日程は限定的ですが、オールJALのビジネスクラスのボストン=北京往復が安いため、まとめてみました。日程に余裕がある場合は、チャンスかもしれません。
ビジネスクラス ボストン=北京往復
今回は最安の運賃が出てくる2020年1月末から2月頭で試算してみました。年末年始に仕事で代わりに該当の前後に休めるとか、自由に日程が組める場合には最適かもしれません。
旅程
1月27日12:20にボストンを出発し、翌日の夕方16:20に成田空港に到着します。機材はボーイング787-9型機であり、ビジネスクラスのシートはSKY SUITEであり、フルフラットでぐっすり眠れそうです。この日のフライトはこれで終わりです。
翌日、朝9時に羽田空港を出発し、北京には12:30に到着します。機材ボーイング767とちょっと古い機材となります。羽田発のため、都内に住んでいれば、成田に戻る感がなく、次のフライトに行けます。
復路は2月5日午前11:30に出発し、成田には16:05に到着します。成田では2時間25分の乗り継ぎでボストンに向かいます。ボストンには同日夕方の5:20に到着します。機材は北京から成田までがボーイング767型機、成田からボストンまでがボーイング787-9型機となります。
この旅程では北京に1/27に到着し、出発は2/5となるため、北京に10日滞在しない場合は、北京発券の日本往復のチケットが必要となります。沖縄往復をセットでつければ、さらにFOPを積算できそうです。その週は相当JAL便に搭乗することが多く、後半はヘトヘトになりそうですが。
運賃・予約クラス
運賃と予約クラスは下記のとおりです。
運賃 約210,284円
予約クラス 全区間Xクラス(125%+400FOP)
FLY ONポイント 23,274FOP
FOP単価 9.04円/FOP
全区間JAL便の利用で長距離区間としてはFOP単価ほぼ9円とかなりの安さではないでしょうか。
JALのみ乗り入れている北米都市
今回のボストンは日本の航空会社としてはJALのみ乗り入れている都市であります。
JALとANAのアメリカ合衆国に乗り入れている都市は以下のとおりです。下線付きは各社のみ乗り入れている都市です。
JAL
サンディエゴ、サンフランシスコ、シアトル、シカゴ、ダラスフォートワース、ニューヨーク、ボストン、ロサンゼルス、ホノルル、コナ 計10都市
ANA
シアトル、サンフランシスコ、サンノゼ、ロサンゼルス、シカゴ、ヒューストン、ワシントン、ニューヨーク、ホノルル 計9都市
都市数としてはJALの方が1都市多くなっています。2020年の夏ダイヤ以降では羽田への移管または増便となりそうであり、新たな都市が増えそうにはありませんが利便性と輸送力が向上しそうです。
投入としている機材的には大型機のボーイング777-300ERを投入している都市はJALでは、サンフランシスコ、ロサンゼルス、シカゴ、ダラスフォートワース、ニューヨークの5都市となります。
一方で、ANAはサンフランシスコ、ロサンゼルス、シカゴ、ヒューストン、ワシントン、ニューヨークの6都市です。A380ではANAのみがホノルルに投入しており、輸送力ではANAの方が大きそうです。
注目としては、JALのみ就航している都市はボストン、サンディエゴ、ダラスフォートワース、コナのうち、ボストンとサンディエゴでは北京ルートが安くなっています。ANAと競合しないにもかかわらず、限定的な日程とは言え、格安なのは中国キャリアとの競争があるのかもしれません。
最後に
日程は限定的でありますが、JALの太平洋路線のビジネスで20万円台と言うのはかなり安いです。タイミングが合えば利用したいルートであります。
たまにこうした運賃が出くわすことがあり、マイル修行でちょっと違う修行をしてみたい場合は、同ルートをまめににチェックしてみるのも良いかもしれません。