スカンジナビア航空のビジネスクラスのパリ発東京往復が割安となっているため、まとめてみました。
スカンジナビア航空A350
スカンジナビア航空は比較的機材を長期間利用するようであり、長距離国際線ではA340とA330が主力となっています。A330はロングセラーでマイナーチェンジも繰り返しており、比較的最近投入された機材では、内装も新しいと言えます。
一方で、A340はエンジンが4基搭載された安心な機材ではあるものの、最初に運用されてから30年近く経過し、同社でも20年近く運用されており、オンボロ機材と言えます。
こうしたなかで、同社では長距離国際線にA350-900とA321neoを2020年から投入を始めており、A350-900は欧州=アジア路線や、大西洋大都市間に、A321neoは大西洋ダイレクト都市(ボストンなど)に投入しています。
コペンハーゲン=羽田線でもA350の投入が計画されており、今後運休が解消された場合にはA350で導入されるようです。
ビジネスクラス パリ=羽田往復
スケジュール
今回はマイル修行のラストスパートにパリから東京を往復するパターンとしてみました。クリスマスに日本に戻り、年末に再びパリに行く旅程です。
往路は午後にパリを出発し、この日はコペンハーゲンに滞在し、翌日午後に羽田に向かいます。機材はA350となります。
復路は12月27日の昼に羽田を出発し、コペンハーゲンには夕方4時過ぎに到着し、1時間の乗り継ぎでパリに向かいます。夜7時半前にシャルル・ド・ゴール空港に到着します。
プレミアムポイントは
運賃は217,890円となり、スターアライアンスビジネスクラスの東京行としては安い水準にあります。ANAの欧州発のプレミアムエコノミーの安いクラスと同等であり、ビジネスと言うことを考えると割安と言えます。
予約クラスはJクラスとプレミアムエコノミーと同等の100%積算となります。ただし、100%加算のため、フライトごとに搭乗ポイント400Pが積算されるので、ここは美味しいと言えます。
以上からプレミアムポイントは13,698PPとプレミアムエコノミー級となり、70%加算よりはマシですが、ビジネスクラスの快適性とコストパフォーマンス、そして、プレミアムポイントも大量ではないものの加算したいと方には選択肢となり得るかもしれません。
PP単価15.91円となります。
最後に
航空各社では機材の更新を進めており、A350やB787など最初は珍しかったものの、最近は当たり前になりつつあります。
航空会社にとっては空前の事態で新型機の導入を躊躇する会社もありますが、新型機はランニングコストの削減も実現できるため、厳しい財政状況でも導入するところも多く、今後お世話になることが多くなるかもしれません。
今年の年末にマイル修行のラストスパートが出来ればよいのですが。