
ANA Luxuryが発行される可能性と最高スペックを考えてみましたので、お伝えします。
JAL Luxury Cardの爆誕と炎上

JALカードの爆誕は良かったのですが、そのプロモーションと言うかWEBサイトの突っ込み満載が炎上してしまい、航空会社で炎上と言うのはなかなか忌み嫌われるところでしたが、そうなってしまいました。
原因としてはサイトで利用していた画像のAI利用であり、AI作成画像が人間の目にはまだまだ突っ込みがある内容でした。AIってなんで文字とか日本からアクセスしても意味不明な記号にするのでしょうかね。また、昭和時代を描かせると必ず、旧満州の都市みたくなるのかも、何か旧連合国の意思とかあるのですかね。
そんなこともあるので、ダブルチェックではテキストもそうですが、画像なんかはAIでなくてもカメラマン撮影でも競合他社の本社ビルが写っていないかとか気にするのですが、スルーだったのはコラボのためだったのでしょうか。残念な感じもします。
お見合いと言うか船頭多くしてと言うか、航空会社なのでI have, You Have はきちんと発して欲しい事案とも想起してしまいます。
ちなみにどうでもよいですが、マイル修業観点からすると、Luxuryと言う文字を見るとLUXとURYであり、ルクセンブルグとサウジアラビアのグラヤット空港のことを想起してしまいます。区間マイルは2,039マイルでした。
ANA Luxury Cardはあり得るのか
寡占と言うか、大手で大半のマーケットを握っている市場では、おおよそ、似たような製品やサービスが提供されていることは多いと言えます。
携帯電話で言うとドコモとKDDIとソフトバンクでは似たようなブランドをそれぞれ持ち、通信以外のサービスも似ています。また、ビール業界ではシェアはかなり変化激しいですが、プレミアムからノンアルコールまで似たようなラインナップがあったりします。
自動車はトヨタ自動車が圧倒的なのでちょっと違いますが、自動車税の安い軽自動車は各グループ各社とも似たような箱の形をしていたりします。
そんな中で出自はまったく違うJALとANAですが、長年の国策の影響からか赤組、青組と言うような派閥が出来てしまう程、サービスや運賃は似たものが多くなっています。
国際線では4クラス(ファースト、ビジネス、プレミアムエコノミー、エコノミー)を両社とも設定しており、国内線はクラスJがあるJALはちょっと異なりますが、ファーストとプレミアムクラスを設定しています。
運賃については最近はかなり違いますが、タイムセールの仕掛け方は似ています。
そして、自社クレジットカードについても、バックに三菱UFJか三井住友の差はあるもののJALカードとANAカードが存在しており、カード利用のマイル付与率も似ています。最近はキャッシュレス社会が浸透し、バックにいるカード会社以外にも両キャリアに色々提案して様々なクレジットカードがあるのも現実でありますが。
そうした中で、赤組JALが斜め上を行くクレジットカードを出してきたわけであります。

メタルカードの入り口は黒い券面であり、こちらは誰でも年会費24.2万円を支払えば加入できます。こちらはJMBクリスタルが付与されますが、2年目以降はクリスタル維持のためには年間100万円のカード利用が必須となっています。また、さくらラウンジは年間5枚のクーポンの提供となります。
一方で、プライオリティパスの利用は最近では珍しくベタ踏み(利用回数制限なし、ダイニング・スパ利用可能)であります。
そして、招待制のJAL Luxury Card Limitedはさらにインパクトがあります。まず、5万FOPを付与してサファイアクリスタルを提供します。これだけ見ても年会費は59.95万円なのでFOP単価は11.99円/FOPとなります。
昨今の実フライト事情でLuxuryな旅を味わえるビジネスクラスやプレミアムエコノミーでFOP単価を12円を下回れるのはなかなか厳しいかもしれません。マレーシア航空とかはありそうですが。
そう考えるとダイヤモンド会員を目指す赤組の人、特に個人事業主の人には経費処理がクレジットカードで厳しい昨今、新たなモチベーションとなるかもしれません。
まあ、そのあたりがターゲットなのかもしれませんが。大企業のサラリーマンである程度の役職についてビジネスクラスに搭乗できる人は自分の財布での往復の有無を問わずにマイルもFOPも貯められていることを考えるとあまり関心はなさそうです。
そう言った観点もあり、ANA Luxury Cardが出来たのかもしれません。
