アジア区間内において、割安で堪能できるファーストクラス路線をピックアップしてみましたので、お伝えします。
シンガポール航空 ファーストクラス
シンガポール航空のクアラルンプール発券のジャカルタ片道であります。こちらはシンガポール・チャンギ空港でファーストクラス利用者のみ利用できるラウンジが利用できるのが最大のポイントでもあります。
今回のフライトは8月26日のAM11時にクアラルンプールを出発し、チャンギ空港には12:10に到着します。ちょうどお昼時ですね。タダめしが出来そうであります。
この区間にはファーストクラスの設定がないため、ビジネスクラスとなります。機材は同路線では1往復のみ飛んでいるA350-900であります。他の便はシルクエアあがりのB737であり、やはりここはA350-900を選択したいところであります。
チャンギ空港での乗り継ぎ時間は5時間10分あり、ファーストクラス利用者しかアクセスできないラウンジを十分に堪能できそうです。
そして、ジャカルタまでのフライトは17:20に出発し、18:05にスカルノ・ハッタ空港に到着します。シンガポールとジャカルタの間には1時間の時差があり、飛行時間は1時間45分となります。
こちらの機材はボーイング777-300ERであり、ファーストクラスとなります。いつまでも乗っていたいファーストクラスでありますが、2時間足らずでジャカルタに到着してしまいます。ファーストクラス入門編としては良いのではないでしょうか。
運賃・予約クラス・プレミアムポイント
運賃・予約クラス、そして、プレミアムポイントは下記のとおりです。
運賃 約133,747円
予約クラス※ ビジネス区間 Zクラス(125%+400PP)
ファースト区間 Fクラス(150%)+400PP
プレミアムポイント 1,850PP
プレミアムポイント単価 72.3円/PP
※カッコはANAマイレージクラブの積算率です。
ファーストクラス区間の予約区間は航空券最高峰のFであります。搭乗後もこの搭乗券半券は記念かつ貴重になりそうであります。一方で、プレミアムポイント単価はとてもではありませんが、記念搭乗という事であります。
以前と比べると円安という事も有ってか、高くなっていますが、それでも50万円超も当たり前のファーストクラスをアジア域内で10万円ちょっとで堪能できるのは良いかも知れません。
エミレーツ ファーストクラス
エミレーツはファーストクラスを今なお、設定しており、機材も大きな機材を保有し続けています。スカイトラックス社でのランキングでは最近はトップではありませんが、常に10位以内にランクしており、サービス的に乗り得なエアラインと言えます。
そんな中で、同社の以遠権ルートであるバンコクと香港間はファーストクラスとしては格安な設定がされているのは有名でありますが、現状を見ていました。
すると、現在はA380-800で運航されており、以前はディスコンでB777-300ERに変わったとも揶揄されていましたが、復活しているようであります。
エミレーツ航空のA380-800のファーストクラスは2階にあり、1-2-1配列ですが、基本的に個室となっています。同社のボーイング777-300ERの方が新しいのですが、こちらのほうがアラビアン・ラクジュアリーであり、異国感を感じます。
旅程については8月21日の午後にバンコクを出発し、3時間で香港に到着します。日中なので、窓側から外の景色が十分みられるでしょう。
復路は8月23日に夜9時半に出発し、バンコクには日付が変わるちょっと前に到着します。復路は夜なので外の景色は堪能できないので、食事やドリンクに専念と言ったところです。こちらは往復ともに3時間以上あるので、ファーストクラスは感じられそうです。
運賃は約131,710円であります。エコノミーだと日本往復が出来そうですが、そこはファーストクラスであります。片道(バンコク⇒香港)については8万円程であり、以前の水準と変わっていないようです。
エアバスA380-800に乗れて、しかも、ファーストクラスと言うのはお得な路線と言えます。
最後に
アジア域内で完結するファーストクラスで乗り得な路線をアップデートしてみました。こんな時代なのでディスコンしているかと思いましたが、むしろ、逆にパワーアップしているようでもあります。
費用については円安もあってか過去よりは割高の区間もありますが、それでも、手が届くので、思い切って利用してみるのも有りかもしれません。