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ANA国際線 上級クラス アメニティがグローブ・トロッターからエッティンガーへ

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ANA国際線のファーストクラス・ビジネスクラスのアメニティが変更となるため、まとめてみました。

アメニティキットが変更

対象路線

2024年1月上旬から国際線のファーストクラス・ビジネスクラスのアメニティキットが変更となります。

対象路線は以下の通りです。

ファーストクラス 北米・ロンドン各路線

ビジネスクラス  欧米、シドニー、パース各路線

変更内容

アメニティポーチを"ETTINGER"(エッティンガー)に変更

化粧品を「SENSAI」や「AVEDA」に変更。

アメニティポーチの外観

ファーストクラスは以下の通りです。

ビジネスクラスは以下の通りです。

"ETTINGER"は1934 年創業の英国王室御用達として認められているレザーグッズブランドのメーカーであり、アメニティポーチ提供は、航空会社として世界で初めてということで、初物が好きなANAらしいところであります。

レザーグッズメーカーではあるものの、今回のポーチは天然繊維のコットンキャンバスとリサイクル素材を使用することです。レザーのものと違い、軽くて内容物が少ない時は薄くなりそうで良いですね。

化粧品詳細

左がファーストクラス、右がビジネスクラス用

ファーストクラスの詳細は以下の通りです。

SENSAI

センサイ UTM ザ ローションⅡ (化粧水) 16ml

センサイ UTM ザ クリーム N (クリーム) 6ml

センサイ UTM ザ トータルリップトリートメント (口元用美容液) 5ml

ETTINGER カードケース

ANA オリジナルエコバッグ

ビジネスクラスの詳細は以下の通りです。

AVEDA
リップモイスチュア 4.25g
シャンピュア ボディローション 10ml
ANA オリジナルエコバッグ

SENSAIは農薬や化学肥料を使わない循環型農園で栽培している原料を一部使用した化粧品であり、AVEDA一切の動物実験を行わず、天然資源由来の素材を使用するなど、環境ポリシーに基づく経営にこだわったをしているということで、こうした取り組みがないと選択肢にすら入らない時代なのかもしれません。

個人的にはコスメについて、正直あまり違いが分からず、使う頻度もほとんどないのであまり関心がないところであります。

環境への取り組み

ANAでは、「ANA Future Promise」のスローガンのもと、地球環境にやさしい商品の開発において SDG’s 達成に貢献するとのことです。

以上のようなことから、今回のアメニティポーチではアメニティキットの包装に使用していたビニールを廃止し、ETTINGER アメニティポーチからは紙帯へ変更するということです。これにより、使い捨てプラスチック使用量を年間約 1.7 トン削減を実現するということです。

まあ、ビジネスクラスに搭乗すると、ベッドパッド、掛け布団、スリッパ、ヘッドフォン、アメニティポーチとビニールを剥がすだけでも結構時間がかかるので、いずれもなくても良いと思ってしまうくらいです。

さらばグローブ・トロッター

採用されていたグローブ・トロッターも遂に終わりとなります。5年くらいは採用されていたと思いますが、途中コロナ禍があったので、短く感じたところでもあります。

最初は高級スーツケースメーカーである小物なので物珍しかったのですが、毎回貰うと飽きてしまうものであります。人間の性とは恐ろしいものであります。ガジェット周り(ケーブルやACアダプタなど)を入れていたのですが、最近はUSBタイプCのケーブルも少なくてすみ、ノートパソコンケースのサイドポケットですんでしまうくらいであり、なかなか使い道もなくなってきており、クローゼットの肥やしとなっていたりします。

アメニティ不要の選択肢も

以上のように、最近は中身も使うことがなければ、ポーチの使い道も困るほか、行きの便では自宅まで持って帰ろうとすると荷物になってしまったりするので不要でも良いかなと感じてしまいます。

初回ぐらいはビジネスクラス搭乗記のネタにはなりそうですが、以降は持ち帰りさえしなさそうであります。であれば、予約画面からアメニティ不要を申し込みができても良いかもしれません。その代わりにマイルとか付与してまでとは言いませんが、勿体無さを回避できるところでもあります。

まあ、人によってはオークションサイトでマネタイズしたり、自ブログ閲覧者にプレゼントしたりする人もいるようですが、人色々であります。

最後に

ANA国際線 上級クラス アメニティがグローブ・トロッターからエッティンガーへ変更となります。年々、環境意識というかそれを選択しない以外の選択肢がなくなってきており、今回もそうした周辺環境の中でのチョイスだったと言えます。

個人的には利用シーンが少なくなっており、正直不要かなと思います。食事不要とかのように選択不要も設けても良いかもしれません。機内で返せば良いと言えますが、事前に不要であれば、不要率から次回の発注数を予測でき、不要な製造も削減できるということかもしれません。値札をつけて販売するものでもないので、コスト削減に効いてくるところと言えます。

大量発注で単価が安いで入札していたりするとあまり環境への意味がなかったりしますが。

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