます。南アフリカ大使館ははイギリス連邦という事も有ってか、千代田区に構え、半蔵門交差点のビルにあり、こちらも皇居の半蔵門から最も近い大使館と言えます。
ロシアは今は疎くなっていますが、ロシアに行く時にビザを取得する際に大使館に赴いた際は結構な場所だった記憶があります。地下鉄駅は遠いかったですが。
港区に大使館が多いのは地震大国の日本では標高の高い場所がベストと言った結論かも知れません。北朝がミサイルを打ったら、かなりの確率で殲滅する地域でもありますが。
主要大使館から見た羽田空港と成田空港
個人的には、何の縁なのかこうした大使館が至近のエリアに住んでいます。羽田にアクセスするには公共交通機関では浜松町(一応、大門も)であります。成田へのアクセスは同じく大門でありますが、停車駅を考えると地理的に京成上野であり、そこからスカイライナーが早くて楽々であります。
実際、大使館の人は母国に移動するとなると実質的にはタクシーかハイヤーで移動であるため、自国にダイレクトフライトがある空港を選択することとなりそうです。USの首脳級は六本木のヘリポートから横田に移動して帰国と言うことかもしれませんが。
ただ、普通の人が、羽田や成田から移動するとなると鉄道かバスでの移動がメインとなりまか。
鉄道もバスも意外と港区中心部や千代田区内にアクセスするルートはなく、品川や浜松町、東京、新宿で乗り換えが必要であります。
こんな円安時代なので、タクシー一択となるかもしれませんが、浜松町よりは京成上野駅の方が最終目的地に近い感じもします。
京成上野駅の車止め(バスにおびえながらでありますが)地下に降りて、成田空港まで一直線のスカイライナーの方が楽々であります。
モノレールは時間は短いですが、通勤時間帯は階段上りと各駅停車であり、エスカレーターがなくなってからはうざく、成田でタイミングがあればベストとも思えてしまいます。
もっとも、自宅から空港までタクシーを使うとなると羽田一択ではありますが。
最後に
外交官の人は忙しいので、空港と大使館の移動は安全かつ最速であり、一般人とは違う移動手段があると言えます。飛行機から専用車で大使館まで直行とかであり、治外法権も確保されていたりします。
羨ましいところでありますが、東京都心までの成田と羽田のベストルートほ考えるとどちらがが良いのか考えると距離が近い羽田ではありますが、簡単に解が出ないのが空旅であり、成田も魅力的かもしれません。
我々一般人は愚直な成田も羽田も使いやすい最適解を求める必要がありそうです。残念ですが。