ANA今週のトクたびマイル2024年初回の中止について考えてみました。
2024年初回のANAトクたびマイル
通常で行くと2024年初回のトクたびマイルは下記のスケジュールで実施されます。実施される場合は2024年1月9日正午に公表されます。
予約発券期間 1月10日(水)~1月16日(火)まで
対象搭乗期間 1月11日(木)~1月17日(水)まで
1月4日から1月9日までは事前に周知の通り、繁忙期につき、そもそも設定がありませんでした。それが正だったのかわかりませんが、羽田空港を中心とした混乱はまだ続いていたりします。
また、2024年最初のスケジュールのシーズンはローシーズンとなります。したがって下記の設定が予想されます。
3,000マイル 羽田↔︎札幌、函館、秋田、名古屋、小松、大阪、福岡、鹿児島など
4,500マイル 羽田・名古屋↔︎沖縄、大阪関西↔︎石垣など
5,500マイル 羽田↔︎宮古・石垣など
年始の混乱で旅行を取りやめた人、そもそもずらし旅でトクたびマイルを目論んでいた人も多いかもしれません。北国に行けば雪の影響を受けるので寅さんのように南国に行くというのが妥当とも言えます。
自粛ムード
2024年は辰年であり、龍というと水神や海神であります。水田の多いところに龍神様の神社があったりして、利益もあれば、災いがあるのはどの干支でもあります。
しかし、1月1日は大震災、1月2日は巨大な交通事故、1月3日は通り魔、1月5日はB737-MAX8が飛行中に非常口扉が外れる、1月8日は田中邸で火事等と空と火に関連した事故や事件が多くも感じます。文京区の火事は娘の線香消し忘れみたいで他人に延焼しなくて良かったところです。
こうした中で、事故の当事者でもあるJALは初売りセールを中止、JPXでは1/4の東証の大発会では鐘を鳴らさなかったりと自粛ムードとなっています。
能登半島地震の全貌が未だ見えず、行方不明の方も多く、そうしたことは当然とも言えます。
一方で、政治家やユーチューバーが能登半島に行っていたりします。一人力でも作業にあたれば、それなりの効果はあるようにも思えますが、そうした人たちの食事、休養、排泄は誰が面倒を見るのかと言うところになってきます。
結局、現地に赴くとそうした面で迷惑をかけるので義援金やふるさと納税・返礼品なしで対応するのが現時点ではベストと言えます。
以上のことからすると自粛もアリと言え、トクたびマイルも羽田空港の発着が回復断面にある点や北陸方面の交通が混乱していることも考えると2024年最初は中止の可能性も高いと言えます。
できることはまわしていく
自粛という気持ちに寄り添うことも重要ではありますが、できることは通常通り続けるというのも復旧・復興への一つでもあり、通常運転ができるところは通常通りまたはより一層頑張ってまわしていくことも大事であります。
事業会社である全日本空輸の井上社長は翼の王国1月号の新年の挨拶で「変わらないために変わる」というメッセージを発信しています。
伊勢神宮の20年に一度の社殿を作り替える式年遷宮に準えて、
変化の多いこの時代において、変わらない大事なものを守り続けるために「常に変わり続けていきたい」と、改めてそう感じています。
今年、皆さまにとって素晴らしい変化、旅や出会いの素敵な思い出がたくさん生まれますように。ANAがそのお手伝いをさせていただけたら大変嬉しいです。
以上からすると通常運転で継続もしそうであります。ただ、北陸地方(小松、富山、能登(そもそも空港が1/24まで再開されませんが))は除いて設定される感じもします。腎臓は一つ摘出してももう一つの腎臓が大きくなり、機能をカバーしたりするようにできることをMAXでやることがトータルで見た復興につながるのかもしれません。
最後に
マイル修行を四半世紀近く続けて思うことは、イレギュラーなことはなく、何もない年はなく、偶然にも何も影響がなかった年もあれば、大きく影響を受けた年もあります。こういう時は大きく被災を受けている場合は生存優先でありますが、幸いにもそうした状況にない場合は、できることをできるだけ頑張って日常に悔いのない一日を過ごしていくことかもしれません。
明日の正午は気になるところであります。