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【JAL2326便 搭乗記】関西ローカル路線・飛行機の旅

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JAC ATR42-600

JALグループの関西ローカル路線なフライトを堪能しましたので、お伝えします。

謎の着信

城崎温泉駅前

城崎温泉駅の隣にある外湯でかなり長めの1時間半くらい浸かったあと着衣して、休憩室に。するとスマートフォンに謎の着信が。不動産投資の電話かと思いますが、0796とはじまり、ネットで検索すると但馬空港からでした。

これは欠航か遅延かと思い電話を掛けると出発が70分遅れるという事でした。雨脚が強いので天候によるのものかと聞くと屋久島から伊丹に来る機材が機材不良により遅れ、結果的に次のフライトである伊丹→但馬が遅れているという事でした。

本来はTJH18:00→ITM18:35であり、伊丹のスイートラウンジでゆっくりしてNH40便(20:20)羽田行きに乗る予定でした。

しかし、遅延により19:10→19:45となり、ラウンジまったりは潰されたものの、伊丹空港のMCT的には間に合います。ただ、何となくさらに遅延が進み、NH40便も間に合わないかと思いましたが、空港リムジンバスの時間が迫っていたので、バスに乗ります。

コウノトリ但馬空港

コウノトリ但馬空港

バスは小1時間かかり、但馬空港に到着します。冬至が近いのか西日本でも17時過ぎには真っ暗でした。結構寒くも有りました。

コウノトリ但馬空港

空港はこじんまりとしていますが、吹き抜けであり、天井には飛行機の模型(かなりデカイ)が吊るされていました。子供のころ、自分の部屋の天井にANAの743を吊るしていたことを思い出してしまいました。

ANAスーパーアプリ

ANAスーパーアプリを立ち上げてみるとおすすめスポットでコウノトリ但馬空港が出てきました。ANAグループはコウノトリ但馬空港に就航していないのですが、アライアンスを超えた取り組みなのでしょうか。

コウノトリ但馬空港@豊岡のかばん
コウノトリ但馬空港お土産コーナー

空港内には豊岡のかばんの販売コーナーや地元のお土産も販売されていました。搭乗券はWalletに落としているので、お土産店奥の喫茶店に行きます。ビールをお願いするとビール代金分がもらえるのでカウンターに行った方が良いですよと言われます。正直、カウンターに並ぶ時間と500円分無料であると記事を書く時間が惜しいと思いましたが、折角、教えていただいたのでカウンターに行くことに。

遅延でキャンセルも有り、4-5人しか並んでいないのですが、ワンオペで対応しており、発券カウンターとかには他にスタッフがいるものの別作業をしていました。お客さま視点を貫くJALグループであります。まあ、客からは見えない作業があったのでしょう。

コウノトリ但馬空港喫茶店

15分くらいかかり、ようやく遅延対応券(500円)をもらい、湯上りのビールにたどり着けます。ここで、フライト接続が改めて気になります。遅延により19:10→19:45という事ですが、これがさらに15分くらい遅れると19:45→20:00となり、NH40便への接続は失敗、または走らさせれることとなります。宿代は何とかしてくれるものの、その手続きでカウンターで待たされる、そして、翌朝は相当な早起きになることを考えると今日中に東京に戻る方が良いとなります。

物理的に近いUKB(神戸空港)と思いましたが、時間的に厳しいという事で、KIXからHNDの最終便であるNH100便(22:25)発が狙いとなります。関空までアクセスが問題となりますが、伊丹20:20発の直通のリムジンバスがあります。+15分の遅延であれば、何とか繋げられという事も有り、フライトを変更(株優)します。

伊丹のラウンジで作業する時間をコウノトリ但馬空港に入れ替えて、1時間20分程、記事作成に集中します。喫茶店は遅れた飛行機出発まで営業を延長してくれたため、さらにもう一本ビールを追加しました。

