台北松山空港にエアラインズ・VIP・ラウンジを利用しましたので、お伝えします。
ロケーション
ラウンジの場所は手荷物検査とパスポートコントロールを過ぎたエアサイドにあります。エアサイドに入るとすぐに見つけられるくらい近い場所にあります。一方でゲートまでも5分くらいでアクセスでき、金浦空港と比較してもコンパクト空港でメリットが最大に感じられます。
同ラウンジはアクセスできる航空会社はアライアンスなど限られておらず、入り口のサインに記載されていたものからすると以下のとおりです。
日本航空
ANA
チャイナエアライン
エバー航空
マンダリン航空
ユニ航空
エアチャイナ
四川航空
中国東方航空
厦門航空
上海航空
ティーウェイ航空
上記航空会社のビジネスクラスやマイレージサービスの上級会員が対象となります。詳細は各航空会社のサイトを確認ください。
ラウンジ全景
ラウンジの広さは金浦空港のアシアナ航空のラウンジくらいありますが、各キャリアのビジネスクラスや上級会員が集まるほか、各キャリアの機材はB787やA330となるため、出発が重なると激込みとなります。
激込み時間帯はスタッフが空いている席をアサインしてくれます。相席当たり前となります。
窓は一面採光でありますが、ワイドスパンで天井まで設置されているので、ラウンジ内の日中はかなり明るい印象があります。
ただ、滑走路ビューではなく、空港入り口側のバスや地下鉄入り口ビューとなります。
ラウンジ内設備
ラウンジ内にはデスクもありますが、奥で目立たないためかソファ席は満席にもかからず利用されていませんでした。パソコンを使うのであればこちらの方が楽かもしれません。
コンセントは日本と同じタイプであり、パナソニック製でした。WiFiも無料であります。
ラウンジ内には出発案内のサイネージもあります。最近はスマートフォンにプッシュ通知で案内が来るので不要かもしれませんが、遅延などは意外とサイネージが早かったりする場合があるので、あると便利であります。
雑誌は日本の空港ではかなりなくなっていますが、台北松山空港ではかなり充実しています。日式の店舗は多いですが、日本語の媒体はほぼ、ありませんでした。
ラウンジ内にはトイレがあります。あまり、大きくありませんが、激込みで外のトイレに行く必要はありませんでした。
フード・ドリンク
食の台湾のだけあり、ラウンジが気になるところであります。蒸篭やホットミールの電気保温器が多めであり、期待ができます。
辛そうな料理が多くあります。洋の東西は違いますが、ミートボールが多いのはラウンジの特徴かもしれません。
こちらの方が台湾らしいかもしれません。真ん中の青梗菜の炒め物とかはビールと合わせて飲みたいところでもあります。左側のソーセージっぽい肉にあわせてネギがまぶされているのはアジアンであります。
個人的には苦手ですが、焼き芋もあります。好きな人にはこの香りと割ったときのほくほく感と蜜があると至高なのでしょうか。
ドリンクについては赤ワインと白ワインが一種類ずつありました。料理はアジアがベストでありますが、ワインはヨーロッパやオーストラリアがベストであります。白ワインはもう少し冷やしていても良いかなと思います。冷蔵庫はあまり冷えないようなので氷で冷やすとかした方が良いかもしれません。
最後に
台北松山空港のエアラインズ・VIP・ラウンジは国際線エアサイドにありますが、松山空港に到着してから手荷物検査・保安検査を通過しても20分くらいでアクセスしてしまいます。
また、ラウンジ内はそれほど大きくなく、混雑している時間帯もあり、コンパクトな松山空港の中での同ラウンジの活用術としてはゲートクローズ前にフラットより、利用するのが良いかもしれません。
桃園空港であれば出国とか時間もかかり、空港内も広いので時間をある程度、確保しますが、松山空港はそうしなくてよいので便利であります。