フランクフルト空港の第2ターミナルにあるプライオリティパスで利用できるプライオリティラウンジを利用してみましたので、お伝えします。
アクセス
同ラウンジはターミナル2にあります。ANAはターミナル1であり、JALはターミナル2であります。ターミナルの言い方よりはゲートD,Eの方が良いかもしれません。ターミナル間はシャトルで移動も可能であります。成田空港が追いついたのかわかりませんが、地続きな感じもします。
ターミナル2と言うかゲートD,Eはチャンギ型に近く、パスポートコントロールは集中的に最初に通過しますが、手荷物検査はD,Eゲート直前にあります。このご時世では結構混んでおり、出発間際では冷や冷やされます。
以上のように、同ラウンジはパスポートコントロール後ではありますが、手荷物検査前であり、ラウンジでまったりし過ぎると焦ることとなります。エアサイドなのか微妙ですが、誰でもアクセスできる場所ではないので、国際線搭乗者のみのサンクチュアリでもあります。
これは同じくターミナル2にあるサクララウンジとかも同じでありますが。
ラウンジアクセス権について
ラウンジアクセスについては以下の通りです。
航空会社パートナーは下記のとおりです。
アルジェリア航空
エアアスタナ
アメリカン航空
キャセイパシフィック
チャイナエアライン
中国南方航空
ガルフエア
JSCシベリア航空
ミドル・イースト航空
サウディア
タロム航空
チュニス航空
ウズベキスタン航空
ビスタラ
割とドライな地域の航空会社が多く、スカイチームの加盟が多いところでもあります。
以上なキャリアのビジネスクラスまたはファーストクラス搭乗者と同キャリア上級会員でインビテーションカードを保有の搭乗者が対象であります。
または、
ドラゴンパス
プライオリティパス
ラウンジキー
ラウンジパス
ラウンジクラブ
ダイナースクラブ
保有者がラウンジアクセス可能であります。今回はスカイチーム加盟の欧州エコノミー利用でしたが、オンライン搭乗券にはスカイプライオリティーが記載されていなかったため、プライオリティパスを提示すると難なくアクセスできました。プライオリティパスはピザやお好み焼きだけでなく効力はあることが証明できました。
営業時間
毎日 7:00-21:00
ただし、水曜日は7:00-19:00まで
ラウンジ設備
日本国内の場合、国内エアラインキャリアラウンジとカードラウンジとは差がありますが、国際線の場合はキャリア運営とサードパーティー運営でも差は少なく、飲み食い、シャワーなども差分は少ないところであります。
ソファエリアから飲食フロアなどたくさんあり、カバーするキャリアからすると以外と言い場所かもしれません。
年始でもサンタがいるのはユリウス暦を採用している航空会社を利用するのが多いかもしれません。日本ですと七草粥の日ではありますが。
ラウンジの一部にはパートナー航空会社のモデルプレーンが飾られています。エアアスタナとかは仁川にも就航しているので、何とか今年には搭乗して世界地図を塗りつぶしたいところであ野ます。
ラウンジは結構広く、中央にある厨房エリアで二分されていますが、いろいろなブースがあり、広いことを証明しています。
ラウンジ入り口側にもソファスペースがあり、ドリンクカウンターがあるので、結構な需要に対応しており、ラウンジとしてはヘビー級と言えます。
WiFiはTelekom_Airloungeを利用し、ノーパスでアクセスできました。ドイツだけに通信品質は良好でした。
電源についてはヨーロッパらしくの豚の鼻のみでありますが、USBポートはありました。アメリカや韓国や東南アジアはほぼ、日本と同じものが使えますが、欧州は意外とコンサバであります。変圧機能なし(デバイス側がほぼ対応しているので)でも最低、コンパクトな豚の鼻から和式アダプタの変換アダプタが必要であります。
意外なことにシャワールームも有りました。施錠されており、利用に際しては受付にリクエストが必要であります。国際線エアサイドとなるとこうした設備は需要があると言うことかもしれません。
ラウンジからの景色
ターミナル1のラウンジは飛行機が見えますが、ターミナル2はもれなくロードサイドの景色であります。と言っても道路やシャトルがあるのでぬけており、明るくはあります。
JALサクララウンジも同じような景色だった記憶があります。
フード・ドリンク
ラウンジの醍醐味である食べ物とドリンクであります。世界時計の下にはドライな甘味があります。
ニンジンの千切り(あまり食べたいと思いませんが)やカッテージチーズ、オリーブやフルーツポンチ(日本だと缶詰みたいな)ものがあります。
欧州の場合は、ハムとチーズは必須なのか、必ずあります。用意がしやすく、はけやすく、手頃なのかもしれません。
デトックス的なものも有ります。レモン水は人気なのかミント的なものが入ったものよりは消費が早いようです。緑のポン酢で割った焼酎とかいける感覚に近いのかもしれません。
フランクフルトについたのは6時ごろであり、迷いながら同ラウンジに辿り着いたのは7時過ぎですが、朝からアルコールもきちんとあります。時差のある国際線ならではと言えます。
ビールと言えばドイツであり、サーバーではありませんが、瓶ビールを堪能します。瓶も量が多めであります。
ワインは辛口と言いたいところですが、甘めであります。苦いものはビールで良いという事なのかもしれません。いまいち、進みませんでした。
朝から飲み仕様な盛り付けにしてみました。この日は翌朝まで食べ物いらずでした。
最後に
今回はプライオリティパスを提示しなくても、スカイプライオリティでアクセスできたのですが、面倒くさいのでプライオリティパスを提示してすんなりとアクセスできました。
フランクフルト空港のターミナル2はJALの庭でもあり、サクララウンジもあります。同ラウンジはそうした地帯にあり、JGCの資格がなくても、プライオリティパス等があればJAL便でも利用でき、コスパは良いかも知れません。
ラウンジとしては国際線の長距離フライトでも問題ないレベルであり、キャリアラウンジよりも空いているケースも時間によってはあり、使い勝手が良いかもしれません。