ANAの東南アジア発券のプレミアムエコノミーの運賃が凄いことになっているため、まとめてみました。
東京滞在クアラルンプール発券プレミアムエコノミーロサンゼルス往復
9月の連休を絡めた往復ともに東京滞在型のルートです。
旅程
全区間プレミアムエコノミーとなります。9月7日クアラルンプールから羽田に移動。9月18日金曜日の夜にロサンゼルスに移動し、21日の昼にロサンゼルスから成田に戻るルートです。連休前日夜から有効に使える日程です。
最後はその週末金曜日の夜にクアラルンプールに夜行便で移動するルートです。
運賃・予約クラス・プレミアムポイント
運賃 163,800円
予約クラス Nクラス(70%+400PP)
プレミアムポイント 16,270PP
PP単価 10.07円/PP
日本発のロサンゼルス往復のエコノミーよりも安い水準と言え、クアラルンプール=羽田往復と東京=ロサンゼルス往復の両プレミアムエコノミーがついて16万円とはNクラスとは言え、破格です。
ちなみに同じ旅程において、西海岸ではロサンゼルスが最安で、次いでシアトル、バンクーバーとなっています。東海岸は17万円台で単価は10.0円台と好調です。
ただし、プレミアムエコノミーに座る必要があるため、西海岸ぐらいがちょうど良いかもしれません。
逆のロサンゼルス発券はどうか
ロサンゼルス行きが安いとなれば、その反対のロサンゼルス発はどうか調べてみました。東京滞在のクアラルンプール往復ではほぼ同じ金額の同じクラスでありますが、今回はもっと安くてプレミアムポイントが貯まる区間をまとめてみました。
東京滞在ロサンゼルス発券ホーチミン往復
今回は9月の連休終わりにロサンゼルスを出発するルートです。
旅程
9月22日にロサンゼルスを出発し、その週末に成田からホーチミンに向かいます。二泊して東京に戻り、10月の頭にロサンゼルスに向かうルートです。
この旅程では成田⇔ホーチミンシティはエコノミーとなっています。
運賃・予約クラス・プレミアムポイント
下記のとおりです。
運賃 147,080円
予約クラス プレエコ区間 Nクラス(70%+400PP)
エコノミー区間 Bクラス(100%+400PP)
プレミアムポイント 17,380PP
PP単価 8.46円/PP
エコノミークラス区間がBクラスで東南アジア区間と言うのが肝であり、プレミアムポイントを最大化した形となります。
エコノミーでもBクラスのため、通常のポイントレートでビジネスクラスにアップグレードできるため、その活用が良いと思います。ロサンゼルス線では通常、アップグレードできません。
しかし、ダイヤモンド会員であれば2倍のアップグレードポイントを利用して、空席次第ですが、アップグレードができるため、飛行時間の長いロサンゼルス⇒東京ぐらいはアップグレードしても良いかもしれません。
ジャカルタ発券ではロサンゼルス往復(東京滞在)では
ASEAN路線では最も飛行距離が長いジャカルタ発券を調べてみました。
旅程
旅程は先述のクアラルンプール発券に似た、9月の連休をロサンゼルス往復し、東京では往復ともに滞在するパターンとなります。
こちらはジャカルタ=東京間にはプレミアムエコノミー設定もありますが、敢えてエコノミー設定としてみました。
運賃・予約クラス・プレミアムポイント
下記のとおりです。
運賃 168,310円
予約クラス プレエコ区間 Nクラス(70%+400PP)
エコノミー区間 Bクラス(100%+400PP)
プレミアムポイント 20,098PP
PP単価 8.37円/PP
プレミアムポイントは一発2万PPであり、単価はこれまでの最安となります。東南アジア最長区間が100%積算と言うことが最大の要因と言えます。
しかしもこの運賃明細を見てみると6月に入ってから検索していますが、燃油付加運賃32,360円が計上されています。これが無かりせば、13万円台で単価は6.76円/PPとなります。
日本発着の燃油付加運賃がなしの設定となっているのですが、惜しいところです。
最後に
これまでは70%加算運賃はマイル修行に向かいないとされてきましたが、燃油付加運賃がなくなったことや円高傾向もあり、マイル修行に耐えられる運賃となっています。
東南アジア区間を敢えてエコノミーと言う方法を使えば逆にプレミアムポイントが貯められ、ビジネスクラスへのアップグレード機会もできます。
何より、運賃が安いのが魅力的です。