ルフトハンザのアテネ発の上海往復のファーストクラス(長距離区間のみ)の運賃が割安のため、まとめてみました。
フランクフルト=上海往復はエアバスA380-800のファーストクラス
ルフトハンザ航空ホームページより
ルフトハンザ航空のファーストクラスは同社の様々な機材に設置されていますが、同社最大の航空機のエアバスA380-800では、シート数は508席でありますが、ファーストクラスは8席であり、超プレミアムの空間であります。
ルフトハンザ航空ホームページより
シートスペックについては、エアバスA380の2階席にあり、シート配列は1-2-1の縦2列と巨大な機材の中では、超特別室な扱いとなっています。シートピッチは81インチであり、シート幅は31インチとファーストクラスらしい余裕な空間であります。
ルフトハンザ航空ホームページより
フランクフルトではファーストクラスターミナルが利用可能
ファーストクラスターミナル
ルフトハンザ航空ホームページより
フランクフルト発のファーストクラス便の場合、同社がファーストクラス専用に設置したファーストクラスターミナルを利用することができます。ファーストクラスターミナルに直接アクセスし、チェックインし、ファーストクラス専用のラウンジが利用できます。ファーストクラスラウンジではバスタブ付きのバスルームやダイニングエリア、星付きシェフによるダイニング楽しめるということです。また、11月から4月まで、フランクフルトのファーストクラスターミナルとファーストクラスラウンジでは、無料のクロークサービスをご利用できるため、温度差のある地域に出掛ける際は便利であります。ファーストクラスラウンジは毎日5:30から22:00までオープンしているとのことです。
ファーストクラス アテネ=上海往復
今回は、今年のゴールデンウィークにぴっちりとしたスケジュールですが、アテネと上海を往復できる旅程で検索してみました。
旅程
往路は4月30日にアテネを出発し、フランクフルトで4時間乗り継ぎの後、エアバスA380-800のファーストクラスで上海に向かい、上海には、翌日の朝9:55に到着します。アテネとフランクフルト間は小型機のエアバスA320のビジネスクラスのため、エコノミーと同等のシートでありますが、隣席は空いており、機内食によるビジネスクラス感は感じると思います。往路では、フランクフルトのファーストクラスターミナルの利用が可能となります。
復路は上海浦東空港を5月4日の午後1:15に出発し、フランクフルトには現地時間の19時前に到着し、ビジネスクラスでアテネに向かいます。フランクフルトでの乗り継ぎ時間は95分であり、ファーストクラスターミナルは利用できないものの、乗り継ぎ時間が短いため、あっという間に時間は過ぎると思います。アテネには翌日の深夜0:10に到着します。
運賃・予約クラス
運賃は日本円で約331,472円です。ファーストクラスとしては格安と言えます。フランクフルト=上海間はファーストクラスであり、予約クラスはAクラスです。フランクフルト=アテネ間はビジネスクラスであり、予約クラスはJクラスとなります。ANAマイレージクラブでは、Aクラスは150%加算、Jクラスも150%加算となります。
積算マイル・プレミアムポイント
ファーストクラスのPP単価は概して、良くないですが、試算をしてみました。以下の通りです。
フライト | 区間マイル | 積算マイル | PP | ||
---|---|---|---|---|---|
4月30日 | ATH | FRA | 1,130 | 1,695 | 2,095 |
4月30日 | FRA | PVG | 5,517 | 8,276 | 8,676 |
5月4日 | PVG | FRA | 5,517 | 8,276 | 8,676 |
5月4日 | FRA | ATH | 1,130 | 1,695 | 2,095 |
合計 | 13,294 | 19,941 | 21,541 |
積算マイルは19,941マイルであり、プレミアムポイントは21,541PPであり、PP単価は15.39円/PPであり、10円を切りませんが、日本発のANAのエコノミー往復と比較すると割安であり、ファーストクラスに搭乗できるフライトとしては破格であります。
最後に
ファーストクラスは敷居の高いクラスではありますが。海外発券を利用した場合、タイミングによりますが、比較的割安な運賃もあります。今回は、ファイブスターエアラインのルフトハンザのファーストクラスであり、出発地もアテネということもあり、食事や名所も楽しめる場所であり、弾丸旅程になりますが、「ファーストクラス」を体験で来るのは良いと思います。
ルフトハンザ航空ホームページより