ANAトクたびマイルについて、7月28日搭乗分からの路線が発表されましたのでお伝えします。マイル数が高くなるハイシーズン前のラストウィークでもあります。
7月28日から搭乗の路線
7月28日からの搭乗のマイル数別の各路線は下記のとおりです。もう夏休みですが、トクたびマイルは絶賛営業中です。
スケジュールは下記のとおりです。
予約発券期間:7月27日(水)~8月2日(火)まで
対象搭乗期間:7月28日(木)~8月3日(水)まで
3,000マイル
3,000マイルの路線は下記のとおりです。
庄内 富山 大阪関西
松山 大分
新潟
宮崎
根室中標津 函館
宮古
羽田=大阪関西、富山が入っています。札幌では函館があったりします。繁忙期で特急が混んでいる時にありがたい設定です。
4,500マイル
4,500マイルの路線は下記のとおりです。
札幌 オホーツク紋別 岩国 鳥取
徳島 高知 熊本 宮崎
秋田 福島 鹿児島
函館 秋田 鹿児島
小松
羽田 小松 仙台
岩国 宮崎
先週は福岡でしたが、今回は札幌が入っています。そして、九州では熊本と宮崎が入っていたりします。
7,000マイル
石垣
今回は6,000マイルはなく、7,000マイルとなっています。そして、路線は名古屋石垣のみとなっています。
ANA国内特典航空券のシーズン
シーズン一覧
日本人は国民大移動と言われるくらい、みんな一緒に動きます。マイラーもとにかく同じ行動をする人が多く、乗る飛行機、食べる場所と食べ物、泊まる場所などみんな同じであります。
そうした中で、ANAとしては稼げるときは稼ぎたいため、有償の運賃は高く、特典航空券ではマイル数を高く設定しています。
2023年は1月から3月までの暫定の設定となっています。2023年4月以降は2022年3月ごろに案内予定です。
5月は全般的にマイル数が高く、トクたびマイルの有効性はありそうです。ゴールデンウィークは結構人が動いたようであり、ゴールデンウィーク後は、人流が少ないという点では狙い目となるかもしれません。
必要マイル数チャート
ローシーズンは1,000マイルずつの差、レギュラーシーズンとハイシーズンは1,500マイルずつの差となっており、国内であれば遠い場所の方がお得感があります。
主要都市発着の必要マイル数別の目的地一覧
主要都市(東京、大阪、名古屋、札幌、沖縄)のマイル数別の都市一覧は下記のとおりです。
スライドを横に動かすと大阪と名古屋と札幌、そして沖縄発着の各区間の都市が見えます。
東京発着は地図がノイジーなくらい、多くの路線があります。基本的には北海道、中国、四国、九州は水色の301~800マイル区間であり、トクたびマイルでは4,500マイルになる都市であります。マイル数だけで言うと鳥取よりも北海道の方がお得感があります。
大阪発着は1,001マイル以上の区間がなく、トクたびマイルマイルとしては意外と低く抑えられるかもしれません。一方でPeachとの棲み分けなのか北海道路線は意外と少ないと言えます。
名古屋発着は北海道、九州、沖縄路線は充実しています。ただし、ANA運航とは限らないのがキーであります。スターフライヤーの福岡路線とかは逆に良いかもしれませんが。
札幌は道内と青森、秋田が300マイル区間本州・四国は800マイル区間、福岡は1,000マイル区間、沖縄は2,000マイル区間となっています。
2022年度の対象外期間
2022/12/22~2023/1/11
残りは年末年始のみとなっています。
ANAトクたびマイルについて
ANAトクたびマイルは通常よりも少ないマイルで飛行機に乗れるサービスであり、既に3年近く経過しており、かなり認知度は上がっていると思われます。
特徴
特徴は下記のとおりです。
毎週木曜から1週間だけ対象の路線が対象
対象の路線は毎週火曜日の正午にANAホームページで発表
予約・発券は毎週水曜日の0時からANAホームページのみで可能
国内線片道1区間が一番少ない時期で2,500マイルから利用可能で基本的には特典航空券のマイル減額キャンペーンであり、直前に空いている路線をピックアップして、通常よりも少ないマイルで座席を用意するものです。
キャンセル手数料は通常と同じ
注意点としては通常のマイルと同様にキャンセルする場合は手数料相当の3,000マイルが徴収されます。ただし、2,500マイルの設定時は2,500マイルが徴収されます。
基本的には直前で予約発券するサービスなのでキャンセルするというのはあまりないと思いますが。
緊急事態宣言など発令されている場合に変更手数料が減免されるケースがありますが、トクたびマイルも対象となります。キャンセルするよりも都合がつきそうな日程で変更しておくのが良いかもしれません。
トクたびマイルを利用した搭乗記
トクたびマイルを利用したフライトレポートは下記のとおりです。
長距離ルートではマイル数をお得に利用できるメリットがあり、短距離ではわざわざ、有償で乗る程ではない時にメリットはあり、新幹線との併用とかも有効活用と言えるかもしれません。。
そして、アップグレードポイントがあると有効活用して、プレミアムクラスに搭乗も可能です。
トクたびマイルは鉄道完乗や宿泊したことがない県の制覇など趣味的な側面でも、フリーランスの方には急な用事というビジネスの側面でも活用ができるのがうれしいところであります。
トクたびマイルの活用例
さて青春18きっぷの夏季バージョンが利用ができるようになりました。利用期間は夏季用 2022年7月20日(水)から2022年9月10日(土)までであります。
丸一日列車に乗って九州上陸、北海道上陸も良いですが、大人になるにつれて、時間と忍耐力がなくなります。と言っても、大人になるにつれて使える財布も限られてしまうケースもあり、時間とお金をセーブするとなるとトクたびマイルと青春18きっぷが活用がいいかも知れません。
チケットショップで5回未満の青春18きっぷがあれば、儲けものであり、即購入して、東西南北にスマホ片手に旅に出るのも楽しそうです。
最後はトクたびマイルで旅モードリセットするように帰宅と言うのも、のめり込みせずにいいバランスになるでしょう。
最後に
今年の8月は海外に行きにくい状況と円安で全断面でとにかくお金がかかるため、今年も国内にしようという流れがあり、大混雑しそうです。
お盆などは別としても旅に出かけるのであれば、ちょっとずらし旅で8月前に出かけ目のがいいかも知れません。
そうした旅に今週のトクたびマイルはフィットしており、ラストチャンスかもしれません。