ANA Luxury Cardスペックを妄想
先述のとおり、斜め上を行くカードをJALが出してきたわけではありますが、ANAとしては青天の霹靂ではなく、Black Card Ⅰとアプラスとの共同プロダクトなので、当事者からも提案はあったでしょうし、ANAの庭にいるようなクレジットカード関連会社からもそうした提案は日々受けていると想像できるのは容易であり、色々なことを検討していることでしょう。
それを承知で最高スペックを妄想してみました。前提としてはJALに先駆けて始めたライフソリューションサービスでしょう。良くも悪くもこれがポイントというか足かせとなりえるでしょう。
ANAの現在の会員の位置を整理するとフローなステータスとストックなステータスに分類できます。フローとは毎年の会員ランクであり、ストックとはミリオンマイラープログラムとなり、大半はフローが対象となりそうです中期経営計画があると言っても、足下でお金を落としてくれる会員を優遇するのは企業としては当たり前でしょう。
一方で、ANAと長年付き合い、変なクレームも起こさないで離脱しなく利用しているミリオンマイラーは増え方は超緩いですが、それが故に貴重であり、ある意味ブランドシンボルともなりえるでしょう。
以上のようにライフソリューションサービスとミリオンマイラープログラムとの共存を考えた場合どうなるのでしょうか。
ライフソリューションサービスとの関係
ANA Luxury カードが発行されるとして、その位置づけはどうなるのか考えてみます。JALでは最高峰は招待制とは言え、年会費約60万円で5万FOPが付与されます。これは、ダイヤモンドへの近道と言う事も示唆しており、この道程はANAとしても問題はないでしょう。
そして、現行のライフソリューションでは600万円のカード利用且つ、7つのサービスで15万PPを飛ぶとダイヤモンド+Moreとなります。今ではもう無印ダイヤと言う名前に落ち着いてしまったダイヤモンド会員はライフソリューションにシフトすると500万円のカード利用且つ、7つのサービスで5万PP飛ぶとダイヤモンド会員となります。
何となく、逆算すると+Moreまでの差は+10万PPであり、利用額は+100万円となります。
以上の要素からすると、最高峰のスペックカードの年会費は75万円として、5万PP付与して、且つ、ダイヤモンドを付与して、+Moreになるためには10万PPのフライトと500万円のカード利用必須とも逆算も妄想できます。普通のカードよりは少しお得となるかもしれません。
そうすればJALカードよりも高い年会費として誇れますし、+Moreの存在意義は確立され、いつの間にか+Moreが目指す頂として、世間では移り変わるかもしれません。それに伴い、ダイヤモンドの上の貴金属の名前も割り振られるのかもしれません。
ミリオンマイラープログラムとの関係
ミリオンマイラープログラムが始まったのは2013年4月であり、すでに12年以上経過しています。"本邦航空会社初!AMC全メンバーとの生涯プログラム" として始めており、ミリオンマイラータグにはレオナルドダビンチのヘリコプターも描かれています。
これをいまさら取り下げるのかと考えると、それは考えにくいので、終身名誉的な位置づけには変わらないでしょう。
先述のとおり、フローとストックであればフローは優先しつつも、フローでかつミリオンマイラーであれば、絶対的優先と言う道が待っており、ミリオンマイラーの道も決して無駄ではないと言う事を示唆するかもしれません。
そして、招待制は基本的にはお金の使い方で判断されると思いますが、ミリオンマイラープログラムにおけるランクも勘案されることも想定されます。そうした中では月額最高利用者でかつミリオンマイラー・蒼玉も出てくるかもしれませんが、別世界であるのかもしれません。まあ、そこまで行くと宇宙に到達もと言え、宇宙人に分類かもしれませんが。
最後に
今回はJAL Luxury カードの発表を受けて、勝手にANA Luxury カードを妄想してみました。Luxury カードというのはプライベートでの利用者にとっては効率的なのかと考えてしまいます。
個人事業主にとっては、コスト側面では銀行よりも優しいとも言えるかもしれません。当然審査はつきものですが。個人事業主且つマイラーであれば絶好とも言えますが、切実なビジネスを考えるとどうなのでしょう。
いずれにしてもお金を大量に回すような人のためのものであり、マイル修業僧にとっては対岸の景色ではありますが、興味はあるところです。