JALでは2020年度FLY ON ステータス会員延長を発表しましたので、お伝えします。
2020年度FLY ON ステータス延長
対象
2019年1月~12月のご搭乗実績で2020年度のFLY ON ステータスを達成されたJALマイレージバンク会員(会員自身の申請不要)
延長期間
2021年度(有効期限:2022年3月末)までの1年間延長
背景
以下、JALのサイトでの案内文抜粋です。
先般、新型コロナウイルス拡大の影響で、日本においても緊急事態宣言が発出され、海外渡航も国内移動も難しい状況となっております。
JALグループも路線の運休や減便をさせていただいており、ご利用のお客さまにはご不便をおかけしております。
皆さまも、なかなか先の見通しが立たず、ご不安を感じながら過ごされ、ご旅行やご出張の計画を立てるのもままならない状況かと存じます。
このような中、皆さまに少しでもご安心いただけますよう、
2019年1⽉〜12⽉のご搭乗実績で達成されました2020年度FLY ON ステイタス(有効期限:2021年3月末)を、2021年度(有効期限:2022年3月末)までの1年間延長いたします。
このような状況では空港に行くのさえ、さらに、家から外に出るのさえ危機を感じる状況にあり、早くアナウンスしてくれたことはとても良いことと言えます。
2020年度の搭乗実績が2019年度の搭乗実績を上回った場合は
2020年度の搭乗実績が2019年度の搭乗実績よりも上回ると言う人も中に入るかもしれません。現在の事態が悪化する以前(2月初旬)に5万FOPを獲得し、昨年は5万FOPの場合、サファイアとなります。
しかし、今年度は7月末まで特別対応にて、通常の2倍ポイントが付与されることとなり、ANAのように単純2倍にはならないものの、8万FOP程度までは積算されるため、JGCプレミアまで到達されることとなり、ステータス延長よりも当然ですが、ランクアップとなります。
オンラインマイル修行
航空史上でもまれにみる事態であり、国際線は特殊事情の利用だけでほとんど飛んでおらず、国内線でもゴールデンウィーク期間に関しては、地方路線では運休、幹線でも地方路線のような運航であり、本当に飛行機は貨物機や軍用機以外は飛んでいない状態であります。こうした事態は人生の中で記憶に残る事態であります。
こうした事態を逆手にとらえて、購入した航空券番号とマイレージ番号のパスワードでログインするとモニターに飛行機の窓があらわれます。
そして、スタートボタンを押すと、離陸し、3時間近くずっと景色が流れ、着陸し、終了します。
その間はPCかスマホのカメラにより、着座していることを計測し、終了したら購入したチケット代金は徴収され、翌日マイルとFOPが積算されます。
このようなオンラインマイル修行がゴールデンウィーク時期だけあっても良いかもしれません。オンライン帰省やオンライン飲み会よりも人によっては楽しいかもしれません。
最後に
FLY ON ステータス延長は最な救済策であり、JALが発表は先行してきました。ANAも追随するのは必至と思われます。
しかし、JALがこのタイミングで発表したのは現在の事態が長期化することを示唆していることと、何もかも暗いゴールデンウィークに少しでも将来に希望を持ってほしいと言う気持ちが込められているのかもしれません。
また秋口から警戒が強くなるかもしれませんが、まずは少し明るい話題でした。