那覇空港から羽田空港まで久々にプレミアムクラスの1Aに搭乗しましたので、お伝えします。
那覇空港を散策とスイートラウンジ
ラウンジでのアルコール提供がない状態が続いており、楽しさ半減のため、空港自体を散策するのが来たたびに楽しみとなっています。SKIPでは立ち寄ることのない3階に行ってみると絶賛改装工事中でした。
この後は展望デッキで熱い中、外飲みをしてスイートラウンジに向かいます。
アルコールの提供がないのは知れた事実であり、2回目のアルコールなし訪問であります。加えて、雑誌新聞がすべてデジタルに置き換えられていました。このスペースは今後どのような使われ方をするか注目したいところです。
何も使わない無駄にスペースがずっとあるというのは非効率であり、こうしたところから経営がわかるものであります。
色だけだとビールのようですが、緑茶となります。ラウンジで飲み過ぎないため、帰宅後と翌朝が楽なのは良いかもしれません。
1Aで出発
次のフライトも羽田行きの32番搭乗口です。昔はこのゲート斜め後ろにある乗り継ぎカウンターでアップグレードが落ちてくることを待ちましたが、今はそんなこともなくなってしまったのは新時代という事なのかもしれません。
機材は78Pであり、2-2-2配列の2列のみの国内線プレミアムクラス仕様の座席であります。このシートが登場した時はレザーのにおいが気になりましたが、今はプラスチック部分の傷が気になります。
良くも悪くも紺色のレザーシートは汚れが目ただないため、良いのかもしれません。
1A席です。足元は広いものの、B787(78P)の場合、窓が1つしかありません。夕方に羽田に行くフライトでは夕日の差し込みが軽減されてよいとも言えますが、閉塞感が漂います。
ゲートを出発すると離陸となります。瀬長島、あしびなー、糸満方面に向かい、そのあと旋回して沖縄本島の東側沿岸を北上するルートでした。
いつもより、離陸時の上昇角度が低く感じられるような離陸でした。動画にまとめてみました。
梅雨明けとは言え低い雲が漂う時期であり、なかなか地上をくっき見せてくない日でもありました。
ひめゆりの塔付近あたりから左に旋回して北上します。
コロナであまりニュースになっていませんが、すっかり埋め立てられてしまいました。四半世紀前に地名がでて、基地ができるまでさらに10年以上かかる見込みであります。
全然食欲がわかないのですが、軽食タイムです。サンドイッチにフルーツとお菓子です。
何種類か味のあるフィナンシェはプレーンと黒糖でした。那覇路線仕様なのか全国均一化は不明であります。
ここ2年くらい飲んでいる銘柄の白ワインです。乗り過ぎなのか、以前ほどプレミアムクラスの食事とドリンクに期待がなくなってしまったようです。
西日が強いA席
北上する羽田行き夕方便のA席の窓から見える方角は西であり、西日の強烈な直射日光に当たることとなります。高度が高ければ高いほど雲もなく、太陽のありがたみを超えてしまうこととなります。
そんな中でB787は電動シェードのため、外光を落とすことができます。落とす際に使用される色がブルーであり、青白くなります。これがグレーやオレンジだったりするとまた違う世界だったかもしれません。ブルーが一番涼しげで、心理的に落ち着くのかもしれません。
粋な間接照明かと思うとL1ドアの窓からの日光がパーテションの隙間から漏れているだけでした。
5合目より上が姿を現している富士山であり、西側の空は黄金に輝いています。富士山頂あたりにはうっすらと雲がかかっており、実際に山頂にいると結構な天気と感じることがてきますが、飛行機からはきれいな景色にしか見えないのも醍醐味かもしれません。
三重沿岸のはるか南方を進み、千葉の亀山ダムあたりから旋回して羽田に向かいます。沖縄やシンガポールからの王道ルートとも言えます。
着陸1分前のモニター表示です。この日も早着でした。これでも定時運行世界一にならないのは早着の競い合いになっているのかは不明です。
手荷物受取所あたりです。ここまで来るとようやく出口と感じてしまいますが、京急線までと考えるとまだまだ、歩かないといけません。
しかし、所要時間の短い快特とかに乗ろうとすると早歩きとなってしまいます。もっと、のんびりした性格になりたいところです。
最後に
久々の1A席でしたが、あまり感動はなく、早く羽田に到着しないかと望むところでした。望み叶い、早着でありましたが、何か空閑でした。
ラウンジサービスや機内サービスが充実していないとあまりに乗っていても楽しくはないのかもしれません。
そうは言っても窓側で景色だけは見ていて飽きませんでした。