誕生日にクアラルンプールから羽田行きのNH886便のビジネスクラスに搭乗しましたので、お伝えします。
バースデーフライト歴
誕生日と飛行機に搭乗する日はあまりないのですが、以前一度だけシンガポール行きのエコノミーフライト時、成田空港のZカウンター(ファーストクラス・ダイヤモンド会員向けカウンター)にて、パスポートを確認している際に、誕生日と気づかれて、ノベルティ(キーケース)をいただいたことがありました。チェックインカウンターでスタッフが気づかないと機内のCAさんも気づかないのではないかと思います。オンラインチェックインをして、バーコード(路線によりますが)のまま搭乗するとわからないかもしれません。
ビジネスクラス搭乗記
ビジネスクレードルシート
NH886便は2018年3月25日よりボーイング787-8型機から787-9型機に変更となります。記事を書く際に予約検索してみても「789」と表示されるため、予定通りに機材変更がされると思いますが、機材変更に伴いビジネスクラスのシートもリクライニングタイプの「ANA BUSINESS CRADLE」から、フルフラットの半個室タイプの「ANA BUSINESS STAGGERED」に変更となり、快適度は良くなりますが、クアラルンプール線にて慣れ親しんだ787-8型機も今後、搭乗する機会が少なくなると思うと少し寂しくも思います。
ウィルカムドリンク
ウェルカムドリンクは冷たい緑茶かグアバジュースということで甘いものは苦手なため、緑茶にしました。日本時間で15時過ぎの出発のため、シャンパンがあってもよさそうですが、後のお楽しみと言ったところです。
機内食
メニュが渡され、食事前のドリンクとアペタイザーです。まずはシャンパンをお願いしました。シャンパンの銘柄は「シャンパーニュ・コレ ブリュット アール・デコ」であり、アメリカのグローバルトラベラー誌主催のエアラインコンペティション「Wines on the Wing 2017」ビジネスクラスシャンパン部門でシルバー賞を獲得したシャンパンだそうです。アペタイザーは「海老のマリネ マンゴーサルサ、チーズグリッシーニ、チキンサテ カクテルソース」であり、シャンパンが進む逸品でした。
続いて食事がスタートします。前菜は「スモークサーモンの薔薇仕立て、鴨の燻製、ドライトマトとクリームチーズのロール」とクアラルンプール線ではよく食べているような気がします。
パンには以前からオリーブオイルがついており、ANAのビジネスクラスの機内食ではドリンク用のグラスの形などずっと変わらないものが多い気がします。グラスについてはドリンクごとに少し変えても良いと思いますが、安全性や運用の面から脚のないグラスにしていると思わせます。
メインディッシュはであり、「チキンのソテーとマッシュルームソース ポテトのニョッキ[295 kcal]」を選択し、もう一つの洋食のメニュは魚ですが、チキンの方がカロリーは低くなっています。こちらもお酒が進む逸品でした。
ハッピーバースデープレート
食後のデザートの時間となり、チーズプレートとフルーツをお願いし、赤ワインとチーズプレートをまずもってきてくれました。普通だと一緒にフルーツも持ってくるのですが、持ってこずに、忙しいのかと思っているとチーズを1つ食べ終えたくらいにCAさんたちがそろって、フルーツのハッピーバースデープレートを持ってきてくれました。実際、自分で受けてみると嬉しいものです。このあとワインと合わせて食べて気持ち良く熟睡。
機内が明るくなり出し、到着前にあまり食べたくないものの少し食べたい気がして、「チェダーチーズと野菜のクロワッサンサンドイッチ」を食べつつ、ワインを注文。
着陸
本日のフライトは大きく揺れることもなく、順調に北上し、羽田空港には予定より早く到着し、他の到着したフライトと重なったためか思いのほか混雑していました。
最後に
バースデーフライトに関しては、最近色々な記事が出ていましたが、実際に受けてみるとやはり嬉しいものです。365日毎日、誰かが誕生日であり、誕生日に飛行機に搭乗する人も当然たくさんいて、サービスを提供する側も色々なところに気を使い、定評のあるサービスと言われるためにはたくさんの積み重ねがあるのだと感じてしまいました。