山口県内でJR西日本完乗に向けて深夜と早朝に活動してみましたので、お伝えします。
夜活スタート
前回の記事のとおり、美祢線を往復した後にエキチカのビジネスホテルにチェックインをします。と言っても周囲はほぼ何もなく、1日の終わりまではまだ数時間あります。
本日はr既に青春18きっぷの元は取っていますが、時間はあります。
後悔しないようにまだ乗れる路線を確認します。山陽本線は宇部から新山口までがまだ乗っていない路線であり、そこを攻略します。
意外とこうした路線を残すと後々、時間とコストがかかるという事でひとサウナを浴びてから夜活に向かいます。
美祢線のキハ120形は歳をとっているから20時過ぎでもう寝ています。日中は線路で歯ぎしりをしていますが、寝ている時はありません。
跨線橋を渡り、山陽線を待つとみかん色の普通列車が入線です。20時過ぎでも徳山まで行けるので山陽線は結構便利であります。
夜となると車窓はないので、ホテルで満タンとなったスマホで明日以降のことを考えているとあっという間に嘉川駅であり、乗り換えの新山口はまもなくであります。
そして、本日二度目の新山口到着であり、すぐに新幹線乗り換えであります。夜な夜なパトロールと言っても、あまりお店もなく、かといって見つけてホテルに戻れないとなると元の木阿弥であり、いそいそと新幹線ホームに行きます。
結構な確率で乗れる500系こだまです。オリジナルカラーはいつ見ても霊験あらたかであります。
厚狭から新山口まで在来線では30分以上かかりましたが、新幹線は10分ちょっとであり、タイムマシンであります。
タイムマシンにふさわしい500系の自由席はガラガラであります。すぐに厚狭駅到着であります。
この日はこれでお終いであり、冷えた体をホテルの大浴場で浸り、ぐっすりでした。時間とホテルレートの最適化と言えます。
朝活
夜だけでなく、朝活もスタートします。6時は過ぎていますが、真っ暗な厚狭駅であります。西日本の夜明けは遅いです。小野田まで記憶にないくらいで行きます。
小野田駅ホームに行くと宇部新川行きの小野田線がいます。真っ黄色なボディが照明に映されて目立ちます。


そして、昨日華麗にスルーした雀田駅で乗換をして、小野田線の本山支線を完乗します。
同線は朝に2往復と夕方18時台に1往復しかなく、どちらかに賭けるしかないと言えます。福岡や広島に住んでいれば同線の攻略は組みやすいですが、東京からとなるとなかかな組みにくいところでもあります。
今回は厚狭に拠点を構えて、夜でも朝でも狙える体制を構えて、朝に狙うこととしました。
結果的に朝の早い方で完乗しました。同じことを考える輩は多く、乗客のほとんどはほぼカメラを手に持つそうした輩でした。
駅前には観光マップもあり、同線についても触れられています。
本山線
石炭輸送を目的にJR小野田線雀田駅から分岐して長門本山に至る2.3kmの鉄道。昭和8年製のレトロな電車クモハ42001が走り、人気を博していましたが、平成15年3月に惜しまれながら引退しました。
と実に簡潔な説明であります。列車や駅名標の写真も掲載しましたが、この文が一番わかりやすいと言えます。
海側に行くとソーラーパネルと海が見えます。
そして、もう少しで日の出なのか朝焼けが満を持しています。ホーム反対に行って、朝焼けと列車を撮影している人もいました。
本日もそんなに時間がないので、タッチで戻り、帰りも雀田駅で乗換となります。Y字構造の雀田駅に本線と支線の列車が揃います。
本線は工場地帯という事もあるのか河川もコンクリートできっちり固められています。そして、それが半世紀近く続くと景色に馴染んでいるようにも見えます。
あっという間に小野田に到着し、今日も接続が良い山陽線で厚狭駅に戻ります。
休日の朝の厚狭駅はあっさりとした風景であります。歳をとると、つまらないことを言ってしまうものです(アサギャグ)。
最後に
このあと、ホテルに戻り、朝食を食べて、朝風呂を浴びます。ホテルがエキチカでダイヤが頻繁でないとできない夜活と朝活であります。
ホテルチェックアウト後はバランスをとって九州に向かいます。そろそろ、青色も飽きてくるので赤色に向かってみます。
昨夜から夜活と朝活をしたため、JR西日本の路線はあと、7路線となりました。かなり整理できたと感じたのですが、この後も組み合わせに悩むところであります。
今回乗車した路線
山陽本線 宇部~新山口 25.3km
小野田線(本山支線) 雀田~長門本山 2.3km(完乗)
これでもまだ、山陽本線は相生=上郡と岩国=柳井港があり、同社最長は山陰線ですが、山陽線の長さも痛感であります。事故とかあるとその重要さが改めて実感されていますが。