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ANA 個室ビジネスクラス「THE Room」に乗れる路線はどこか

ANA 777

現在、ANA国際線最新ビジネスクラスのTHE Roomで設定されている路線をまとめてみました。

THE Roomとは

ANA THE Room全景

THE RoomとはANAの国際線の最新のビジネスクラスシートであり、従来のビジネスクラスと比較しても、座席幅や座席間隔が大幅に広くなり、すべて通路側の1-2-1配列となっています。

そして、最大の特徴は通路側に完全に個室となる扉が設置されています。シートと言うよりは個室まさにルームであります。

現在のところ、THE Roomはボーイング777-300ER型機のみに設定されており、順次同シートに置き換えられているため、運用が限定されています。そのため、路線が限られてもいます。

マイルを利用した特典航空券でも利用可能か

他の航空会社の特典利用の場合、かなり、豪華なシートを提供している場合、以下の制限があったりします。

2020年6月15日(月)よりシンガポール航空(SQ)運航のファーストクラスおよびビジネスクラスの特典航空券はご利用いただけません。

スイス インターナショナル エア ラインズのファーストクラスはご利用になれません。

THE Roomもかなり豪華な使用なので、誰でもマイルを貯めれば、利用できるビジネスクラスにおいて制限をかけている懸念が残るところですが、ANAマイレージクラブの場合は利用可能です。(執筆時点)

THE Roomが設定されている路線

ルートマップ

それでは、THE Roomが設定されている路線を見てみます。ますば現在、運航されている路線を見てみます。カッコは運航日、記載ない場合は毎日運航であり、数字は便名です。数字の記載がない路線は1往復です。赤字がTHE Room設定ありです。

アジア

羽田⇔台北(月金土)

羽田⇔ソウル金浦

成田⇔香港(成田発:火金日、香港発:月水土)

成田⇔北京(成田発:月、北京発:月木)

成田⇔青島(水)

成田⇔上海浦東(日)

成田⇔杭州(木)

成田⇔広州(水)

成田⇔深セン(月)

成田⇔バンコク 805/806

羽田⇔バンコク 847/848

羽田⇔バンコク 849/850(火金土)

羽田⇔ハノイ

成田⇔ホーチミンシティ 833/834

羽田⇔ホーチミンシティ 891/892

成田⇔クアラルンプール

羽田⇔クアラルンプール

成田⇔シンガポール

羽田⇔シンガポール

成田⇔ジャカルタ

羽田⇔ジャカルタ(火木金日)

成田⇔マニラ

羽田⇔マニラ

成田⇔ムンバイ(火木土)

羽田⇔デリー(月水金)

アジア路線は基本的にB777-300ERが設定されないため、THE Roomに搭乗する機会はありません。

オセアニア

羽田⇔シドニー

オセアニアは依然としてパースは運休であり、シドニーは毎日運行です。

こちらも基本的にB777-300ERが設定されないため、THE Roomに搭乗する機会はありません。

ハワイ

成田⇔ホノルル 184/183※

羽田⇔ホノルル(月火木日)

ホノルル線は成田と羽田を組み合わせて、毎日運航が保たれている状態です。成田はA380、羽田発はB787-9であります。

※THE Roomは現状設定されていませんが、3/1からは4/19までは月火木金(現地発)運航。夏休み時期に毎日運航される182/181便は月水木土にTHE Roomの77Wで運航されます。

カナダ・メキシコ

成田⇔バンクーバー(月水金土日)

成田⇔メキシコシティ

こちらもB787で運航されるのでTHE Roomの設定はありません。

ヨーロッパ

羽田⇔ロンドン

羽田⇔パリ(火金日)

羽田⇔フランクフルト 223/224(羽田発:月金土、FRA発毎日)

羽田⇔フランクフルト 203/204(羽田発:毎日、FRA発月金土)

成田⇔ブリュッセル(水土)

ロンドン線の水金日がB777-300ERで運航されており、いずれもTHE Roomの設定はあるようです。突然の機材繰りの変更でTHE Roomでなくなる可能性もあります。

その他ヨーロッパ線はB789です。

アメリカ

成田⇔ロサンゼルス 6/5

羽田⇔ロサンゼルス 126/125(火木金)

羽田⇔ロサンゼルス 106/105

成田⇔サンフランシスコ

羽田⇔サンフランシスコ(羽田発:火水金土日、SFO発月水木土日)

成田⇔シアトル(火木土日)

成田⇔ワシントンD.C.(成田発:月火木土、IAD水金日)

羽田⇔ニューヨーク

成田⇔ヒューストン(成田発:月火木土、IAH水金日)

成田⇔シカゴ

※足元の8月では設定あり

アメリカは羽田⇔ニューヨークが鉄板で毎日、THE Roomが投入されています。そして、成田⇔ロサンゼルスも毎日、羽田⇔ロサンゼルスの106便と105便も毎日投入されています。一方で火木金運航の126便と125便はB787で運航されているため、設定されていません。

成田⇔シカゴは9月以降の空席照会では通常の77Wですが、足元の8月末ではTHE Roomがほぼ設定されており、改装が終わった機材が最近投入されたのかもしれません。毎日運航はアメリカ路線はシカゴで3番目になりそうです。

サンフランシスコは成田発着が77Wで運航されていますが、クラシックタイプです。改装が進むと次はサンフランシスコかもしれません。

THE Roomのある路線まとめ

以上からTHE Roomの設定がある路線は下記のとおりです。

羽田⇔ロンドン(日にち限定)

羽田⇔ニューヨーク

成田⇔ロサンゼルス

羽田⇔ロサンゼルス(便限定)

成田⇔シカゴ(直近では設定あり)

羽田⇔ロンドン間は現在、北極海を飛ぶルート(フライトによっては違う場合も)のため、飛行時間が長く、ロンドンに搭乗するの思う存分堪能できそうですが、結構埋まっており、レアと言えます。

一方でロサンゼルスは1日2便も設定があり、特典航空券やエコノミーからのアップグレードでTHE Roomに一番乗れそうです。

最後に

THE Roomシートモニター

ロンドン線から始まったANAの最新型のビジネスクラスであるTHE Roomは現在では、ロンドンは飛行ルートも有ってか、需要を考えて燃費の良い787が投入されている日もあり、曜日限定となっています。

一方でアメリカ線はニューヨークやロサンゼルスで毎日運航され、シカゴ線も設定がある日が出たりします。

際=際需要が成立するのはANAでは北米なので、やはり最重視しているというののがこうした点でも見えます。

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