フィンランドのヘルシンキ発券のフランクフルト経由のファーストクラス往復が35万円であり、マイル修行の鍵となるプレミアムポイント単価も良いためまとめてみました。
ファーストクラス発券ヘルシンキ=ソウル金浦経由
今回は来年3月と4月の旅程で試算してみました。
ルート
3月23日にヘルシンキを出発し、フランクフルト、羽田を経由して金浦空港に到着します。その間の乗り継ぎ時間はフランクフルトで2時間20分、羽田で1時間55分とスピーディーです。金浦到着は翌日24日11:25であり、同日中に東京にも戻れてしまう旅程です。
復路は4月30日の19:45に金浦空港を出発し、羽田で2時間5分、フランクフルトで4時間の乗り継ぎでヘルシンキには翌日1日の12:40に到着します。
金浦発は19:45であり、こちらも同日に日本から出発しても乗り継げそうな時間であります。ヘルシンキではホテルにチェックインした後にサウナで汗を流すと言うのも良いかもしれません。
そして、注目のファーストクラスは羽田⇔フランクフルト区間となりますが、こちらはANA運航のボーイング777-300ERであり、シートは最新式のTHE Suiteであります。写真で見るよりも質感は高そうであり、こんなシートを35万円で利用できるのはなかなかお得と言えます。
運賃・予約クラス・プレミアムポイント
運賃・予約クラス・プレミアムポイントは下記のとおりです。
運賃 353,340円
区間 | クラス | 積算率 | PP |
---|---|---|---|
HEL⇔FRA | J | 150%+400PP | 3,678 |
FRA⇔HND | A | 150%+400PP | 18,584 |
HND⇔GMP | J | 150%+400PP | 4,210 |
合計 | 26,472 |
プレミアムポイント合計26,472PP
PP単価 13.35円/PP
ファーストクラスとしては15円台を下回っており、アップグレードできるビジネスクラスよりも効率的かもしれません。
欧州発券ファーストクラスどこで発券すれば良いか
欧州発券のファーストクラスで東アジア往復の運賃ではスターアライアンスのルフトハンザグループがかなり安いと言えます。
北京、上海、香港、バンコク、シンガポール往復などが安く、同グループの本拠地のあるドイツ、スイス、オーストリア、ベルギーや主要都市のあるイギリス、フランス、イタリア、スペイン以外の国であれば、かなりの確率で35万円台のルートが見つかると言えます。
キャリアはスイスインターナショナル・エアラインズが上海、北京、香港が多く、昨今の事情からするとあまり利用したくない都市とも言えます。この他、アジアの十字路でもあるバンコクもあり、特典航空券と組み合わせれば利用できないこともありませんが、ちょっと遠いと言えます。
ところが、ソウル金浦を目的地とすると羽田を経由し、超繁忙日を除くとルフトハンザコードシェア便(ANA運航)がヒットし、金浦往復は時間も短く、特典のマイル数も少なくて済むため、単価以上の効果があると言えます。
欧州発券はオスロ、ストックホルム、ブダペストが有名ですが、ヘルシンキはファーストクラスでは群を抜いており、利用の価値があるかもしれません。
最後に
来年、プレミアムポイント2倍対応はないと思いますが、もしあると今回の旅程では一気に5.2万PPとなり、一発SFC獲得となるような値でもあります。
それは別としても来年は海外に行ける機会ができるならば、ほぼ絶対利用するルートであり、久しぶりにヘルシンキに行ってみるのも良いかなと感じています。