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ANA 複雑怪奇な国内線予約クラス

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ANA国際線の予約クラスはそのアルファベットを見ただけで、その積算率をすぐに判別できる人も多いかと思いますが、国内線はそうでもないため、記事にしてみました。

複雑怪奇な国内線予約クラス

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飛行機に搭乗した翌朝、マイルが加算されているかマイル口座照会画面で積算されていることを確認しますが、その際にいつも、???となるのが国内線の予約クラスであります。特典と株主優待運賃が同一のOクラスであったり、同じ特典でもPクラスであったりと不可思議極まりないと言えます。

こうしたことから、国内線はクラスで覚えるよりも運賃名と積算率を紐づけて覚えている人も多いでしょう。プレミアム株主優待割引運賃=125%はマイル修行をしている人は即答できると思います。

しかし、アルファベット26文字の中で、国内線でIといったら、何パーセントと即答できる人は少ないでしょう。

国内線の予約クラスは複雑怪奇であり、一度体系化してみたいところであります。

運賃種別コード一覧 | ご予約/旅の計画 | 国内線航空券予約・空席照会 | ANA

 整然とした国際線予約クラス

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国内線の予約クラスが複雑怪奇な一方で、国際線の予約クラスは整然としています。上記の様に積算率毎にきれいに分かれています。

国際線マイル修行派でなくとも、Yが100%とか、Pが70%で400PPが付与されるとかは有名であり、いつの間にか覚えてしまうくらいであります。

国際線はIATAに加盟している点やアライアンス間でのコードシェアでの整合性もあり、ある意味、業界内で予約クラスが整理されていることもあり、整然としていると言えます。

積算条件 | ANA国際線 | マイルを貯める | ANAマイレージクラブ

国内線が不思議な理由

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国内線の予約クラスがたくさんあるのは細かな運賃設定にあると言えます。キャリアとして提供する運賃でも購入期限により、複数あります。

さらに、空席連動で運賃が変動するものもたくさんあります。以上に加えて、アップグレードがほぼどの運賃でも可能なため、アップグレードした場合の積算率を考慮したクラスも必要となります。

また、宿泊とセットのタイムセールなど旅行業者としての運賃も設定されているのもさらに拍車をかけています。

そして、最近はご無沙汰ですが、数年前に改変した(国際線の積算率に応じて国内線の積算率も変化)国際線接続の国内線運賃もかなりバリエーションがあり、アルファベットの26文字では足りなくなるかもしれません。

とは言っても、平時でも有事でも主戦場である国内線は運賃を細かく設定し、利用者には新しい安い運賃が出たことを訴求しつつ、全体としては収益影響がなく、増収にもっていくのには多くの予約クラスが必要と言えます。

海外キャリアとのコードシェアがあるとは言っても、内弁慶な国内線では独自に予約クラスをバンバン設定する方が同社にとってメリットが大きいと言えます。

最後に

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国内線の予約クラスは以前から複雑怪奇であり、アルファベットの予約クラスを体系化して覚えも、新たな運賃が登場するとリセットという感じもあります。

国際線は筋というか感覚があり、予約クラス再編があってもそうは変わらず、伝統さえ感じてしまいます。

マイル修行をして20年以上たちますが、国内線はいまだにアルファベットで覚える習慣はなく、名前で憶えてしまいます。

こんな記事を書いたのも国内線しか乗れない今だからこそと痛感してしまう一日であり、再びEやMでマイル口座照会画面を見られる日が早く来てほしいところであります。 

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