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ANA LOUNGEの稼働状況 もはやダイヤモンドもSFCも

ANA

ANAの国内線と国際線のラウンジの利用状況を確認してみると、もはや会員のランクがないような時代となっていたため、まとめてみました。

4/11更新

第二ターミナル国際線エリアは4/11より閉鎖され、第三ターミナルのみの運用となっています。

首相会見での戦後最大の危機というコメント

2020月4月7日19時より安倍首相は改正新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく緊急事態宣言を発出し、それに合わせて日本国民さらには海外に向けてメッセージを失神しました。実際の有効な時刻は官報に掲載されてと歯切れが悪かったものの、じわりじわりと事態を認識していたものの、いざ聞くと相当な事態であることを感じます。

メッセージの中で「日本経済は戦後最大の危機」というフレーズがありました。テクノロジーが進んだ21世紀に起きた東日本大震災では1.8万人超の死者・行方不明者という人的被害が出ており、原発の不慮の事態により、被害が出ていることよりも大きい危機であるということは人的・経済的にも今生きている人にとっては未曽有の恐怖があるのかもしれません。そして、これは日本だけでなく、世界各地で感じていることであり、直接的にコロナ禍の影響が少ない国でも、世界のエコシステムの崩壊が起こるとじわりじわりと恐怖が伝わってくる恐ろしい事態かも知れません。

航空業界の厳しさ

こうした中で、株価の騰落率が予見するように航空業界では、今後、資金を真水で投入してもプルアップが厳しくなりつつあり、0.1μの小さな粒に数百トンの鉄の塊が崩れつつあるという事態となっています。

もともと、人為的なテロや紛争による影響もありますが、人間がすることは予期できるのか、同時多発テロ以後はかなりその影響が限定的となっていました。

また、感染症によるパンデミックについても今世紀に入ってからは重症化するパンデミックはあったものの、大きな影響はあったものの、完ぺきではないものの封鎖ができたためか、それ以降人間は人口が多く、GDPが高い国ほど行き来が多くなり、前回の事例が役に立たない事態になっていたのかもしれません。

平和の世界で世界中の人が自由に行き来することはまさに繁栄の象徴でしたが、こんな揺さぶりが来るとは誰も想起していなかったと言えます。

終末の兆候はラウンジにも

終末の世界というと猿の惑星やウォーキングデッドがわかりやすいのですが、文明がすでに死んでいる中でも悪党を倒し続けるケンシロウはすでに死んでいると言って、どうしようもない世界でも勧善懲悪をしていくのですが、そんな世界はすぐに迎えるかもしれません。

前段が長すぎましたが、庶民から富裕層まで感じられる現代版の文化や富の反映とも言える航空会社のステータス制度のプログラムは平和な世界での庶民から富裕層まで楽しめる制度であり、その最も高揚する空港にあるラウンジが現在では大きく変化しています。

 ANAの羽田と成田空港のラウンジ状況

同社では国内線・国際線ともにステータス別に大きくサービスを差別化しており、最上級会員のダイヤモンド会員にはSuite Lounge、そして次のプラチナ会員やスーパーフライヤーズ会員はANA Loungeが提供されています。

以前は、国内線はどちらの会員も平等でしたが、最近はダイヤモンド会員とそうでないとかなり格差ができています。

そうした中で、4月8日からの状況は下記のとおりです。

羽田空港

4/11更新

第二ターミナル国際線エリアは4/11より閉鎖され、第三ターミナルのみの運用となっています。

ターミナル サテライト ラウンジ 営業時間 備考
T2 SUITE LOUNGE クローズ 4月11日よりクローズ
ANA LOUNGE クローズ* 4月8日よりクローズ
ARRIVAL LOUNGE クローズ 3月29日からの供用開始延期
T3 110番G付近 SUITE LOUNGE 通常営業 5:00~ANA運航便最終出発まで
T3 110番G付近 ANA LOUNGE クローズ* 4月8日よりクローズ
T3 110番G付近 SUITE LOUNGE クローズ 3月18日よりクローズ
T3 110番G付近 ANA LOUNGE クローズ 3月18日よりクローズ

 成田空港

ターミナル サテライト ラウンジ 営業時間 備考
T1 2S ANA LOUNGE クローズ 3月29日からの供用開始延期
T1 4S SUITE LOUNGE クローズ 4月1日よりクローズ
T1 4S ANA LOUNGE クローズ 4月1日よりクローズ
T1 5S SUITE LOUNGE 通常営業 6:30~ANA運航便最終出発まで
T1 5S ANA LOUNGE クローズ* 4月8日よりクローズ
T1 ARRIVAL LOUNGE クローズ 4月9日よりクローズ

 ※4月8日より、ANA LOUNGEをご利用のお客様は隣接するANA SUITE LOUNGEをご案内いたします。

羽田空港に新たに完成したターミナル2のアライバルラウンジはオープンが延期となっています。成田空港においてもデルタ航空地帯であった第1ターミナルのサテライト2に新たに設置したANA LOUNGEもオープン延期となっています。

アライバルラウンジは以前から悲運な持ち主なのかもしれませんが、国内線出発客と国際線到着が交わるところでもあり、持ち込みウィルス株と各都道府県の持ち株が交わることから最も日本にとっては危機となる可能性もあるため、閉鎖や延期が早かったかのかもしれません。

アライバルラウンジコンセプトは以前からあるものの、悲運な存在とまさに言えます。

そして、非常事態宣言下ではANA SuiteラウンジとANAのラウンジの差がなくなっています。面積の狭いSuite Loungeが活き、広いANAラウンジは閉鎖となっています。

ソーシャル距離としては後者の方が広く、座れないシートを明らかにすれば効果はあるのですが、そうしないのは管理コストが厳しいのかもしれません。

もろちん、昨年比でも二つの手の小指一本分の供給しかないため、然りと言えます。

SFC会員としては、ANAスイートラウンジは利用できますが、その利用にリスクがあり、今のほとんどの日本人にとっては利用できないため、あまり関係ないかもしれません。

最後に

新型コロナはその伝染性が半端なく、人間繁栄の鍵でもあるコミュニケーションや一致団結を邪魔し、分断を狙っているようにも思えます。ヒトを画一化した存在にして、地球上で弱体化して世紀単位で弱体化していくのかもしれません。

イヌやネコ、トラに新型コロナは伝播していますが、海洋の哺乳類に伝播しているのはデータが少ないのか情報はありません。

イルカが懸命の動物であれば、哺乳類として人間や犬猫の良さも残してほしいとこです。水上と地上のエコシステムの役割として残ってくれればいいかもしれません。

最後に

終末的な記事になってしまいましたが、裕福な人や貧困で困っている人、そして、通勤電車で毎日通っている人にとっては見直す時期と言えます。

後の方針にすべき指針やどの産業が今後の日本に持続的に貢献するか判断材料になり、いいかもしれません。桜も散ったので本腰は入るかもしれません。

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