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羽田空港 国内線 ANAスイートラウンジ 新エリアをレポート

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リニュアルされた後の羽田空港国内線のANAスイートラウンジを利用しましたので、お伝えします。

動線

スイートラウンジへの動線はこれまでと同じであります。スイートチェックインから入り、手荷物検査があります。1年前よりは混雑が少なくなった気がします。

もしかしたら、ダイヤモンド会員が減ったのかなと思うくらいです。

スイートラウンジは4階にあり、リニューアルされた場所も含めてすべて4階であります。

フロアマップ

上の写真はリニューアルされた後のスイートラウンジのフロアマップであります。レイアウトの下4割がリニューアル(増床された)エリアです。

これまでのTHE PARKは特にリニューアルはされておらず、今まで通りです。

こちらはラウンジ中央部であり、エスカレーターからもっとも近い場所であります。リニューアルされた後もこの辺りは人が多い感じでした。

新しい方に行く人が多いかと思うとそうではなく、エントランス近くが歩かなくて済むので便利なのか、それともリニューアルされたことを知らない人が多いのかは不明ですが、全体的には分散化されているのか、ゴミゴミしている感じはありませんでした。

10年以上通っているにもかかわらず、受付横にこんなに電話ブースがあったのを初めて知りました。通話もしなくなった時代なので、この辺りをリニューアルしてワークスペースにでもした方が良いかもしれません。

新エリアをチェック

新エリアは南側奥に増床されており、かなりの広さがあります。写真のとおり、羽田以外のスイートラウンジにテイストが似ており、クマケンのデザインであります。全体的にゆったりとしており、これまでのエリアがパーティションなど高めにに設置されているのと対照的であります。ソファも低めのものが多くあります。

おそらくはダイニングエリアであっただろうエリアです。ここでビールとおにぎりをタ食べている人も少しいました。ただ、全体的には空いていました。

テーブルと言うよりはワークスペースと言ったエリアもあります。国内のラウンジではあまり見かけない感じのエリアでもあります。

こちらはよく見かけるカウンター席であります。この辺りもあまり利用している人はいませんでした。

電源についてはコンセント1口とUSBポート(タイプA)がありました。ほぼ、すべてのシート付近にあり、電源には困りません。

新エリアからの景色です。基本的にはこれまでのエリアと変わらない景色であります。ANA Green Jetが見えます。

ワークスペースであります。6席ほどあります。窓に面してはいませんが、照明はばっちりの明るさなので作業はしやすそうです。

カウンターチェアのブースもあります。こちらの方が集中力を高めてササッと仕事が捗りそうでもあります。

以上のようにワークスペースはたくさんあるのですが、なぜかこれまでのデスク席は混雑していました。奥に行けばたくさんデスクがあるのにと思ってしまいます。やはり、認知されていないようです。まあ、飛行機を見ながら仕事をしたいと言う人がいるかもしれませんが。

ドリンクエリアであります。写真左側がビアサーバーやコーヒーメーカーなどのマシン類が並び、軽食やワイン、日本酒は右側のカウンターにあります。

国内線のラウンジなので軽食はおにぎり、いなりずし、パンとおつまみスナックのみとなります。ワインに関しても国内線仕様でありますが、冷蔵庫ではなく、クーラーに入れられていました。

新エリアの一番奥の扉であります。不自然に造られた感じはないので、シートエリアは全てスイートラウンジとして利用している模様です。扉の向こうには足湯があるのでしょうか。

新エリアには専用のトイレも有り、新しいだけあり、清潔で快適でした。シャワーは新エリアにはなく(厳密には国際線アライバルラウンジとしての機能的には設備が設けられていますが、維持費の問題で稼働はさせていない)、これまで通り、受付近くの既存の設備を利用することとなります。

ブースエリア

そして、既存エリアと新エリアをつなぐ部分にはオープン個室ブースと防音個室ブースが設置されています。この辺りは既存部分を文字通り、リニューアルした部分であります。デザインは既存エリアにも合うようなダークブラン調であり、新エリアがライトブラウン調とは対照的であります。この辺りがインフラとしては最新となります。

