1月27日からのANAラウンジのアルコール提供の状況と有料ラウンジサービスの関係について考えてみました。
日本国内ANAラウンジアルコール提供状況
1月27日からの日本国内線のANAラウンジのアルコール提供状況は下記のとおりです。
対象空港 | 対応 | 期間 | 提供可能時間 |
---|---|---|---|
羽田空港 | まん防 | 1/21~2/13 | 11~20時 |
成田空港 | まん防 | 休止中 | 休止中 |
伊丹空港 | まん防 | 1/27~2/20 | 11~20時半 |
関西空港 | まん防 | 1/27~2/20 | 11~20時半 |
福岡空港 | まん防 | 1/24~2/20 | 11~20時半 |
那覇空港 | まん防 | 1/9~2/20 | 11~20時 |
広島空港 | まん防 | 1/9~2/20 | 終日休止 |
新千歳空港 | まん防 | 1/27~2/20 | 11~20時 |
中部国際空港 | まん防 | 1/21~2/13 | 11~20時 |
岡山空港 | まん防 | 1/27~2/20 | 11~20時半 |
仙台空港 | - | 10/1~ | 通常 |
鹿児島空港 | - | 10/1~ | 通常 |
松山空港 | - | 9/27~ | 通常 |
小松空港 | まん防 | 1/27~2/20 | ~20:00 |
まん防の道府県が拡大にしたことより、アルコール提供の制限がかかるラウンジも拡大と言ったところです。小松空港は前回の波の時は制限がかかりませんでしたが、ついに制限がかかっています。
一方で仙台空港や鹿児島空港、松山空港のある都道府県は結構規模が大きく、影響がありそうなものですが、今のところは通常営業のようです。
時間的には20時までと比較的長い時間利用できるため、今のところはそれほど影響はないとも言えます。
有料ラウンジサービス
ANAでは2022年2月1日より、ステイタスやラウンジクーポンを持っていない場合でも、有料で利用できるラウンジサービスを全国主要空港のANAラウンジに拡大します。
対象空港は下記のとおりです。
新千歳空港国内線ANA LOUNGE
羽田空港国内線ANA LOUNGE
伊丹空港国内線ANA LOUNGE
福岡空港国内線ANA LOUNGE
那覇空港国内線ANA lOUNGE
これまで羽田だけだったのが、全国主要都市の近くにある4空港を追加し、5空港となりました。
利用方法
利用方法は羽田はネット経由で申し込み、その他空港は電話で申し込みとなってします。
申し込み方法は下記のリンクから確認できます。
有料サービス:羽田空港国内線ラウンジ | 有料サービス[国内線] | Service & Info [国内線] | ANA
利用料金
3,000円/回
支払方法は日本円のキャッシュのみとなります。ラウンジの受付で現金を支払うのではなく、各空港出発階の「購入・搭乗手続きカウンター」にてニコニコ現金払いでラウンジクーポンを受け取り、ラウンジ受付でクーポンを渡すという流れです。
優雅なラウンジで現金を出している姿を見るのはちょっとなので、良いかもしれません。現実的に業務のできるスタッフや端末がラウンジでは対応していないという事なのかもしれません。
ちなみに、3歳未満の幼児は無料とのことです。
注意点
ラウンジが満席の場合、利用できないケースもあり、出発当日、出発空港でのみ払い戻しができるとのことです。
有人カウンターで時間をかけてもらったクーポンを再び、払戻すのちょっと面倒そうであります。
予約受付期間は、航空券購入後~搭乗前日18:00までであり、気分で当日ラウンジに行こうという事はできません。ぷらっとこだまよりも締め切りは早いという事にもなります。
お酒提供に制限がかかっている中、減額対応はしないのか
前述のとおり、有料ラウンジサービスが利用できる、新千歳、羽田、伊丹、福岡、那覇の空港では始発便から11時まで、20時から最終便の間までアルコールの提供がなくなるわけであります。
そうした時間に利用した場合、サービスとしてはレベルが落ちてしまうこととなりますが、3,000円を減額する対応はないか考えてみました。
有料利用者に減額を利用するとなると無料利用者であるプレミアムメンバーやSFC会員に対しても何かしらの対応が必要となってくるため、減額等はないと言えそうです。
そう考えるとプレミアムメンバーは相当サービスが削がれており、その代償としてプレミアムポイントの特別対応があるわけですが、これが今年はないとすると、なかなかサービスの質の落ちたプレミアメンバー向けサービスと言えます。
最後に
有料ラウンジサービスの減額を考えていたら、プレミアムメンバーのサービスがこうした状況で致し方ないとは言え、サービスがかなり落ちたていることを痛感しました。
代償として過去二年は特別対応がありましたが、今年はそれもどうなるかわかりません。
その代わりに、ANAカード利用や品数豊富でもなく、なかなか欲しいというものが出てこないネットショッピングなど無理やり利用させてステイタスを与えるというのは何だろうと落胆さえ感じてしまいました。