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強制的に満席表示にして減便対策

ANA

ANAのサイトのお知らせにこれまでに見たことのない対応が書かれていたため、まとめてみました。 

4月21日のおしらせ

ANA国内線のお知らせ欄に以下のようなお知らせが掲載されていました。

4/22(水)-5/31(日)の空席照会時の満席表示について

以下抜粋

ご利用のお客さまの大幅な減少が見込まれることから、

現在、「2020年4月22日(水)-5月31日(日)」期間の減便を検討しております。

減便が決定するまでの間、一部の便につきまして、一時的に新規予約の受付を見合わせております。

対象となる便の空席状況は「満席」と表示されます。減便の詳細は、決定次第、ご案内いたします。

ご利用予定のお客さまにはご不便をおかけしますが、何卒ご理解のほどお願い申し上げます。

内容としては減便となるかもしれないため、一時的に新規予約を受け付けないため、満席表示にしているとのことです。

予約・購入してもらっても事態がさらに深刻化した場合はキャンセルされる可能性もあり、そのキャンセル対応に人工を使う必要があったり、本来取り消し手数料が発生するチケットを無料で払い戻す対応を避けるという事態からかもしれません。

本当に未曽有の事態であり、航空にかかわらず、耳にするニュースもこれまで生きてきて聞いたことのないようなことが多く起こっています。

実際に確認していると

下記は緊急事態宣言が一応解除された後の日程となります。

普通席

始発から2便は今後減便の対象となることがわかります。 

プレミアムクラス

一方で、それ以下の便では空席があります。そして、プレミアムクラスは空席待ちとなっており、こんな事態でも一定の予約があるようです。

4月17日から羽田空港ではサーモグラフィにより、搭乗客の検温もしていますが、無症状の感染者もいることを考えるとエミレーツ航空が開始したようにPCR検査でもした方が良いかもしれません。

沖縄便が1日3往復

下記は足元の今週末の沖縄=羽田便となります。

沖縄便3往復のみ

 なんと一日3往復のみとなっています。それしか便がないにもかかわらず、462便ではバリュー9,910円であります。それぐらい搭乗する人は少ないのでしょう。

沖縄線が1日3便とは台風で欠航とかはあるものの、こんな画面は見たことがありません。これだけ減便となると貨物専用のフライトを飛ばしたとしても、沖縄との物流にかなりの影響がありそうです。

幸い天候が比較的良い日が続いていますが、悪天候になったりすると大変かもしれません。

最後に

もともと業績が悪かった航空会社などは経営破綻が始まりだし、再建に向けて動くところもあれば、清算や同じ国内の航空会社に移管するなど厳しい状況となっています。

現在の状況が続くとどんな世界になるのか何となく想像はできるものの、事実はそれ以上に悪夢もあると思うと不安な日が続きます。 

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