オープン個室ブースについては同社ビジネスクラス「THE Room」を想像させます。第3ターミナルのANAスイートラウンジにも個室ブースがありますが、こちらの方が雰囲気があります。

広さは結構あり、第三ターミナルのスイートラウンジの個室ブースではパソコンを広げるスペースはないのですが、こちらは十分なデスクスペースがあります。代わりにテレビはありませんが、サイドにはバッグを置くスペースも余裕であります。

香港のシルバークリスラウンジに似たような個室がありましたが、窮屈だった記憶があるので、こちらの方が快適であります。

個人的にはこのスペースが一番のお気に入りであり、ノイズキャンセリングイヤフォンを装着して、パソコンで作業しているとラウンジにいることさえ、忘れてしまうくらい没頭できます。

ドリンクとかも十分置けるので、快適であります。

USBポートはタイプAとタイプCがあり、最新のインフラであります。ただし、CはPDではないのでスマホやタブレットまでの充電のようです。

防音個室ブースであります。新コロがなければ、こういったオフィス機能に特化した個室はできなかったと思うくらいであります。扉はきっちり防音しそうでありますが、足元のガラスは透明となっています。変なことをされないためでしょうか。

ちなみに、受付近くにポツンとあった、防音個室ブースはなくなっていました。

防音個室ブースは8席あり、3席は自由席となっています。自由席でも受付でチェックインをするかと思いましたが、鍵がなく、本当に自由席でした。

ブースの中はこんな感じになっています。左右に幅の広いデスクとひじ掛けなしのチェアがあります。ゲーミングチェアだと、ここで実況する人が集まって長居してしまう対策かも知れません。

USBポートがあり、コンセントは多めであります。そして、照明と換気扇のスイッチがあります。扉を閉めて、何もしないで座っているだけでも、結構、熱くなっさてきます。パソコンでZOOMとかをまわしたら、さらに熱くなりそうなので、換気扇常時、オンとかになるでしょう。

国際線アライバルラウンジの今

第2ターミナルの国際線エリアが再開されたのでアライバルラウンジの入り口付近に行ってみました。ご案内として「ANA ARRIVAL LOUNGEは閉鎖しております。」ホームページでは営業開始を延期と記載されており、どっちなのかと思ってしまいます。

今回のスイートラウンジのリニューアルによって増床された新エリアは国際線アライバルラウンジの受付とシャワーブースと足湯以外はほぼほぼ利用しているので、アライバルラウンジは幻となりそうです。

最後に

リニューアルされた羽田空港のスイートラウンジを利用してみました。平日の夕方などではなかったので一概には言えませんが、混雑はかなり解消されたようです。さすがに一気に100席も増設するとそうなるでしょうね。

新エリアは既存エリアとデザインは異なりますが、ゆったりとしており、色々なシーンを想定したソファやチェアが設置されています。

また、既存エリアと新エリアをつなぐエリアには個室ブースが設置されており、オープンタイプと防音個室タイプがあります。

個人的にはオープンタイプが一番お気に入りであります。パソコンを開いて作業できますし、YouTubeとかを人目を気にせずに試聴できるのはメリットであります。防音のように熱がこもらず、圧迫感も有りません。

国際線アライバルラウンジとしてオープンするはずが、スイートラウンジのパワーアップと不思議な巡りあわせでありますが、快適になったと言えます。

今後は国内線でも空港に早く言って、スイートラウンジで作業をする機会が増えそうです。

ラウンジ基本情報

営業時間 5:15~最終便出発まで

場所 第2ターミナル 国内線エリア 本館南側4階

アクセス基準

ANA「ダイヤモンドサービス会員」および同行者1名
ANAミリオンマイラープログラム「Lounge Access Card」保持者および同行者1名
2人目以降の同行者については、一人あたり2,000マイルまたはアップグレードポイント2ポイント(ダイヤ会員のみ)にて4人目まで利用可能
ANA SUITE LOUNGEご利用券

 

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