ANA便で福島空港から札幌・新千歳空港まで飛んでみましたので、お伝えします。
福島空港
福島空港(FKS)のターミナルビルは玉川村北須釜字はばき田21にあります。と言ってもなかなか場所は想像できないと言えますが、郡山と白河の中間あたりの東側であり、近くには須賀川市があります。
東京駅から新幹線で行く場合、新白河の方が近いのですが、アクセスバスを考えると郡山駅の方が便利であります。新白河に停車する新幹線は各駅停車が多いので、距離的に遠くなり、運賃は高くなりますが、郡山の方が良さそうです。
今回は6時12分発の単独つばさで郡山まで行きます。停車駅が少ないため、77分で郡山駅に到着します。
8時前の郡山駅は静かかなと思っていると結構スーツーケースを持った人が早朝から高速バスを持っていたりしました。
空港連絡バスはリムジンバスタイプであり、4人しか乗っていませんでした。福島交通のバスですが、珍しくJCB,AMEX,VISAのタッチ決済が可能でした。運賃は後払いで、大人1,120円であり、所要時間は40分程でした。
ウルトラマンの生みの親である円谷英二氏は空港近くの須賀川市出身という事も有り、空港はウルトラマンだらけであります。
ただ、展望デッキに幼児向けの遊具はあるのですが、ウルトラマンではありませんでした。自分が乗るフライトが降りてくるまでは飛行機がいない感じでした。着陸が近づくと自ずと観客が増えてきます。バスで来た感じでは随分、山の方に来た感じでしたが、空港周辺は大地と言ったところであります。
ANA1113便
大阪伊丹から来て、新千歳に向かい、帰りは新千歳から福島に来て、大阪伊丹に戻っていくパターンのフライトであり、NH1113便のその中の1つのフライトののようであります。
予約時点では、前々日に空席待ちが落ちてくるぐらいでしたが、実際搭乗すると結構空いていました。安い運賃は最後までガードされているのかもしれません。
福島空港にはらうんじfというラウンジがあるのですが、今回は時間もなく、利用せずにそのまま搭乗エリアに。待合エリア(エアサイド)はベンチシートなのですが、最も一番ゲートに近い最前列の優先席だけはソファでした。少なくとも、上級会員用のものではありませんでした。
本日の座席は2D席でした。隣席はいたのですが、周りが空いていたので、移動し、2席を1人でシェアする前方エリアでした。この機材、天井が低いので大概、頭をぶつけてしまいます。自分だけでなく、周りの人もぶつけていました。
足元は広くて良いのですが、非常口席にはドア以外の窓はないため、意外と外の景色を見るのは身を乗り出さないといけないと言う感じであります。
この飛行機の後継機材がどんな機材になるのか気になるところではあります。ジェット機になるのか楽しみでもあります。ジェット機は飛行距離が長いと意外と早く着きますからね。
フライトルート
後付けで調べてみましたが、フライトルートであります。
同空港の滑走路は2,500mあり、たまにはB738とかでも運航されています。また、地震で東北新幹線が長期間にわたり、運休になった場合には羽田から福島間の臨時便が設定されたりします。滑走路は少し上り坂になっているように見えます。
あっという間に離陸をしていきます。阿武隈山系の丘陵地帯をグングンと高度を上げていきます。この後、東北の分水嶺とも言える奥羽山脈の真ん中を飛んで行きますが、暫くは雲が多く、何も見えませんでした。
機内Wi-Fiサービスはないはずなのですが、Wi-Fiの電波が飛んでいたため、アクセスしてみると通信をせずともアクセスできるコンテンツが利用できるようでした。
攻めてフライトマップとかあって欲しいのですが、高額な設備投資になるのかもしれません。
ようやく、雲が切れだしてきました。見えているのは三沢基地のようであります。このあと六ケ所村などが見えて北上していきます。
尻屋埼まで来ると本州もさらばであります。津軽海峡を越えて噴火湾に入ると再び、雲の中に入り、苫小牧あたりまで雲の中でした。
苫小牧から直進でそのまま着陸ではなく、いったん、恵庭付近まで北上し、そこから旋回し、北側からの到着でした。南風が強い日という事だったのかもしれません。
休日のAMの新千歳空港の出発は結構混んでいるイメージでありますが、着陸はスムーズであり、定刻より5分前に到着という事で、JR駅に急ぎます。指定席券を同機から降機するまでチケットレスで購入し、ホームに駆け込みます。
最後に
福島空港から新千歳空港までの区間マイルはぴったり400マイルであります。国内で東京と大阪間は280マイルとキリは良いのですが、なかなか珍しいキリ番でした。
そして、先日に記事にしましたが、このフライトにてライフタイムマイルが888,888マイル達成となりました。
狙ったと言えば、狙ったと言えますが、また、同区間を再び利用する時が訪れるかもしれません。