マイル修行の大定番のクアラルンプール発券のプレミアムエコノミー。2020年の11月の往復運賃を調べてみました。
プレミアムエコノミー クアラルンプール=成田往復
今回は2020年11月の前半にクアラルンプールと成田を往復する旅程です。JALの場合、成田往復となります。ANAの場合は羽田往復というイメージが強いのですが、JALはマレーシア航空と相まって成田というイメージが強いです。
クアラルンプール発は夜行便、成田発は午前便とANAにはない時間帯です
JL724 KUL 22:50→NRT6:45+1
JL723 NRT 11:15→KUL18:10
JALのホームページがリニューアルして、海外発券の検索が以前よりは工数が削減したため、楽になったようです。
運賃・予約クラス・FLY ONポイント
予約クラスはPremium Economy Standard(予約クラス Rクラス 100%+400FOP)
運賃 3,086MYR(約75,947円)
FLY ONポイント 10,814FOP
FOP単価 7.02円/FOP
ANAと比較するとずいぶん単価がよいですね。1日に1便ではあるもののクアラルンプール滞在してもメリットはありそうです。
JAL国際線6月と7月発券分は燃油サーチャージなし
JALでは6月と7月発券分は燃油サーチャージなしを発表しています。これはANAと同じ計算方法で、今回は直近(2020/2-2020/3)の2か月平均のシンガポールケロシン市況価格は50.62USD/バレルであり、為替レートは1ドル=108.53円、円貨換算額は5,494円となり、6,000円未満となったため適用なしとなっています。
上記の運賃に記載されている燃油サーチャージは324MYRであり、日本円で約7,975円であり、運賃に変更がなく、単純に燃油サーチャージを引くと67,972円となり、FOP単価は6.29円/FOPという想定となります。
足元では米国産WTI原油の先物価格(5月物)が1バレル=▲37.63USD(先週末比▲55.90USD)という史上初のマイナス価格となっています。
ドバドハ産出される原油を貯め置く方がコストがかかるため、お金を払うから貰ってくれというこれまでの常識では考えられない事態となっているようです。
航空会社にとってもチャンスのようですが、飛行機のエンジンを点火し、飛ばないとこれまでの燃料の在庫が減らないため、難しいところです。
最後に
2020年11月のJALのクアラルンプール発券のプレミアムエコノミーは依然として、マイル修行の王道のようです。さらに、2020年6月~7月に上記の最安クラスで空席があれば、燃油サーチャージが適用されなくなるため、さらなる安さとなります。
どんなふうに世界が再起動していくのはわかりませんが、三寒四温のように起動していくのかもしれません。