壱岐の郷の浦にあるリゾート旅館と言われる「壱岐ステラコート太安閣」に宿泊しましたので、お伝えします。
アクセス
場所は郷の浦ではありますが、港から2km弱離れたところにあります。港からは上り坂なのでバスかタクシーで行くのが良いでしょう。
地図だけ見ているとスーパーやドラッグストア、コンビニなどがあり、賑やかなとこかと思うと意外と静かなところでした。
大きなスーパーが近くに2店舗あり、お酒を調達したりするのに便利であります。ホテルにも売店は有りますが、早く終わってしまうようであり、買い出しに行っておいた方が良いでしょう。
五島で購入した燻しいりことお酒でこの日は寝てしまいました。
ロビーや館内施設
建物の外観は洋風のキャッスルな佇まいであり、入り口もガラス張りと結構モダンです。「STELLA COTE TAIANKAKU」の文字が躍動的です。
吹き抜けのロビーを二階から俯瞰します。今回は二階の部屋であったため、エレベーターを使うまでもなく、この階段で行き来をしていました。一階奥には売店があり、7:30〜21:00にオープンしており、アルコールも少しありました。
4階だったか5階にはコインランドリーと製氷機があります。粉洗剤が置いてあり、使用していいのか、他人のものなのか判別がつきませんでした。
廊下のコーナーには革張りのソファーが置かれています。ちょっとした談話コーナーであります。間違ってもここで酒盛りをすると他のお客さんの大迷惑になると思いますが。
タンブラー片手にMacで仕事をするというのもあまり似合わない空間ではあります。
温泉に行く途中には学校にあったような手を洗うようなステンレスの流しがついています。ミラーがついているの洗面と言った方が良いかもしれません。共同生活を感じさせます。
大浴場とサウナ・岩盤浴はフロアが異なるという特徴的なものでした。大浴場は朝と晩で男女入れ替わるようであり、夕方は内湯の松韻の湯、朝は洞窟風呂でした。
夕方は結構人が多く、湯上りどころは混雑していましたが、朝はひっそり静かであり、洞窟の中でゆっくり浸かることができました。
同ホテルホームページより
セミダブルルーム
ベッドはセミダブルですが、ビジネスホテルのシングルルームと言った感じであります。一人だと何でも手が届く範囲にあるので逆に便利であります。
ルームキーはクラシックにカギであります。キーホルダーは薄いのでかさばりません。ただし、部屋の扉はオートロックなので注意が必要です。
ベッドはデュベスタイルであり、フットスローがかけられ、部屋の雰囲気のわりにベッドはリラックスできます。大浴場に浸かり、お酒を飲んで寝るだげなのでちょうどよいです。
アメニティ
テレビはデスクの上に載せられるくらいのサイズでした。スマホとのミラーリングやYouTubeが見られるのは良いところかもしれません。
コップに湯飲み茶わんと言ったテイストであります。旅館と言った佇まいでもあります。


冷蔵庫はコンパクトですが、冷凍室の霜が物語るように結構冷えます。ズボンプレッサーもあります。
吉岡浩太郎 詩絵「野辺の花」が飾られていました。小さくても ねづよく 生きる 野辺の花ということです。
大浴場には部屋にあるタオルを持参していきます。そのためかタオルの数が多く配置されています。
また、浴衣は部屋に1つ用意されていますが、大浴場に行く途中に各サイズの浴衣が置いてあり、自由にピックアップすることができました。
窓からの景色です。2階なので地上が近く感じます。都会の2階だと騒がしくてしょうがないですが、壱岐ともなると2階でも静かであります。部屋を出たところにあった自動販売機の方がうるさいくらいでした。
バスルーム
バスルームはバスタブとトイレが一緒の昔からあるタイプのユニットバスです。大浴場があるので利用しませんでしたが、ところどころ新しくしているようであり、写真映えします。超広角で撮影しているので広く見えますが、腕が伸ばせるほど広くはありません。
バスアメニティーは歯ブラシ、コットンセットとブラシとシンプルであります。ボディソープ等はディスペンサータイプがついていました。
朝食
朝食を食べるために部屋から出ると焼き魚の香ばしいかおりが漂ってきます。場所が良くわからないのでロビー側に行くと結局泊まった部屋の下あたりでした。かおりがするわけです。
朝食は文字通り会場と言うような大きな披露宴会場のようなところでした。
島の朝ごはんというのがデフォルトであり、みりん干しの焼き魚がとてもおいしいものでした。基本的には配膳されたもののみでありますが、ご飯はお代わりできます。
大人の朝のお腹には丁度いいボリュームです。
最後に
一人旅でビジネスホテルライクに利用できるので、気楽でありつつも、大浴場や朝食会場での朝食は旅館の楽しさもありました。
近くにはスーパーもあり、島を循環する壱岐交通のバス停があり、交通も便利でありました。壱岐に再び行くなら再度止まってもいいかなと感じるところでした。