クアラルンプールからシンガポールへの移動にマリンド・エアを利用してみましたので、お伝えします。
ANAクアラルンプール修行はシンガポール経由も
マイル修行において、クアラルンプールを起点とした海外発券はANAでもJALでも有名ではあります。クアラルンプールから直接東京(羽田/成田)に往復するのがベストでありますが、ANAの場合、クアラルンプールからシンガポールを経由して東京に行くルートもあります。
この場合、運賃がちょっとだけ高くなってしまいます。また、クアラルンプールとシンガポール間はシンガポール航空のフライトにスケジュールと空席があればよいのですが、そうでない場合は、プレミアムポイントの積算のないフライトに乗らなくてはいけません。
しかしながら、毎回、クアラルンプールの滞在および、クアラルンプール線も飽きてしまうため、シンガポールにも行ってみたくもなります。
例えば、NH885便でクアラルンプールに朝6時に到着し、その日の午前中に次の海外発券をスタートさせ、シンガポールに向かいます。
そして、一晩宿泊して、翌日のNH842便(11時発)で帰国すればシンガポールも少しではありますが、楽しむことができます。
同区間では、
シンガポール航空、マレーシア航空、シルクエアー、スクート、エアアジア、ジェットスター・アジア、エチオピア航空、そして、マリンド・エア
が就航しています。
このうち、クアラルンプール発券のANAシンガポール線と組み合させられる航空会社はシンガポール航空、マレーシア航空、シルクエアー、マリンド・エアであります。うち、一番乗る機会が多いのはマレーシア航空、マリンド・エアではないでしょうか。
マリンド・エアは本拠地をマレーシアとするエアラインです。LCCのライオンエアが株主でもありますが、ビジネスクラスもあり、フルサービスキャリアのANAとコンバインされて販売されるなど、LCCとはいいがたいキャリアと言えます。
以前、マリンド・エアについてまとめた記事がありますので、参照していただければと思います。
マリンド・エア搭乗記
メインターミナルからの出発
前日、ANA便で深夜に到着し、そのままトランジットエリア内あるホテル「サマサマエクスプレス KLIA エアサイド トランジット」に宿泊し、ゆっくり起床し、ゲートへ。トランジット内にホテルがあるとこの上なく楽であり、ラウンジは必要ありません。
ホテルの記事はこちらです。
残念ながらOD803便はサテライトターミナルでなく、メインターミナルのため、シャトルで移動でしたが、シャトル駅から一番歩かなくて済むゲートでした。
なぜか案内にはマレーシア航空のフライトと併記して表示されていましたが、MH便はすでに出発しておりました。画面の更新がされていなかったのでしょうか。
機体はバティック生地の模様を翼にあしらった新しいボーイング737-800型機であります。
エコノミーのシートはレザー張りで各シートにモニターも設置されています。クアラルンプールとシンガポール間であれば飛んでいる時間は40分前後なので必要はありませんが、長距離路線では役に立つでしょう。
離陸


サテライトターミナル付近にはA380やANAのボーイング787-9型機が駐機しています。成田と違い、離陸までの時間はそんなにかかりません。
離陸して間もなくするとマラッカ海峡上空に入り、島々が見えてきます。
機内サービスは紙コップに注がれた水のみです。同区間は東京=名古屋の距離であり、飽きさせないくらいで着陸態勢に入ります。あっという間です。
着陸
FlightAwareより
マラッカ海峡からシンガポール海峡に抜けて、どんどん降下していきます。マレーシア上空で旋回し、ジョホール川にかかる橋を見ながらさらに降下を続けます。
ランディングギア(着陸装置)を出す音が聞こえ、そのままランウェイ1に着陸。ゲートはターミナル3のため、着陸した勢いのままでゲートに到着といった感じでありました。
以上をタイムプラス動画(18秒)にまとめてみました。
搭乗橋からシンガポール航空のエアバスA380-800が大きく見えます。やはり、写真を撮ってしまいます。
午前中のためか比較的空いているターミナル3はラクラクであります。
最後に
クアラルンプールマイル修行も数か月続けるとマンネリ化することもあり、時には別のルートを辿ってみたいこともあります。そうした場合、シンガポールを経由することとなりますが、その際に利用するマリンド・エアは飛行時間が短いこともありますが、快適であり、搭乗も比較的スムーズであります。