搭乗

コウノトリ但馬空港保安検査場
コウノトリ但馬空港検査後待合室

通常であれば、先に保安検査場の後に待合室があるのですが、それほど大きくないため、飛行機が到着した後に保安検査場に進みます。

待合室では15分ほど待たされ、飛行機への案内となりました。

コウノトリ但馬空港搭乗

機材はATR42-600であり、後ろからの搭乗となります。久々のATRであり、ヨーロッパでのフライトの記憶を思い出しました。

雨のコウノトリ但馬空港

雨が強いので、用意された赤い傘をさして、乗客がどんどん乗り込んで来ます。何とも幻想的であります。

ATR42-600機内

ATR42-600の座席数は48席であり、2-2配列であります。搭乗は予約時のシートマップ断面では30名ぐらいでしたが、実際は半分くらいの約20人程でした。遅れによるキャンセルが大きかったのでしょう。

ATR42-600シート
ATR42-600セーフティカード

Q84と比較するとシート幅は広く、天井も高いので頭をぶつけることはありませんでした。機材が新しいためか意外と快適でした。
JAL便名ではありますが、運航はJAC(日本エアコミューター)が行っておりますが、基本的にJALのサービスであります。

JAC機内販売
JAL機内誌

機内販売が多く、飛行時間をマネタイズさせようとしているのが見えます。右はJALの機内誌です。こちらもハワイかと思いますが、元祖はJALですからね。

ANAの場合、基本的に紙媒体は置いていないので、気軽に手に取りやすいのですが、紙の使うこと自体が難しなった時代ではありますが。

アルコールシート

着席後に希望で渡されるアルコールシートです。メーカーは同じようですが、JALはグレー地に白抜き、ANAは白地に青字であります。こんなところにも違いをつけているようです。グレーと言うとMD-11が飛んでいたころのデザインを思い出します。

フライト

照明ダウン

乗客が少ないため、扉は割と早く閉まりましたが、更新後の出発予定の19:10になっても動き出しません。案の定の遅れの遅れが発生します。結局離陸したのは19:25過ぎであり、結果的は85分程の遅延で出発でした。

ATR42-600からの夜景

機内はライトダウンされるため、意外と夜景は見えました。北近畿の天候が悪いため、離陸からしばらくは揺れていました。そのため、結果的にドリンクサービスはないままでの着陸でした。大阪平野に来ると天気は良くなり、地上が良く見えます。

ただし、Wi-Fiもナビモニターもないため、どこを飛んでいるのかわからない感じでした。

梅田上空

しかし、夜景の明るさが大きくなると天王寺付近であり、梅田→新大阪といういつもの着陸パターンであることが認識できました。大阪駅あたりは夜景も濃厚であります。

伊丹空港バスからの景色

20時頃に着陸しますが、沖留めのため、タラップ接続を待ちます。PTBだとすぐに扉が開くのですが、人力でタラップを押しているためか、扉が開いたのは20:06分くらいでした。バスは割と早く出発し、20:10ぐらいにバスラウンジ到着です。バスラウンジではNH40便の利用者を探していましたが、関空行きのリムジンバスの時間があと10分を切っているのでダッシュします。

飛行ルート

結局、70分と言いつつ、遅れの遅れにより、トータル86分の遅れでした。飛行ルートはメジャーな南東からのアプローチであるため、時間を短縮できなかったのもマイナス要因しれません。

いざ関空に

関西空港行バス停@伊丹空港

なんとか5分前に関空行きのリムジンバスバス停に辿り着き、間に合います。大阪市内や三ノ宮行きとは違いひっそりとしていました。このバスは蛍池が始発であり、始発から乗ってくる人が多かったです。それでもガラガラではありますが。

関西空港

バスは定刻よりも15分早く到着。夜間という事も有り、高速道路が空いていたため、所要時間は55分でした。飛行機の遅れを取り戻した感じであります。やっと落ち着けました。

最後に

コウノトリ但馬空港と伊丹空港間の区間マイルは68マイルです。過去にそれ以下の短距離区間の搭乗履歴を見てみると佐渡空港→新潟空港(38マイル)、長崎空港→壱岐空港(60マイル)、福江空港→長崎空港(67マイル)でした。いずれも海で隔てられているのですが、今回は陸続きでありました。

今回の遅延で鉄道やバスを検討してみるものの、どれも微妙であり、同区間のフライトが存在する意味がわかりました。

しかし、久々のJAL系の搭乗でいきなり、大遅延を喰らうのはやはり、赤系ではないと言うことかもしれません。

また、弾丸ブログでコウノトリ但馬空港を利用するのは目に見えない力が働いていたようにも感じ、目に見えない力が透けて見えると良いのですが。

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