
2026年のゴールデンウィーク、もし長めの休暇が取れるなら。今回はポルトガルの古都ポルトから、ギリシャのアテネへと向かうエーゲ航空のビジネスクラスをご紹介します。深夜発の3時間45分。効率的な移動の裏側に、今の日本が見えてきました。
エーゲ航空ビジネスクラス ポルト→アテネ片道
旅程
Flight Information
| Flight | ✈️ A3725 |
|---|---|
| Operated by | Aegean Airlines |
| Aircraft | Airbus A320 |
| Departure | Porto Francisco Sa Carneiro Fri 8 May 2026, 00:35 |
| Arrival | Athens El. Venizelos Fri 8 May 2026, 06:20 |
| Duration | 🕒 3h 45min |
| Meal | Hot meal |
ということで、今回はゴールデンウィークを長めにとった場合に、シルクロードルートのルートには最適な5月8日発であります。深夜のポルポを出発し、飛行時間は4時間もないですが、時差を活用して朝6時に到着します。
ヨーロッパ域内では困ったら、エーゲ航空と言うぐらいにビジネスクラスで安いルートでもあります。シートはエコノミーと同等ではありますが。
今回のフライトルート
- ・区間基本マイル: 1,788
- 合計獲得マイル: 1,788
日本からだと東京から香港ぐらいの距離ですね。最近は香港路線もLCCが多く、エアバスナローボディ機で飛ぶことは多くなっていますが、キャセイパシフィックや日系などの大型機・中型機が多いルートでありますが、ヨーロッパでは、亜幹線とも言えるルートなのでナローボディ機となります。
運賃・予約クラス・プレミアムポイント
運賃・予約クラス・プレミアムポイントは以上のとおりです。
プレミアムポイント単価的に整理すると以下になります。
✈️ ANA修行 PP単価
- 運賃: 37,470円
- 予約クラス: Aクラス 125% + 400PP
- 獲得ポイント: 2,635 PP
- PP単価: 14.22円
国内だと沖縄に行けるような単価でもありますが、日本の方が上がり気味なので、地中海修行と言うのもありかもしれません。時間帯を活用すればホテル代も浮くでしょうし、アテネもポルトも古の都市であるので、見どころは多いのでここの往復だけでも、楽しそうです。

海外発券と為替

ここ20年間の海外発券と為替の関係は、日本人の旅行スタイルと「お得感」の定義を大きく変えてきました。特に、最近の海外の上級クラスの安いルートを円換算で観てしまうと安くないのではないかと感じてしまいます。
黄金期から安定期(2000年代〜2010年代半ば)
2000年代半ばから2012年頃にかけては、1ユーロ=100円〜130円台の時期が多く、海外発券は「知る人ぞ知る裏技」でした。日本発の航空券が高額だった一方、海外発の運賃体系と円高が組み合わさることで、欧州内やアジア内のビジネスクラスを驚くほど安価に利用でき、マイル修行の効率(PP単価)も極めて高い「旅行黄金期」でした。
じわじわ進む円安(2010年代後半〜2020年代初頭)
アベノミクス以降、為替は120円〜140円台へと推移し、海外での支払い総額は上昇し始めました。しかし、まだ「日本国内の運賃上昇」が緩やかだったため、海外発券は依然として有力な選択肢であり続けました。
円安時代は輸出する際に価格競争力があるので、法人としては好業績となり、社員にいくら還元するかでは、良いことにもつながると言えます。
円安に戻る
現在、1ユーロ=180円前後という歴史的な円安により、かつての「安さ」は消失しました。歴史的と言いましたが、その昔は1USD=360円だったので、まだまだ円は高いとも言えますが、
しかし、同時に日本国内の航空券も高騰しているため、相対的な価値は逆転していません。為替損を考慮してもどうなのでしょうか。外国人が訪れ、巨大なスーツケースを持ち歩き、うざいくらいであり、円安の恩恵を受けていない人はそもそも、旅行にも行けなくなり、悪循環とも言えます。
内需も外需も

この四半世紀、日本の家電・情報機器で世界を惹きつけ続けているのは、今やカメラやレンズ、あるいは高級炊飯器といった一部の領域に限定されてしまいました。
その昔、コジマの元旦の特売であった三星や金星の再生専用のビデオデッキが1,000円だったのが懐かしく感じます。その後のコジマと三星や金星の将来を見ると何とも微妙です。
かつて、タイの入国カードで、年収チェック欄に後半にチェックを入れていた日本人の姿も、ここ15年ですっかり様変わりしたようです。株式と為替を抵抗感なく、活用していくような教育でもすれば、もう少し幸福だったのかもしれませんが。
最近のパラドックスで言えば、国政選挙において、ネット活用した政党が躍進していますが、そもそものネットのプラットフォーム自体がおおよそ、アメリカか韓国のものであり、その画面の中で、国粋的に主張しても、その中で流れている広告料(払う方の実額、有権者の時間を奪うロス額)を考えるとどうなのかと思ってしまいます。
いずれにしても、スカッとすることがない日々でもあり、何か前向きなことがあって欲しいものです。
最後に
結局、私たちが熱狂するネットの舞台装置さえ、手のひらの上で外資に握られているのが今の現実です。スカッとするニュースなんて、もう何年も見ていない気がします。けれど、せめて。広大な空を飛ぶルート選びくらいは、誰にも邪魔されない自分の知恵で、少しでも明日を信じられる「前向きな選択」を貫いていたい。そう願わずにはいられません。
いみじくも、ポルトガルは大地震で今となっては、その後の歴史が大きく変わった国でもあり、今回の記事を書いていて、色々と考えてしまいました。