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【ANAとJALの離島でのコードシェア拡大】一筆書きアイランドホッピングルートを考察

ANAとJAL

九州の離島のフライトがANAとJALの両方のコードシェア化されることが正式発表されましたので、離島一筆ホッピングを考えてみました。

系列を超えたコードシェアのスタート

コードシェアルート

先日、地域航空アライアンス発足の記事を書きました。

www.dangan-lucky.com

発足して具体的な取り組みとして九州の離島を中心に定期便を運航する航空会社がコードシェアをANA系、JAL系の系列を超えてコードシェアをすることとなりました。

これまでJAL便名では鹿児島県の離島と熊本県の天草のフライトのみでしたが、長崎の離島を結ぶ、オリエンタルエアブリッジのフライト(5路線22便)もJL便名がつくこととなります。

一方で、ANA便名では天草エアラインと日本エアコミューターのフライト(16路線52便)にNH便名がつくこととなります。

離島でANA便名がつかないのは、北海道・奥尻と東京・三宅島、島根・隠岐、沖縄の北大東、南大東、久米島、多良間、与那国だけとなりました。佐渡に定期便が就航すると1増となりそうですが。

九州の離島とのコードシェアは2022年10月30日から開始され、予約は同年8月30日から開始となります。

ANAコードシェア記念 離島一筆ホッピングルート

一筆ルート

今回、新たにANAのコードシェア便となった熊本、鹿児島の離島路線の空港を一筆で制覇するルートを考えてみました。

10月までの夏スケジュールで検索しており、運賃はJALの株主割引で算出しています。日にちによっては満席のケースもあります。実際の11月以降のスケジュールでは成立しない可能性があります。また、ANA運賃とは異なることが予想されます。

10月14日(1日目)

羽田→熊本 12:15-14:10  21,920円

熊本→天草 14:50-15:15    5,350円

天草→福岡 18:00-1830    8,610円

1日目は東京から九州に上陸します。ここだけはソラシド運航のANA便です。そして、天草にわたります。福岡に天草に到着時間から30分で乗り継げますが、折角なので3時間弱滞在してみます。

10月15日(2日目)

福岡→屋久島 13:00-14:10 14,760円

タクシー

フェリー   15:45-16:35  5,100円

タクシー

種子島→鹿児島 18:00-18:35  7,850円

2日目は遅めの出発なので前日の夜にゆっくり飲めそうです。個人的には午前中に対馬空港のリベンジをして臨むと思います。

屋久島に行き、宮之浦港までタクシーで(約20分)移動し、フェリーで種子島に渡ります。路線バスもありますが、時間ギリギリのため、タクシーにしてみました。

そして、種子島空港から鹿児島空港に向かいます。

2日目はこれで終わりであります。鹿児島空港は市内から遠いので、空港から歩いて行けるホテルに滞在でこの日は終わります。

10月16日(3日目)

鹿児島→喜界島 7:30-8:45  15,000円

喜界島→奄美大島 10:10-10:30 5,900円

奄美大島→徳之島10:50-11:20  8,200円

徳之島→沖永良部島11:50-12:20  6,700円

この日はアイランドホッピングと言うにふさわしい旅程ですが、昼過ぎに終わってしまいます。この日は沖永良部島に滞在となります。奄美大島での乗り継ぎは最低時間の20分であり、同じ飛行機でないとかなり厳しいかもしれません。予約時にチケットは繋げないと乗り損ねそうです。

10月17日(4日目)

タクシー

フェリー      12:00-13:40 2,190円

与論-鹿児島 15:05-16:35  19,150円

鹿児島-羽田 19:30-21:15  23,120円

昼からフェリーで与論島に移動します。フェリーは沖永良部始発ではなく、鹿児島を前夜に出港して名瀬、亀徳と寄港してくる便であります。

鹿児島から沖永良部まではかなり距離があり、遅れる可能性もあります。

遅れが懸念される場合は、16日に沖永良島→沖縄那覇12:50-13:40 11,940円で那覇まで飛んでしまい、那覇で泊まり、那覇港から与論港にフェリーで移動と言う方法もあります。

その場合は与論港には11:50に到着します。航海距離が比較的短くなるので、遅れても与論での飛行機の乗り継ぎまで3時間はあるので何とかなりそうです。

なお、与論港と与論空港の距離は1.1kmであり、歩いて行けそうです。

そして最後は鹿児島に再び戻り、一筆終了です。鹿児島からはANA運航便で羽田に戻ります。

運賃総額

運賃総額は下記のとおりです。

航空券 136,560円

フェリー 7,290円

タクシー 15,000円

総額158,850円と大人な遊びであります。万全を期して那覇経由にすると+13,000円ほどとなります。まあ、若い人もネットで稼ぐ人も多いので、年功序列で稼ぎがある中年の楽しみとは限りませんが、経県値や各地で仕事をしていたりすると実感があるので、いぶし銀の記事の方が好みではありすが、派手さに負けているかもしれません。

コードシェア開始に伴い、ワンプライスで各島間移動できる運賃などがあればかなり削減できそうです。

最後に

奄美大島

一筆にせずに、鹿児島空港か奄美大島空港をハブにすると日程は短縮できそうですが、コストは上がります。

また、飛行機と船を利用するので、天候が安定する秋冬で週間予報で1週間晴れが出ていないとかなり予定が崩れそうであります。

無理に一筆にせず、トクたびマイルで鹿児島や沖縄路線が出た時に少しずつ、攻略していくというのも面白いかもしれません。

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